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水属性の魔法使い  作者: 久宝 忠
第二部 最終章 魔人大戦
475/930

番外 <<幕間>> 「つぎラノ」総合10位記念 教皇選挙

大人の事情で22時投稿と思ったのですが、

生放送が終了したみたいですので21時投稿です(以下が大人の事情)


本日2月18日、KADOKAWAのキミラノ主催による

「次にくるライトノベル大賞2021」が発表され、

『水属性の魔法使い』は総合10位に入りました!


ありがとうございます!

西方諸国使節団の連合宿舎。

先王ロベルト・ピルロ団長と、護衛隊長グロウンが話している。


「教皇選挙は明日からであったか?」

「はい。全ての枢機卿と大司教が、静寂の棟とかいうところに隔離され、投票によって教皇を選出するのだそうです。選ばれるのは枢機卿の中からですが、投票権は大司教も持っており、全体で過半数の票を得た枢機卿が、次の教皇になるとか。ですが、長い場合は一カ月もかかるそうです」

「確か、前回の選挙も三週間以上かかったのであろう? 中には、わしのような年寄りもおるじゃろうに……大変じゃな」


ロベルト・ピルロは苦笑しながら言う。

グロウンは何とも言えないために、無言のまま首を振っている。


「使節団団長にしろ教皇にしろ、人を選ぶというのは難しいのぉ」




翌日。

教皇庁にある静寂の棟に、全ての枢機卿と大司教が集まった。

教皇選挙によって、第百一代目の教皇を選ぶためだ。


本来、十二人の枢機卿、二十四人の大司教が集う。

しかし、枢機卿ですら、すでに二人欠けている。


カミロ枢機卿は、教皇の首を斧で斬り落とし、聖職者としての地位を追われた。

サカリアス枢機卿は、人ならざる者になりはてた末に、中央諸国の冒険者に討ち取られた。


そのため、この場にいる枢機卿は十人。

その中でも、三人の枢機卿が有力であることは、衆目の一致するところである。


本命はオスキャル枢機卿、対抗がアドルフィト枢機卿、もしかしたらあるかもしれないのがグラハム枢機卿。


この三人だ。



教皇就任式での活躍からは、グラハム枢機卿の評判が圧倒的に高い。

これは大司教だけではなく、一般聖職者たちからもそうだ。


だが、さすがに若すぎる。

グラハムの四十三歳という年齢は、大司教たちの平均年齢五十歳よりも、はるかに若い……。



その大司教たちは、本来二十四人であるが、三人の欠員が出ていた。


残りの二十一人の大司教の中の、最年長であるボードレー大司教が司会となって、教皇選挙を進めていくことになる。


方法は単純だ。


司会であるボードレー大司教以外の三十人が、無記名で教皇にふさわしい枢機卿の名前を書き、投票箱に入れる。

枢機卿も大司教も、同じ一票。


そして、過半数を獲得した枢機卿が、第百一代目教皇となる。


誰も過半数を獲得できなかった場合は、投票がやり直される。

誰かが過半数を獲得するまで。

その場合の投票は、午前に一回、午後に一回。


投票以外の時間は、それぞれで集まって議論するなりして……票を奪い合う……もとい、賛同者を増やしていく時間となる。



第一回目の投票結果が、司会のボードレー大司教より読み上げられた。


「オスキャル枢機卿十二票、アドルフィト枢機卿十一票、グラハム枢機卿五票、白票二票。過半数を獲得した方はおられませんでした」


ほんの少しだけざわめく。


ここに集う前から、枢機卿も大司教も、自分の中で票読みをしてきている。

そしてほとんどの者が、最初から過半数を得る枢機卿はいないだろうと認識していた。


そして、予想通りに決まらず。

しかも、本命オスキャル枢機卿と、対抗アドルフィト枢機卿がほぼ同数というのも、大方の想像通り。


こうなると、オスキャル枢機卿側もアドルフィト枢機卿側も、まずやることは同じだ。


白票二票の、自陣営への取り込み。

それと、グラハム陣営五票を切り崩しての、自陣営への取り込み。


もちろん、無記名であるため、誰がどの陣営なのかは公にはなっていない。

だが、想像はつく。


自陣営が誰なのかは、確実に分かる。

対抗陣営が誰なのかも、これまでの教皇庁内での動きから、だいたい分かる。

つまり、それ以外が、白票とグラハム陣営だ。



その際、トップはどう動くのか。

つまり、オスキャル枢機卿とアドルフィト枢機卿は、どう動くか。



積極的に動いたのは、アドルフィト枢機卿であった。

一人座り、白湯を飲むグラハムに近付いていく。


「グラハム猊下、ちょっとよろしいですかな」

「アドルフィト猊下、どうかなさいましたか」

この期に及んで「どうかなさいましたか」はないであろう……周りで聞き耳を立てていた者たちは、そう思ったに違いない。


アドルフィトは、一気に本丸に絡んだのだ。

グラハム枢機卿が、アドルフィト枢機卿陣営につくと言えば、一気に五票入る。

合計十六票となり、過半数を獲得し教皇に選出される。


アドルフィトの狙いは、それであった。



「午後の投票で、ぜひ私に投票していただきたい」

アドルフィトは、正面からはっきりそう言った。


その言葉を聞いて、少しだけ驚いた表情になるグラハム。

それは、半分は演技だが、半分は本心でもあった。



かつてグラハムが涼に説明した通り、アドルフィト枢機卿は、教会において最も裏工作に秀でた人物だ。

涼を監視していたこともある通り、諜報活動も得意としている。


そんな人物が、策を弄すことなく、正面から斬り込んできたために驚いたのだ。

むしろそれは、公明正大をもってなる本命のオスキャル枢機卿こそが、得意としている方法……。


「さて……それは困りました。私を推してくださる方々もいるようですので、その方々の期待を裏切ることになりますから」

「こう言ってはなんですが、猊下の票は五票です。それでは勝負になりますまい。少しでもその票を生かすべきではありませんか?」

「つまり、アドルフィト猊下に投票すれば、教皇就任後、我々を悪いようにはしないと?」

「それは、神の御心のままに……」



決定的な言質は与えず、はぐらかすアドルフィト。

想定通りの答えに、心の中で笑うグラハム。



「ですがそれは、アドルフィト猊下ではなく、オスキャル猊下側についても、変わらないのではありませんか?」

「オスキャル猊下は、清い水しか飲まれません」

グラハムの問いに、表情を変えずにアドルフィトははっきりと言い切る。


つまり、オスキャルは、票を入れてくれたからといって、それを恩に感じたりはしないし、教皇就任後に美味しい思いをさせてくれたりしないぞと。



おそらくその通りだろうとグラハムも思う。



オスキャル枢機卿は公明正大。

それを否定する者はいない。


問題は、あらゆる意味で巨大な、西方教会の舵取りとして、公明正大な人物で大丈夫なのかということだ。


一般の信徒や聖職者たちであれば、問題ないと答えるであろう。

だが、司祭から司教あるいは修道院長、さらに大司教と地位が上がるにしたがって、世界が単純ではない事を嫌でも思い知らされる、経験させられる。



理想と現実の狭間。


それは、神と人間の狭間なのかもしれない。

まさに、聖職者の立ち位置。


「アドルフィト猊下、しばらく考えさせてください」

グラハムはそう言うと、アドルフィトの元を離れた。



午後、投票が行われ、結果が司会のボードレー大司教より読み上げられた。

「オスキャル枢機卿十二票、アドルフィト枢機卿十三票、グラハム枢機卿五票。過半数を獲得した方はございませんでした」


午前の白票二票を、アドルフィト陣営は取り込む事に成功したのだ。



グラハムの元に、最も信頼する大司教が近づいてきた。

「猊下、いかがなさいますか」

そう問うたのは、ステファニア大司教。


枢機卿、大司教の中で、唯一の女性。

そして、異端審問庁長官でもある。

当然、ステファニアは、グラハム陣営の一人だ。


「もう少し様子を見たい。何か、違和感を感じるんだ」

「違和感、ですか?」

「ああ。何だろう……この静寂の棟に原因があるのかもしれない。何かが変……。そうそう、だから夜は、五人で過ごそう。選挙中は棟の外には出られないし、各々話し合いを行うだろうが……夜だけは、同じ部屋で過ごした方がいい気がする」

「……それは暗殺の類への警戒ですね?」

ステファニアの目が光った。



教皇選挙においては、西方教会全ての枢機卿と大司教が、この静寂の棟に会す。

つまり、西方教会の中枢全てがここに集まるのだ。


もし、教会に多大なダメージを与えたいと思えば、この時期にここを叩くのが一番確実……。


公にはなっていないが、教皇選挙中に、この静寂の棟内で暗殺された枢機卿や大司教はいる。

記録では病死または事故死となっているが……。

それらが、外部勢力の手によるものか、あるいは対立候補の手によるものかは誰も知らない。



「私が教会を潰そうと思えば、この選挙中に、静寂の棟の中にゴーレムを放つね」

「ゴーレム……」

「多分、『ホーリーナイツ』一体でも、ほとんどの枢機卿と大司教を殺しつくすだろう?」

ホーリーナイツとは、西方教会が抱える戦闘用ゴーレムだ。

一体で、B級冒険者五人並みの力があると言われている。


枢機卿や大司教のほとんどは、荒事には慣れていない……。



静寂の棟は、石造り三階建ての建物で、百を超える小部屋、十の中部屋、二つの大部屋がある。


小部屋は、四畳半ほどの本当に小さな部屋だ。

普段は、聖職者たちが静けさを求めて、ここに一人で籠もって瞑想する。

そのために、静寂の棟の名がある。

この選挙中は、それぞれの部屋を使って、適時話し合いが行われる……引き抜き、勧誘という名の話し合い……の場合もある。


中部屋は、学校の教室ほどの広さといえばいいだろうか。

グラハムが夜を過ごそうと提案したのは、この中部屋の一つだ。


最後の大部屋は、この教皇選挙中、一つは食堂として使われる。

残りの一つに、投票が行われるために枢機卿と大司教が集まる。




夕食を終え、各陣営で集まり話し合っている。

明日以降の動きを決めているのだ。


この選挙中、それぞれに決まった部屋というものはない。

静寂の棟の好きな場所で、好きなように過ごしてよい。

旗幟を鮮明にした者の中には、残りの時間を瞑想に費やす者もいるらしい……。



グラハム陣営は、グラハム枢機卿、ステファニア大司教、シュロッター大司教、バルタサール大司教、グーン大司教の五人からなる。


五人は、寝具を持って中部屋の一つに集まっていた。

寝具といっても、教会が準備した毛布一枚と枕一個だけだが。



シュロッター大司教は、ステファニア同様、大司教たちの中では最も若い。

グラハムが大司教から枢機卿に上がった際に、空いた大司教の席に座ったのが、このシュロッターだ。

そのため、大司教になってまだ一年経っていない。

もちろん、一年だろうが十年だろうが、大司教である以上、一票を持っている。


「どこまでも猊下についていきます」

憧れの混じるその熱を帯びた視線は、グラハムをしっかりと捉えている。

ヴァンパイアハンターであり、異端審問庁長官であったグラハムは、若い聖職者たちから熱狂的な支持を受ける場合があるのだ。



バルタザール大司教は、ほとんど話さない。

無言の誓いでもたてているかの如く。

だがグラハムは、その忠誠を疑わない。


バルタザールは、グラハムが異端審問庁長官であった頃の、直属の部下の一人であり、ステファニアと共に死線を潜り抜けてきた戦友でもある。

権謀術数渦巻く教会において、安心して背中を預ける事ができる、数少ない高位聖職者の一人なのだ。

だから、バルタザールがただ頷くだけで、グラハムには十分だ。



最後のグーン大司教は、とても特殊だ。

まず、グラハムを裏切ることは絶対にない。

だがそれは、シュロッターのように熱い想いからではない。

あるいは、バルタザールのように戦友だからではない。


彼は、グラハムの『煙』によって心も体も、完全に支配されているからだ。


もちろん、傍から見れば支配される前と変わらない。

言動は落ち着き、柔らかくはなったが、第三者が話しても違和感は感じないはずだ。


ある意味、そこがグラハムの恐ろしいところなのかもしれないが。



元々、先代教皇を公衆の面前で刺したのが、このグーンだ。

もちろんそれはグラハムの支配の下。

だが、公には、直接上司だったカミロ枢機卿に脅されて、ということになっている。


カミロ枢機卿に全ての罪を着せることによって、グーンは無罪放免となった。

もちろんそれは、功績から巨大な発言権を持つことができたグラハムの、全面的な支持と自分が責任を持つと宣言したからでもある。



せっかくの手駒を捨てるのはもったいない……。



深夜。

部屋の扉が音もなく開いた時、五人は、部屋の中央付近で雑魚寝のように寝ていた。


男が、部屋に一歩足を踏み入れた瞬間……。


カキンカキンッ。


いつの間にか起きたステファニアの手から飛んだ二本のナイフを、男が弾く。

弾きながら男は前進し、片膝立ちになっているグラハムに襲いかかった。


抜剣一閃。


グラハムが杖に仕込んだ剣を一閃させる。


斬り飛ぶ男の右腕。

だが、斬り飛ばされた右腕を左腕ですぐに掴み、男は切断された箇所にくっつける。


ほどなくして右腕は繋がった。


「ヴァンパイア?」

そう呟いたのはステファニアだ。

だが、確証が持てないのか疑問形になっている。



「全員、攻撃せず身を守れ。私がやる」

明確な指示を出すグラハム。

四人は頷いた。


男は、赤く光る眼でグラハムだけを見ている。

他の四人は、眼中にないようだ。


「狙いが私だというなら、都合がいいな」

グラハムは、むしろ笑いながら言う。


それが合図となったのか、男が一気に飛び込んだ。


その踏み込みの速さは尋常ではない。

さらに、剣速も異常だ。


打ち下ろし、横薙ぎ、逆袈裟に斬り上げて、再びの打ち下ろし……。

その連撃の速度は、とても人間業ではない。



だが……。



「凄い……」

思わずそう呟いたのは、若いシュロッター大司教。


感嘆は男に対してではない。

その尋常ならざる攻撃を、すべてしのぐグラハムに対してだ。


それも、明らかに余裕をもってしのいでいる。

まるで、相手の力を測っているかのように。


「だいたい分かった」

グラハムのその呟きが聞こえた者がいただろうか。


「確かに力は強いが……技は未熟!」

その瞬間、再び、男の右腕が斬り飛ばされた。

すぐに、それを左手で掴む男。

だが、次の瞬間、左腕も斬り飛ぶ。

さらに首も斬り飛ばされ……間髪を容れずに、仕込み剣が心臓を貫いた。



聖別された武器で、首を斬り、心臓を貫く。



ヴァンパイアに対するとどめの刺し方だ。


とはいえ、実はグラハム自身も、目の前の男がヴァンパイアであることには確信が持てていない。


「ヴァンパイアと言うには、いろいろ奇妙な部分がある」

「猊下?」

グラハムの呟きが聞こえたのだろう。

ステファニアが問いかける。


「いや、ヴァンパイアに近いのは確かだが……進化種? そんなもの聞いたことがないが。ヴァンパイアの体は、異常に安定している。それはある意味、極めて進化しにくい生物ということだ」

グラハムがさらに思考を重ねる。


「そもそも今の奴、斬り飛ばされた腕を、反対の腕で掴んでいたが……ヴァンパイアは、斬り飛ばされた腕が自分で戻ってきて再接合される」

「ああ、言われてみれば確かに」

「それにヴァンパイアは、力は強いが、それ以上に技が凄い。人に比べて、長い時間を生きるため、技を磨く時間が嫌というほどあるからな。だが、今の男は未熟だった」

「なるほど」


グラハムの考察に、ステファニアが頷いた。



グラハムは、ヴァンパイア学の博士号を持っている。

教会で、その名で呼ばれることはないが、教会付属大学などではドクター・グラハムと呼ばれている。


その知見から、目の前の男に関して分析するのだが……。

「分からんな、情報が足りなすぎる」



その時。


「ぎゃあああああああああ」


上の階から悲鳴が聞こえてきた。


「四人とも、私から離れるな!」

グラハムはそう言うと走り出した。




グラハムたちが到着したのは、アドルフィト枢機卿が剣に貫かれた瞬間であった。

身を挺して守ったのだろうか、傍らには、すでに四人倒れている。


アドルフィトを刺している女に向かって、グラハムが一気に突っ込んだ。


それが見えたのだろう、女は剣を抜き、グラハムに対峙する。

そこで、驚いた表情になった。


「なぜ……」

そこまで言って言葉に詰まる。


「なぜ、生きているのか、か? お前の仲間が、私を殺すことに失敗したからだ」

「チッ」

グラハムが答えると、女は音高く舌打ちした。


そして、周囲を見回すと、後ろを向いて全力で走り始めた。

追うグラハム。

だが、脚力に関して、女は人間より圧倒的に上だ。


そのまま窓を割って地面に飛び降り、敷地の外へと走っていくのが見えた。



そして再び、上の階から聞こえる声。

「誰かああああ!」


再び走り始めるグラハムとステファニアら四人。

アドルフィト枢機卿が、大司教たちに代わる代わる治癒魔法をかけられているのは、いちおう確認しながら……。




三階の中部屋はオスキャル枢機卿らがいたが……。

すでに襲撃した者はいなかった。


オスキャル枢機卿と三人の枢機卿の亡骸を囲んで、大司教たちが泣いている。



「ん?」

グラハムは、オスキャル枢機卿を含めた四人の亡骸をもう一度見た。


「全員、枢機卿?」

「アドルフィト枢機卿は助かるかもしれませんが、二階で殺された四人も枢機卿の皆様でした」

グラハムの呟きに、ステファニアが小さな声で答えた。


グラハムは、そこまで認識できていなかったが、ステファニアは気付いていたらしい。


「なるほど。私まで含めて、枢機卿を、全員殺す予定だったわけだ……」

生き残った枢機卿はグラハム、治療中のアドルフィトのみとなった。


「やったのが誰であれ……教会と全面戦争をしたいようだな」




「グラハム枢機卿二十二票。満票です。次期教皇は、グラハム枢機卿が即位されます」

司会のボードレー大司教が宣言した。


襲撃後、アドルフィト枢機卿は一命をとりとめた。

だが、教皇職をこなすのは無理と宣言し、グラハムへの全面支持を表明した。

オスキャル枢機卿を支持していた者たちも、グラハムへの全面支持を表明した。


襲撃者はヴァンパイアであると、大司教たちは認識した。

その時点で、次期教皇は決まったようなものだったのだ。


この先、西方教会とヴァンパイアの全面戦争が再び起きる。

そうであるなら、教会を率いるのは一人しかいない。


ヴァンパイアハンターとして知られる、グラハム枢機卿しかいない。


教皇には若すぎる?

戦うのだ。若く、清冽な人物が教会を率いるべきだ!



その日、グラハムの次期教皇即位が、西方諸国中に発表された。


西方教会も大変なことになってしまいました。


聖都には、中央諸国の使節団がいます。

彼らは、はたして大丈夫なのか……。

王国の、マスター・マクグラスがいます。

連合の、ロベルト・ピルロがいます。

帝国の……爆炎の魔法使いもいますが……。


頑張れ、『十号室』!



さて、タイトルにもある通り、『水属性の魔法使い』が、

「つぎラノ2021」の総合第10位となりました!(パチパチパチ)


これも、読者の皆様が投票してくださったおかげです。

何度も投票してくださった方もいらっしゃいますよね。

本当にありがとうございました!


総投票数11万6千票以上……その中で総合10位!

ありがたいですね!


総合10位までは、集合ポスターに載るらしいのですが……。

書店に掲示されたら、ぜひ見てください。


https://tsugirano.jp/result2021/



こうやって、一つ一つ実績を積み上げていくことが、

続巻の出版に繋がっていくと筆者は考えております。


続巻の出版は、筆者が《なろう版》を書き続けていくモチベーションの一つにもなっていますので、

《なろう版》だけを読んでいらっしゃる読者の皆様も、

これからも、応援のほど、よろしくお願いいたします。

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『水属性の魔法使い』第三部 第4巻表紙  2025年12月15日(月)発売! html>
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