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ーー


理奈)ママー。


母)どうしたの?理奈?


理奈)あのね、あのね、幼稚園で新しい友達ができたの!!


母)そう、よかったわね、理奈


理奈)うん。その子ねとても可愛いの。


母)仲良くしなさいよ


理央)うん!


母)ごほっ、ごほっ


理奈)大丈夫?お母さん?


母)大丈夫よこんなもの。風邪気味だよ?


理奈)じゃあ、あったかくして寝ないとね。


母)そうね。


私は、小さい頃母と二人暮らしだったが、とても、幸せだった。


母)そうそう、明日浩太に会いに行くよ


理奈)浩太君に?やった!!

浩太君は、母の最後の彼氏だ。私のことを、本当の娘の様に可愛がってくれた。






夜中


母)もしもし、浩太?うん、実は... 本当?ありがとう。うん頼んだようん。ありがとう。





翌日


理奈)浩太ー!!


浩太)お、来たか。おいで



理奈)なんかね、ママは昨日から、風邪気味っぽいの。


浩太)そうか残念だな。


母)...


理奈)うん


浩太)理奈、どこ行きたい?


理奈)えーとね、えーと水族館!!


浩太)じゃあ、いくか。


母)《ごめんね、理奈、あなたの悲しむ顔は見たくないの》

母は仲良く手を繋ぐ2人をみてそう思った。


3人で水族館を回った。




母)ちょっとお手洗いに行ってくるわね


浩太)おう。小声で)本当にいいのか?


母)うん。こうするしかないもの。理奈のことよろしくね。


浩太)あぁ。



30分後


理奈)ママ遅いな~


浩太)理奈。実は、ママは仕事が入って帰ってこれなくなったって


理奈)うん...


浩太)ママが帰ってくるまでいい子でいたらご褒美あると思うからママが帰ってきた来るときまで待っていられるよね。


理奈)うん。待ってる。


浩太)いい子だ。帰ろっか。


理奈)うん


浩太)それで、ママが理奈にって


理奈)お人形さんだ!


浩太)良かったね


理奈)うん!


浩太)《この笑顔を守らないと》





そんな浩太の思いもすぐに消えてしまう。


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