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走る方舟の憑依玩霊達(ファントムズ)  作者: 丸ーニィ
第二章一部 憑依バトル編
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四十八話「誰がこんなキ○ガイバトルを!」

ネタまとめるのに時間かかっちゃった


 だが国代表というキワモノ集団はこれだけには止まらない、モニターに写った他のチームの名前にも注目が集まる。

 

 「ギリシャ代表は優勝候補の一角、他にも強豪が出揃った様ね」

 

 ザジは自分達の初戦の相手のチーム名が気になった。

 

 「俺達の初戦の相手イギリス代表″オールパンジャンズ″......これさあ、攻撃したらみんな誘爆しそうなんだけど(呆れ顔)」


 パンジャンドラム……イギリスが第二次世界大戦で作った、ロケット推進の自走車輪自爆兵器で面白珍兵器で有名である。

 

 ユナは他の予選ブロックを確認する。

 

 「何でしょうかね? このドイツ代表″ファントム&パンツァー″」

 

 「俺は突っ込まんぞ」

 

 ザジの呆れ顔が続く。

 

 「そんなこんなところでこんな奴等が居るなんて! 」

 

 愛華が驚愕の言葉を連ねる。

 

 「何処の代表なの? 」

 

 二依子が確認する、すると苦虫でも噛んだ顔になった。

 

 そこにあったチーム名に注目が集まる。

 

 「グンマー代表″グンマー県民、栃木襲来に備える会″......なんて恐ろしい。」

 

 「栃木は一体群馬に何をしたんだよ」

 

 ザジは堪らずツッコミを入れる。

 

 「国代表以外にもキワモノが居る! 」

 

 菊名が指を指す、そこに連ねる名前は全員に変な恐怖感を与える。

 

 「エリア51代表″アポロ計画ファントム会″」

 

 「人工精霊作成チーム″TARUPA″」

 

 ......

 

 

 「ヒエッ......ムー愛読者ですかね(震え声)」

 

 ユナはまぎらわせるツッコミを放つ。

 

 「これってさあ、札が余りの胡散臭さを放ち過ぎて......」

 

 「マジのキワモノが大終結しただけじゃないかな? 」

 

 ザジはこういう時こそ冷静である、流石にねぱたのボケ倒しに毎度、付き合うだけはある。

 

 「他にも国代表とか沢山出てるけど、全部で16チームか」

 

 今夜から予選ブロックを別けて16チームの戦いが始まる模様だ。

 

 生放送の予約配信人数は本戦より多く、予想を超えたマジキチチームバトルは注目が耐えない。

 

 「私たち違う意味で生きて帰れるのかしら? ......ツッコミし過ぎの過労死とか草も生えないわ。」

 

 二依子は見るだけでゲッソリしそうな顔になっている。

 

 

 「二依子、チームの人数は制限があるのか? 」

 

 ザジは基本的なルールが気になった。

 

 「ザジ君みたいな″スカウト″を含めて最大五人まで人員が割り振れるよ」

 

 「けどね......五人が個別にボディを持つとスキル管理者が居なくなる」

 

 「個別だとスキル無しで弱いから菊名と愛華みたいに交代制で戦うの、入れ替わるとボディに蓄積された霊力がそのまま使える訳だからね」

 

 ザジは自分の立ち位置が気になる。

 

 「俺以外の″スカウト″が居るなんて可能性は? 」

 

 ザジのその問いに二依子が答える。

 

 「有り得るわ、亡霊を人工なんちゃらとか言い張って出てきても可笑しくない(マジキチチームを見ながら)」

 

 「″スカウト″と言う枠が強力な切り札で、運営も二人分の枠を制定しているのだからね」

 

 部室での打ち合わせが進む、そうこうしている内に下校時間になってしまう。

 

 「予選は今夜からね、さっきも見たように相手はイギリス代表″オールパンジャンズ″だよ」

 

 「みんな気を抜かないで......」

 

 二依子は全員に気を引き締める様に、言葉に力を込めて言う。

 

 「ポゼ部の力を見せつけよう! 」

 

 「「はいッ!! 」」

 

 こうして部室を後にした。

 

 

 再び二依子の家で私服に着替えて準備を行う、今回の場所は一時的な貸し出しの現場や広場ではない。

 

 運営会社の敷地内でのバトルフィールドで、地下駐車場がリングのようだ。

 

 中継ドローンが飛び、ポゼ部の面々とイギリス代表の中継が始める。

 

 生放送は憑依中毒事件の関係者である、ザジと二依子に注目が集まる。

 

 「相変わらずセンパイの人気は凄いですね、ボディを作らせたら右に出る者は居ない......伝説的憑依ボディ師だけはあるわ」

 

 菊名は二依子にお世辞を語る。

 

 「他の人よりちょっと、早く霊体とボディの関係に長く触れているだけよ......大したことじゃない」

 

 そうこうしているうちに、イギリス代表の面子も揃っている。

 

 「我々のイギリス代表、最高の憑依パンジャンが御相手しよう! 」

 

 ロールケーキみたいな髪型の男達が五人並んでポーズを決めると、憑依状態になり一斉に倒れる。

 

 「憑依芸の上手いこと......」

 

 二依子がちょっとツボに入ったのかクスクス笑ってる。

 

 だがその微笑みはその後、驚きに変わる。

 

 そう......

 

 そこに居たのは憑依された五つのミニサイズのパンジャンドラム、そう五人全員が憑依ボディを持つと言う。

 

 「あれじゃあ、誰もスキルが使えないんじゃ......」

 

 「チャンスね! あれなら簡単に倒せるわ! 」

 

 愛華が首を傾げていた所、菊名が切り込む体制を見せる。

 

 今回のボディは菊名が先に入る彼女達の黄金パターンだ。

 

 「 !! 」

 

 菊名の切り込みよりも早く、ここで先に英国代表が動き出した!

 


 ほとぼしる謎の光! パンジャンが光る! 

 

 

 「レッツゴーパンジャン! 」

 

 イギリス代表達の掛け声と共に、パンジャンドラム同士が電光を放ち......

 

 

 

 合体する!!!

 

 

 三つのパンジャンドラムが合わさる! 片方ずつプレイヤーが憑依を解く!

 

 そのまま上半身になり、左右のパンジャンから腕が飛び出す!

 

 そして残った二つのパンジャンが電光と共に合体!

 

 そして共に両足に変形!

 

 五人の霊力をもちあわせた巨大なボディが、蒸気を吹き出しリフトアップ!

 

 交差した両腕を開くように振り払うと、頭部が飛び出し目が光る!

 

 遂にその姿を現した!!

 

 「「英国合体! 」」

 

 「「ビックパンジャンロボ!! 」」

 

 一つのボディに五倍の霊力!

 

 一人の憑依プレイヤーに四人のスキル管理者、完全にネタに走った最高の構成である!

 

 「凄い! これなら単体でもザジ君を上回る霊力が出せる! 」

 

 二依子が驚愕の一言、突然の裏技に驚きを隠せない。

 

 

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― 新着の感想 ―
敵なのに……どうしよう、英国のオールパンジャンズが楽しくてしかたない(笑) ネタなのに強そうだし、こういうの大好きです( *´艸`)
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