【プロットタイプ】ボロボロになる価値は?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
馬鹿みたいだよなぁ。向いてないのに必死になって。
向いてないから必死になるのか。
考える事は、そもそも好き。何もやる事がない時は、何時も『もしも』について考えている。だから考えるゲームに手を出す事もままぁあるが、過集中による反動でボロボロになるので、泣く泣く手を離す事もしばしばある。噛み合いが取れない。それこそが私である。複雑である。
同居人の鏡花は明るく奔放、次の瞬間には何し出すか分からない女であるが、其れは彼奴が持つ特有の気質によるものである。しかしその気質に反し、意外と真面目で一途なところがある。
例えば仕事、例えば工業系ゲーム。これらに近い物は、最初は覚える事が多く、苦渋を舐める事が多いが、慣れて来たら進行が捗る物のの一例である。であるからこそ、ある意味で噛み合いが取れないのも知れない。
今日も仕事終わりに、せかせかとチュートリアルに没頭するも、数時間掛けても回答が出ず、いじけてそっぽを向いていた。疲れ果ててしまったのか、床に丸まって寝そべり、ピクリとも動かない。
「此処で寝るな」
布団で寝ろ。お前が必死になった反動で、疲れ果ててしまうのは知っているが。
するところりと此方を向き直り、いじけた様な、ぶすくれた様子で、淡々とこう言った。
「アンストしたから」
会話になっていない。どうやら会話の進行がままならない程に疲弊してしまった様だ。少し心配になり、髪の隙間に指を入れて、軽く掻き回す。
「もうやらない。やりたくない。あの問題を解決するのに、ネットで調べた。動画も見た。SNSも活用した。チャットAIにも聞いた。
けどもチュートリアルだから何も回答が出て来ない。チュートリアルは結果だけ乗せてあるだけ。過程の説明が一切ない。
今やってる仕事みたい。難しいから夢中になって、でも解けなくて、だからこそAIや君に八つ当たりする。まともな答えが出させないのがその後遺症。
そうして疲れ果てて、結局残ったのはボロボロの私。でも解決出来ないのはモヤモヤするから手に取ってしまう。そうしてまた同じ事の繰り返し」
そういうとのっそりと起き上がると、おずおずと身を寄せて来た。
「馬鹿みたいだよね。向いてないって分かってる癖に、ボロボロになってまでやる必要ないのに、手を付けちゃうんだ」
奔放なのは、新しいもの好きなのは、理解が及んでしまったから。けれども、そうじゃないなら割と一途に、向かい合おうとしてくる。そんな所が人間らしさを感じて見てしまうのかも知れない。
「うぅ……」
「もう寝ろ。もう良いだろ。明日またインストするもよし、そのまま離れるもよし。今は何も考えるな」
工業系ゲーム、好きっちゃ好きだけど、嫌いっちゃ嫌い。
考える事は好きだから、解けない問題があると延々と考えてしまう。
でも夢中になった後の反動って計り知れなくて、言葉さえ話せない程疲弊しちゃうんだよね。
ゲームフロー状態による、デジタル疲労。
そうまでしてやる必要あるの?
もっと別の趣味、君はあるでしょ?
家帰ってからだと、工業系以外のゲームとか、読書とか、コスメのリサーチとか、コンビニの新商品頭に入れるとか、所謂動画閲覧ね。あと執筆とか。
とは別の私の問いかけ。
でも未完成な事が頭に浮かぶと、離れられないんだよね。
向いてないのに好きなのが、一番苦しいよね。
仕事が素敵なのは《強制》だから。
どれだけ嫌でも、『嫌なら此処から去れ』もしくは『デッドorダイ(生死問わず)』。
だから『やる』という道筋しかない。
その分、初めてでも苦労しないように、ソフトは扱いやすくしてあるし、説明はすぐに出てくるし、設備は整ってる。
仕事で工業系ゲームやりたいよー……。




