ふろく1
「なあ執事、最近マリクが怖い本があるといっておるが
誰が選んだ本なんだ?」
「私ではないことは確かですね、本の選別は主に奥様や旦那様ですし
あとは殿下方が欲しいと思われる本、必要と思われる本ですからね」
「ふむ、侍女長とかはどうだ?」
「彼女はあまり読書は好きではないようなので
選別に加わることはないですね」
「ん~読書は悪いことではないのだが
読んでる内容は教育上良いのか悪いのか難しいのが多い気がするんだよな」
「そうですね、なぜか【王子】の扱いがひどい」
「うちの王子たちは違うよな?」
「長兄殿は危なかったですね・・・」
「あれか、あれは手遅れでなくてなによりだったよ
おかげで少し人を疑う事も覚えたようだしな」
「大けがにならず良かったです
で、本の出どころですが探ってみますか?」
「うむ侍女長に確認してみてくれ」
「畏まりました。」
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「マリー少しよろしいですか?」
「ジョゼフ?いいわよ、なにかあったの?」
「いやな、マリク様が最近読んでらっしゃる本なんだが
誰が図書室に置いたのか把握しているかい?」
「ああ、あれは使用人たちが回し読みするのに
図書室に置いているみたいよ」
「なんとそうだったのか。あまり殿下達の目に留まるのもどうかと思うから
違う場所に移してはどうだ?休憩室とかなら問題ないだろう?」
「それがね、男性たちも読むらしいから休憩室では無理なのよ
だってあそこは異性立ち入り禁止でしょ?」
「彼らも読むのか⁉需要のある本なのか」
「そうね、勉強になるとか言ってたわよ」
「勉強・・・教本扱いなのか」
「ふふ、今度読んでみるといいわよ」
「気が向いたらな。。しかし困ったなどこかよい場所はないだろうか」
「そうね・・・使用人用の食堂でもよいのでは?あそこなら食器棚風にしておけば
殿下達も気づかないのではない?」
「食堂か、それもありだな。
ではさっそく図書室から移動させよう
みんなには、移動させたことを殿下には言わぬよう伝えておいてくれ」
「わかったわ」
「ああ、でも殿下が見つけてしまった場合は責任もてませんからね?」
「それは、また別の場所を探すしかないな」
宝さがしをする気分で楽しみそうだけどね、ふふ
読んでくださりありがとうございます
次の怖いが思いつかず
先に進めずにおりますので
いったん完とさせていただきます




