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四十一から四十五
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戻る胸 遺恨築くな 繩手見て 戦慄く頭巾 恋眠るとも
もどるむね いこんきずくな なわてみ(て わななくずきん こいねむるとも)
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鳴神の 意思のみ聞きし 問い掛けか 愛しき君の 椎の実借るな
なるかみの いしのみききし といかけ(か いとしききみの しいのみかるな)
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枯れた身の 不意に仕事も 名無三さ 胸元越しに イブの乱れか
かれたみの ふいにしごとも なむさん(さ むなもとごしに いぶのみだれか)
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香る草 緑芝押し 兆し阻止 詐欺師伯母知り 富探る丘
かおるくさ みどりしばおし きざしそ(し さぎしおばしり とみさぐるおか)
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香る草 緑芝越え 秘奥乞う 怯え小走り 富探る丘
かおるくさ みどりしばこえ ひおうこ(う おびえこばしり とみさぐるおか)




