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水属性の魔法使い  作者: 久宝 忠
追加部 涼とアベルの帰路
744/930

番外 ポストカード用SS(ボツ版)『赤と白の芸術』

ポストカード用SSとして書かれたものなので、短いです……。

「知っていますかアベル、人は肉に生き、肉に死すのです」

「うん、知らん」

涼は熱っぽく語り、アベルは軽く受け流す。

二人は今、山越えに向かおうとしている。その前に、携帯食料として肉を調達していた。二人の鞄は干し肉でいっぱいになっており、入りきらない肉をそれぞれ手に持っている。

「『肉とは芸術である。赤と白の芸術である』……素晴らしい言葉だと思いませんか?」

「赤と白って何だ?」

「赤身とサシです。赤身だけでも肉! という感じがしますけど、二つのバランスが完璧だと、それは芸術になるのです」

「そうか、それは知らなかった。その言葉も知らなかったがな」

「ぜひ、覚えておいてください。美食家の人に言えば、アベルを見る目が変わるはずです」

「ふむ。ちなみに、それは誰か有名な人物が言った言葉なのか?」

「今、僕が考えた言葉ですよ?」

「おい……」

お肉は美味しいものである。

美味しいものは正義である。

よって、お肉は正義なのである。証明終了。


ほんっとうに、短くてすいません。


実は2024年1月15日に、

『水属性の魔法使い 第二部 西方諸国編Ⅱ』

『水属性の魔法使い@COMICS4』

『水属性の魔法使い ジュニア文庫 第一部 中央諸国編Ⅱ』

という、三種類が同時発売されます!(本日発表)


特設ページ

https://www.tobooks.jp/mizuzokusei/index.html


TOブックスオンラインで単行本とコミックスを同時購入した場合の付録として、ポストカードがついてきます。

そこに400字前後のSSが載っております。

そのボツとなったやつが、今日投稿されたやつなのです。

(天野先生の絵とSS①、墨天業先生の絵とSS②、という二枚がついてきます)


もちろん担当編集さんが「ボツ」と言ったわけではなく……

筆者が担当さんからのメールをちゃんと読んでいなかったために書かれたSSです。

陽の目を見ずにPCの中に眠らせるのも可哀そうに思って、今回投稿しました。

(22時に、もう一本投稿します)


さて、上述した通り1月15日(単行本もいつもの20日でなく、15日です!)

いろいろ書籍が発売されます。

特に単行本は三カ月で出版されるので、今回はあまりお待たせしなかったかなと思います。


これに合わせて、【なろう版】も投稿があります。

2024年1月10日~16日、七夜連続投稿予定です!

ついに中央諸国に戻ってきた涼とアベル……いったいどうなるのか。


楽しみにお待ちください!

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『水属性の魔法使い』第三部 第4巻表紙  2025年12月15日(月)発売! html>
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