表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JKclass  作者: 翠川 水月
1/3

非リア充

ある日、一人の男子高校生が居た

非リア充=年齢(フリー)の高校生こと、瓦崎 自由(かわらざき みずよし)(16歳)。谷部市に住んでいて彼女など出来たことが無い、所謂非リア充だ。


現在男子校に入学しているが小中が共学だった為に女子に飢え始めた。登校中や電車の中など。

...リリッ...ピリリッ...ピリリッ...

一定間隔で部屋に鳴り響くアラーム音

どうやら朝が来たようだ。いつも変わらない、またあの1日が。

「......!......zzz..」

頭上のベッド棚に目覚まし時計が置いてある。それを眠りながらも精一杯腕を伸ばして止める。時刻は6:51だ。

[6:53]無音にもなるこの部屋。

[7:03]スヌーズ機能により再び鳴り響くアラーム音。

ビリリリッ...ビリリリッ...ピリリッ

「...ぁ...ふぁあ~」

アラームを止め、大きな欠伸をする。

「ぉはよ~......っと」

独り言のように挨拶を済まし朝ごはんを食べていつも通り登校する。

登校中、すれ違う女子に目を配って高校に向かって行く。今更ながら思う。「()()なら今頃...美少女の同級生や後輩も。だが僕が通っているのは男子校だ...何て運が悪いのだろうか」何て思ってるとそこには女子の姿が。


「おっ、美少女見っけ!」

心の中で視眼の分析が始まる

後ろ姿オッケー、髪型オッケー、スタイルオッケー、ルックスオッケー...残りは顔だが...?すれ違う瞬間に顔を覗き込む。「あぁー......」残念だった。ハズレくじを引いた


こっちの女子はどうだろうか

反対のエスカレーターに目線を変え分析を始める。ルックス、スタイル、髪型、横姿全てオッケー...あとは......顔

「お?これは...」当たりか?当たりかもしれない...あぁでも"詐欺"の可能性も秘めている。この場合は"マスク詐欺"

鼻と口、輪郭部をマスクで覆い、目だけ美少女と言う通り名の輩達。厄介だ。

よくTwettor等で見かけるモザイク手法だ。プリクラの落書きでもそれは存在する


 そもそも" JK "と言うものは、美少女、スタイル抜群、清楚かつ、スッピンでも可愛いと言うのが特徴だ。まさに天使その物だ、それ以外はただの女子高生である。ふと思う「ナンパって犯罪では無いよな?」と再確認してしまう

何故なら、ナンパをする勇気が無いからだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ