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四十六から五十

挿絵(By みてみん)


46

 昨日立つ 玉散る波の 百年と 桃の実成る地 また伝ふ野木

 きのふたつ たまちるなみの ももとせ(と もものみなるち またつたふのき)


挿絵(By みてみん)


47

 敵も退く 不可能速度 快感か 以下独走の 傾く友来て

 てきもどく ふかのうそくど かいかん(か いかどくそうの かぶくともきて)


挿絵(By みてみん)


48

 不美人が 威圧三昧 凶会日に エグい万札 愛玩し被布

 ふびじんが いあつざんまい くえにち(に えぐいまんさつ あいがんしひふ)


  ※ 凶会日(くえにち/くゑにち) 陰陽道おんようどうにおいて万事に凶とされる、極めて悪い日のこと。

    ひ‐ふ【被風/被布/披風】 着物の上に着る、羽織に似た外衣。襟もとを四角にあけ、胸のところで左右を深く合わせて組紐(くみひも)でとめる。江戸時代は茶人・俳人などが着たが、明治時代以後は変形して主に女性の和装用コートとなった。袖無しにして女児の祝い着などにも用いられる。

  ※ 秘部ひぶ


挿絵(By みてみん)


49

 薫る実と 浮き根の床に 冬一日 夕に琴の音 旧都見る丘

 かをるみと うきねのとこに ふゆひと(ひ ゆふにことのね きうとみるをか)


挿絵(By みてみん)


50(550)

 信濃なる 千曲の川の マジカルか 島の墓の魔 朽ちる名のなし

 しなのなる ちくまのかはの まじかる(か しまのはかのま くちるなのなし)


  信濃なる 千曲の川の マジカルか 島の和歌の間 朽ちる名のなし

  しなのなる ちくまのかわの まじかる(か しまのわかのま くちるなのなし)


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