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情緒のシャクナゲ死の呻き

 腸内を暴れまわる悪虫が、自らの頭を相手の尻の穴に突っ込んで、嬌語を並べてお祭り騒ぎ。

 爪に溜まった背中の垢は、黒々とその存在を主張して爪を剥がそうと蠢く。

 時計は見えぬ息吹を音にして、無気力に囁き続けている。

 冷たい床の暴力が、何とも言えぬ苦しみを与える。

 口から溢れ出る胃でミックスされた食べ物がゆっくりと、圧迫感を止めどなく覚えさせた。

 この世は諸行無常。

 視界が揺らぐのを意識して止める事はできず、ただ流されるのみなのだ。

 ああ、しなければよかった。

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