調整完了
まず、私はこの空間に名前を付けることにした。
「ここは管理室でいいか」
それからこの部屋には何もないので物を置くことにする。机と椅子しか今のレベルでは出せないが、少しは良くなっただろう。
そして、私は椅子に座るってこの世界が崩壊しかけている原因を探る。
「こういうときは、パソコンのほうが楽なのにな～」
するとスマホはパソコンに変わった。神様って便利～。
この世界のアプリを使うと過去の出来事が見えるらしく簡単にまとめると、
前任がパワーバランスを崩したという事だった。
前任はおそらく乙女ゲーと言われる世界を模しているのだろう、しかしそうなると一国にパワーバランスが偏りほころびができ始めこうなったという事だ。
まずは、フェンリルをどうにかしようと思う。
なぜかって？バカ前任は、あっもうバカでいいか。バカは可愛いというだけで大量繁殖させたものの今度は飽きて国外に放ちやがった。
そしたら、ほかの国の食糧事情が困窮し反乱がおきたという事だ。
しかも、神獣とか言われてるくせに、フツーに魔物サイドに落ちてるし。
今じゃ、１００匹もいる。
それじゃあ、消すとしましょうか。え？どうやるかって？
パソコンで全部吸収して力に変えます。そして、新しいちゃんとしたフェンリルを数匹、人里から離れたところに放ちます。そして、余った力は食糧が困窮している地域で奇跡を起こします。
そう、奇跡の力でいつの間にか畑に作物がたくさん生えてたり、食用の動物がいたりするんじゃないですかね？
それと、世界樹を植えます。もちろん馬鹿には見つからない所です。
世界樹はこの世界のバランス調整をしてくれます。
ですが、それと同時に人間からしたらものすごく大きな力を持っています。
なので、空に島を浮かべてそこに植えます。さらに結界を張れば完璧っと。
まだ、小さいから大きな働きは期待できないけれど、長い目で見れば必要になるのは間違いなし！
前に生えていたのは、馬鹿が切り倒しました。しかも、勝手に生えてくると思っていたそうです。
それから、馬鹿のいる国に干渉します。まず、この国自体が魔力を持ちすぎなので、奪い取ります！
国民や家畜、それに物などにも規定量を大幅に過ぎているので奪い取ります。どうやら、王城の地下に魔力を集めている魔道具があるようですね。
もちろん破壊します。
おや？馬鹿が気づいたようですね。何やら騒いでます。周りにはイケメンがたくさんいますね。
どれどれ、音声付きで見てみましょう。
「いやーー！どうして、どうして！神具が割れてるの？」
おやおや、あれ神具だったんですか。大変ですねｗ
「落ち着いて、マコ」
おやおや、イケメンさんがなだめていますね。でも、彼女にしたらそれどころじゃないでしょうねｗ
さて、いまのうちに他のものも見てみますか。
えーと、世界樹で作られた玉座。はい、没収！ほかにも、神具めっちゃあるじゃん！はい全部没収！
それから、イケメンたちが持ってる称号や特殊スキルも下位のに変えて、馬鹿が持っていた、神具もスキルも称号も馬鹿からは全て奪う！
「何これ、なんで、神具が消え、る」
さて、これで馬鹿は大丈夫と。
画面の端に目を向けると通知が来ていた。
何々、レベルアップと新機能のお知らせ。
新機能は、世界をお勧めに調整してくれるそうだ。便利機能来たーー！
さっそく、使おう。ＲＰＧ系に調整してもらうとしよう。ただ、魔王なしのスタイルで！魔王がいると何かと因縁とかあるしね。それから、変化は少しずつで人間以外の種族も増やしたら完了！
さて、どうなるかな。
