表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
何もない私が転生したって  作者: イャハシ
漫才一本目
7/10

三白眼が好きなんです       20

鈴虫がうっさいです。

 ノーラがもの凄く怒れる表情でツッコミを教えてと言っている怒れるというかイカれている表情だ

だがここで挫けたら漫才なんて出来っこないのだ

 

 「ノーラ私が次セリフをいったらツンって手でツッコミをお願い痛いのは嫌よ?」


 「お嬢様ァ?棒とヵじゃなくテいいんデすか」


 ノーラがめちゃくちゃ怖いことを言い出した!カミ◯リさんとかは強いツッコミで笑いを取っていたが私が好きなのはキン◯ゴングだ

強いツッコミはいらいないし棒!?


 「ノーラ手で十分よ棒なんて痛いし」


 「そうデすか?お嬢様は手がお好きナンデスネではセリフをお願いしマす」


 一番初めだし分かりやすい教科書のボケをした方がいいのだろうか、そしたらあれしかないな


 「暑は夏いねぇ……ヒャアン……アなに!?っうやめてノーラ!」


 ノーラの手が私の下腹部に当てられて理解が全く追い付かない?


 「あれぇ?突っ込まれまくっているお嬢様の反応がうぶですねェ」


 「ちがうわよぉ!そんな変な事じゃなくて暑は夏いねぇって言ったら逆だろうがとかナンデヤネン!とか言ってツッコむの!」


 「はい?」


 「お嬢様申し訳ございませんお嬢様は何方かに初めては捧げられましたか?」


 全くもって意味がわからない言葉のキャッチボールが急に噛み合わなくなって恐怖すら覚える。

本当に怖かった良い人だと少し怖いけど好意を持っている人が行為をしようとしてきたのだ


 「なにをいっているのぉ?」


 目に涙を浮かべながらなんとか返せた


 「単刀直入にお聞きしますお嬢様は処女ですか?」


 全くもって意味がわからない11才で卒業しているはずもないし前世をいれてもまだだ

その上会話の流れが全くつかめない本当に怖い!


 「あっ当たり前でしょぉ!」


 その瞬間はっとしたノーラは正座した状態からおでこを地面に強く打ち付けた。

その振動で屋敷すらも揺れた気がする

血に濡れたおでこを上げてツッコミの意味を勘違いしていた事をありとあらゆる手段を使って説明してくる。

 ホントに私が好きな事を怖がらせるつもりなどなかった事を、一生私に触るなと言われれば触らないのでなんとか仕え差せてほしいこと

もう一時間以上説明された気がする

 私が残せる言葉は1つしかない



 「史上最低のアンジャ◯シュ下位互換」


 

 意図せずに1つ誰にも見せられない品性の欠片もない漫才が完成してしまった。

もちろんノーカウントだ

 

モンハンは狩猟笛使いです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ