四十六から五十
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昨日立つ 玉散る波の 百年と 桃の実成る地 また伝ふ野木
きのふたつ たまちるなみの ももとせ(と もものみなるち またつたふのき)
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敵も退く 不可能速度 快感か 以下独走の 傾く友来て
てきもどく ふかのうそくど かいかん(か いかどくそうの かぶくともきて)
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不美人が 威圧三昧 凶会日に エグい万札 愛玩し被布
ふびじんが いあつざんまい くえにち(に えぐいまんさつ あいがんしひふ)
※ 凶会日(くえにち/くゑにち) 陰陽道において万事に凶とされる、極めて悪い日のこと。
ひ‐ふ【被風/被布/披風】 着物の上に着る、羽織に似た外衣。襟もとを四角にあけ、胸のところで左右を深く合わせて組紐でとめる。江戸時代は茶人・俳人などが着たが、明治時代以後は変形して主に女性の和装用コートとなった。袖無しにして女児の祝い着などにも用いられる。
※ 秘部
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薫る実と 浮き根の床に 冬一日 夕に琴の音 旧都見る丘
かをるみと うきねのとこに ふゆひと(ひ ゆふにことのね きうとみるをか)
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信濃なる 千曲の川の マジカルか 島の墓の魔 朽ちる名のなし
しなのなる ちくまのかはの まじかる(か しまのはかのま くちるなのなし)
信濃なる 千曲の川の マジカルか 島の和歌の間 朽ちる名のなし
しなのなる ちくまのかわの まじかる(か しまのわかのま くちるなのなし)




