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走る方舟の憑依玩霊達(ファントムズ)  作者: 丸ーニィ
第一章第二部 巨大霊体「根の国」
29/203

二十九話「祝福と変形とノリノリの強さと」

マトリョーシカスキル


ファントムクリエイト、霊糸を使った遠隔操作スキルであり拡張ボディから自動ドローンの制御も可能な拡張スキル


霊力分解、ファントムスラッシュなどのバフエンチャントも無効化出来るが本来は霊糸を切る技でもある。


霊糸拡張、霊体の手が短い分霊糸の器用さがとても強い


コアボディ、霊体の欠損はコアになってるミニボディが壊れる以外発生しない。


霊糸回路、霊糸を自動で動かせる


これ以外にもまだ思考中





キャンパーの屋根では激しい攻防が行われている中、視点が変わり。

 

 レストルームの側の工作室でザジがボディを変える為にコンテナを開けていた。

 

 「ザジ、騎士ロボットのプラモボディは修繕に時間が掛かる、他のボディを使ってくれ! 」

 

 すぐ側でドクが戦闘するためボディを交換した様子。

 

 新たに自前で用意したドクのボディは小さなロボットが頭に変形して車から変形するボディに合体する。

 

 いざとなったら頭のみを分離すると言う、ザジ同様ノーマルボディにあるまじき技術を実践出来る様だ。

 

 「ザジ、俺はカンチョウとユナちゃんの加勢に参戦する、ボディチェンジは自分でやってくれ」

 

 そう言うとドクは車に変形しキャンパー上部に繋がる長い通路。

 

 すなわち四駆的なコースを駆け上がる為に、単3とモーターで走る四駆的なマシンにドッキング、牽引してもらって一気に駆け上がる。

 

 「ギゴゴゴゴ(地声)待っていろ! 二人とも今助けるぞ! 」

 

 そしてドクが発進し、駆け上がるモーター音だけが聞こえていた。

 

 普段引きこもってる分、ドクは戦闘となるとストレス発散の為のガチ装備で挑む。

 

 ザジにはこの状況でもノリノリのドクがなんだか面白かった。

 

 「ムムム! 俺も負けていられないなー、なんか使えるボディ無いかなあ......」

 

 急に精霊が集まり周囲が光り始める。

 

 「ん? 」

 

 レストルームに浮いてる精霊がザジに指示している、このボディが最適であると教えてくれている様だ。

 

 「あれ? このコンテナは? 」

 

 精霊のチョイスが気になりザジはコンテナを開けて競り上がるボディを見る。

 

 そのボディはしっかりとした塗装が施され、パーツ分けによる細分化された装甲が彩りを出すカスタムの激しいプラモデルだ。

 

 「ってこれは! ″アイツ″の作品じゃないか! 」

 

 ザジはそのボディの制作者に面識のある様子で、ちょっと困った顔でそのボディに躊躇している。

 

 「ああああこれは悩むなあ、アイツに借りは作りたくないのに一番強いボディは今現在これだけってのがもどかしい」

 

 しかしそうこう考える内に、キャンパー上部の戦うユナ達の霊声が勢いを増していく!

 

 「くっ仕方ない! 壊したりしないように使うか、正直今は他のボディで参戦するほど迷ってる場合じゃない! 」

 

 

 そう言うと再びガールプラモデルがへたり込み、霊体のザジが例の″作品″に取り憑く!

 

 ボディのクリアパーツが霊力で光りを放つと、周囲の精霊が集まり祝福を施してくれる様に集まった。

 

 「力を貸してくれるのか? 精霊ってここまで意思を示すなんて初めてじゃないか? 」

 

 するとここでとんでもない奇跡が起こる!

 

 「!!? 」

 

 先ほどまでザジが入っていたガールプラモデルが立ち上がる!

 

 「ええ! 誰も入ってないのに! 何で? 」

 

 「......」

 

 誰も入ってないはずのガールプラモデルはザジの入った作品のボディに手を触れる。

 

 

 「まさか?! このキャンパーの擬似的なつくも神が......」

 

 対面したガールプラモデルは表情など無いはずなのに…

 

 霊体の錯覚的にザジに微笑みかけたのである!

 

 「!! 」

 

 ザジの中に精霊の祝福が再び光り、収束するとザジの″作品″のボディに入り込み消える、そして再び落ち着いたのか…

 

 無人のガールプラモデルは膝から崩れ、倒れた。

 

 「意思持って目覚めたのか? このキャンパーが? ......」

 

 ザジは暫く茫然としていた。

 

 だが突然、キャンパー上層部から衝撃音が木霊する!

 

 「って! こうしてる場合じゃない! 」

 

 ザジは慌てて武装を手に付けて上階に上がるエレベーターに駆け込んだ。

 

 「折角精霊に期待されてるんだ、あのデカイ霊体を一発ギャフンって言わせてやる! 」

 

 中央エレベーターとは違う、直接屋根に上がれる武装運搬用エレベーターに乗り込んでザジが上階に出撃した。

 

 

 

 視点は変わり再びキャンパーの屋根に切り替わる。

 

 

 「「ハイ! スピリット! パイルドライバー! 」」

 

 ユナが堕ちた埴輪を熊手で掴むとファントムもといスピリットブースターでジャンプ!。

 

 更にスピリットジェットを派手に吹かして頭から埴輪を落として脳天をかち割った!

 

 「ユナ君のボディはヌイグルミだからね、物理衝撃には強いよね」

 

 カンチョウの目に移るのは霊力に目覚めたユナが、乙女を見失う投げキャラに成り変わっていた姿である!

 

 そして謎のプロレス技を繰り出し埴輪達を圧倒している!!

 

 だが掴める相手は一体のみ、カンチョウも組み付かれたままであり。

 

 ユナにも多数の埴輪が立ちはだかる!

 

 「くっ......! 」

 

 ユナのボディは単純に刺突武器に弱い、囲まれるとガード出来てもいずれは串刺しなのだ。

 

 「ユナちゃん! 下がれ! 」

 

 下の方から声がすると突然キャンパー屋根の一部が下がり、スローブへと繋がる!

 

 激しいモーター音が響くと、ユナの前方の埴輪を四駆的なトイが轢き倒す!

 

 「ギゴゴゴゴ(地声)」

 

 擬音と共に現れたのはドクだ!

 

 彼はジャンプしたのち、空中で変形し大口径ファントムニードル弾が撃てる「ファントムショット」を乱射して埴輪に襲いかかる!


 「陶器の屑め! 選んだ相手が悪かったな! 」

 

 ドクが埴輪の壊れた顔面にブレードを捩じ込み、霊力で震動させて内部から砕く!

 

 「陶器ゴミにしてやる! 」

 

 徹底的に元から壊れてる顔面部分からボディを破壊して、ドクが光悦の表情で暴言を吐き捨てる。

 

 「いやあドク、ノリノリだねえ」

 

 困った顔のカンチョウが苦笑い。

 

 「オノレ! 弓兵ヨ、射レ! 射殺セ! 」

 

 すると今度は巨大霊体の顔から、ザジ達を苦しめた鏃の雨がマシンガンの如く乱射された!!

 

 キャンパーの屋根に激しく制射され、ユナ達が屋根のパーツ郡を盾にせざる終えない状態になる。

 

 「先程の鏃の雨に比べたら範囲も狭い! 大したこと無いぞ! 」

 

 ここでカンチョウが冷静に分析する。

 

 事実巨大霊体の顔からでは限定されて攻撃が上手く出来ないようだ!

 

 「出アエ! 討チ取レ! 」

 

 入り口が狭いのは埴輪の増援にも響いている様子で、制射と召喚が同時にできないのがもどかしい様子なのである。

 

 そしてキャンパーのエレベーターから誰かが上がるのか、駆動音が聞こえてくる!

感想があって嬉しい。

ペースが保てるといいんだけどね

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