表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/15

太陽を突き刺す塔

【リオン視点】






俺は今、指導をしている。


「いいか、流れるように攻撃をするんだ。前の攻撃の力をそのまま次の攻撃に使うんだ。そうすると隙がなくなる。」


「こうか?」


そういって日高は剣を振ってみせる。


こいつはなかなか覚えが良い。教えたことをほとんど吸収してくれる。


「上出来だ。」


「うーん…?なんかこの剣は軽すぎなんだよな。もっとデカイのが欲しいぜ。」


「無いからそれで我慢しろ。それより魔法を教えようか。」


「魔法なんてものがあるのか!」


「ああ。ただし、使えるかどうかは分からないがな」


「楽しみだぜ!」












「…………駄目だ!使えねえ!」


「魔力がゼロとは……異世界人とは不便だな。」


残念ながら日高には魔力がなかった。








「日高さーん!ちょっと頼みたいことがあるんですがー!」



日高がマニに呼ばれた。



「リオン、ちょっと行ってきていいか?」


「かまわない。」


「ありがとう。………なんか用かー?」


「はい!実はですねー、ここの目印を作りたくてですね、そこら辺の大岩を積み上げて『塔』を作って欲しいんですよ!」



「別にいいぜ、ほらよ!」





ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!




そういって日高は大岩を積み重ねていった。









やっぱりこいつのパワーは異常過ぎるぞ。




「ふー。終わったぞ!」


太陽を突き刺す様に、その塔は完成した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ