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ままごとは、家の鏡


 子供のままごとほど恐ろしい物はない。

 いつも大人しい日向真子ちゃんがママの役で、島袋優人君がパパの役のようだ。どんな風になるんだろうってワクワクしながら見ていたら、すごいです。真子ちゃんは仕事から帰って来た優人君にご飯を作らせて、自分はナニモするわけでもなく寝転んでいました。

あれして、これしてと寝転んだまま足で指図する真子ちゃん。それって……ちょっと凄いよね…。それを見た椿と真衣は「あんなにお上品で大人しいお母さんなのに、家ではああしてるんだ…」とちょっとびっくりです。


 次はパパ役とママ役が入れ替わって遊び始めました。ママ役の優人君は何をするにも腰に手を当て、パパ役の真子ちゃんにただいまって言ったら、物をその辺に置いて行くように言ってます。それをママ役の優人くんが「はぁ」とため息まじりに「全くもうしょうがないんだから」って一つ一つ拾ってく動作を繰り返してる。しかも、芸が細かい!疲労度に「ほんとうに◯◯さんったら、くつしたまでこんなところにぬぎっぱなしにして…あら、こっちにはしゃつ?」二三歩歩いては、拾い上げる真似をしてその度に、おほほ眼鏡の蔓を上げる仕草をしている。「またのんできたの? ほんとうにそんなになるんだったら、のまなきゃいいのに…はやくしてくださいよ」


おいおい……ってことを子供達は正直におままごとを通してその家庭を演じている。

お母様達、子供達の前ではにこやかに、下手な事は言わない方がいいですよ。



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