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水属性の魔法使い  作者: 久宝 忠
第一部 最終章 ナイトレイ王国解放戦
277/930

<備忘録> 登場人物紹介

ここまでの、主に筆者用の登場人物一覧です。載っていない人もいます……。


第一部の読み返しや、四月からの第二部を読む際に、ご利用ください。

適時追加、修正……されるかもしれません……されないかもしれません……。

【主要登場人物】


涼(ロンド公爵リョウ・ミハラ)

水属性の魔法使い。本編主人公。ナイトレイ王国ルン所属、C級冒険者。真面目で優しい(本人の主張)。趣味は錬金術。魔法だけではなく、接近戦でも後れを取らないために、剣術も修行している。ロンドの森の湿原にいるデュラハン(水の妖精王)を、勝手に剣の師匠と仰いでいる。デュラハンにもらった水属性の魔法使い専用の剣「村雨」(涼命名)と、ローブがお気に入り。西洋史学専修出身。転生者。



アベル(アベル王)

剣士。本編準主役的な……。ナイトレイ王国国王アベル一世。元A級冒険者。A級パーティー『赤き剣』リーダー。涼のボケにちゃんとつっこむ。いい奴。王都ヒューム流極伝。天才剣士。家に伝わる魔剣を佩いている。剣の腕だけではなく、頭の中も小さい頃からきちんと鍛えられており、国王としての執務能力も問題ない。王国における人気は絶大。



ニルス

剣士。D級パーティー『十号室』リーダー。D級冒険者。二十歳。見た目やんちゃでわんぱくで、悪ガキな感じだが、仲間に対する責任感は非常に強い。安全マージンをしっかりとり、無茶な突っ込みはしない。ルンのギルド受付嬢ニーナに恋している。



エト

神官。D級パーティー『十号室』メンバー。D級冒険者。十九歳。華奢。少し育ちの良さを感じさせることがある。神官らしく穏やかな性格。近接戦闘力は皆無。リーヒャに憧れている。



アモン

剣士。D級パーティー『十号室』メンバー。D級冒険者。十六歳。剣士としてはまだ小柄。徐々に剣の才能を見せ始めている。『十号室』で最も常識人。



セーラ

エルフ。本編ヒロイン。風属性の魔法使いで剣士。B級パーティー『風』の唯一のメンバー。二百歳? 剣技は超絶技巧。オリジナルの近接戦強化風魔法『風装』を纏うと、近接戦においてほぼ敵なし。涼をすら上回る。現在までの登場人物中、近接戦闘力第二位(筆者ノートより)。エルフであるため、エルフ流錬金術のかなりのスキルを身に付けている。西の森防衛戦の活躍で有名に。涼が好き。



リーヒャ

神官。A級パーティー『赤き剣』メンバー。B級冒険者。二十三歳? 元聖女。絶対防御<絶対聖域>を使いこなすことができる高位神官。神官らしく優しい性格だが、ことアベルに関する限り嫉妬と呼ばれる感情が出てくる。近接戦においても、実は杖術がかなりの腕である。



ウォーレン

盾使い。A級パーティー『赤き剣』メンバー。B級冒険者。二十六歳。ハローム男爵の嫡男。『不倒』の二つ名あり。王国最高の盾使いとも言われる。二メートルを超える巨漢であるが、目が可愛らしく優しい顔立ち。無口。リンのことが好き。



リン

風属性の魔法使い。A級パーティー『赤き剣』メンバー。B級冒険者。十九歳。シューク伯爵の次女。王国最高の魔法使いと言われるイラリオン・バラハの弟子。百五十センチ程度のちびっこ。ツインテール。よくしゃべる。ウォーレンのことが好き。



ヒュー・マクグラス

元剣士。元A級冒険者。ルン冒険者ギルドマスター。三十代半ば。マスター・マクグラス、英雄マクグラスとも呼ばれる。十年前に起きた王国と連合との『大戦』における英雄。強面巨漢。聖剣ガラハットを所持。見た目に反して、頭の中も一流。現在においても、その剣技は凄絶。




【王国】


ケネス(ケネス・ヘイワード男爵)

天才錬金術師。王都にある王立錬金工房主任研究員。その錬金術に関する能力と実績によって、貴族に取り立てられた男。二十一歳。アベルを会長とする飲み会集団『次男坊連合』メンバー。とってもいい人。元同僚フランク・デ・ヴェルデを師と仰いでいる。この若さで、すでに中央諸国を代表する錬金術師と、列強の有力者からも認識されている。涼は、勝手に錬金術の師匠と思っている。



フェルプス・A・ハインライン

槍士。B級パーティー『白の旅団』団長。B級冒険者。二十四歳。ハインライン侯爵家跡取り。超絶イケメン。天才的な槍士であり、頭の中も天才的。父ハインライン侯爵同様に、文武両道を極める超人的な男。



シェナ

火・土属性の魔法使い(二属性)。B級パーティー『白の旅団』副団長。B級冒険者。無口。全ての武器を使いこなせる。針使いでもある。頭の中も極めて優秀。命をフェルプスに救われたため、忠誠の全てをフェルプスに捧げている。



ブレア

双剣士。B級パーティー『白の旅団』メンバー。B級冒険者。



ワイアット

土属性の魔法使い。B級パーティー『白の旅団』メンバー。B級冒険者。



ギデオン

神官。B級パーティー『白の旅団』メンバー。B級冒険者。



ロレンツォ

斥候。B級パーティー『白の旅団』メンバー。B級冒険者。



アレクシス・ハインライン侯爵

元王国騎士団長。『鬼』の二つ名。超一流の槍士であり、超一流の騎士であり、超一流の領主であり、超一流の謀略家。中央諸国一の諜報網を持つ。現在までの登場人物中、あらゆる意味で、最も『完璧』に近い人物。



ラー

剣士。ルン所属C級パーティー『スイッチバック』リーダー。C級冒険者。アベルを兄と慕う。体格もよく、直情型である。少し、おバカな部分もある……が、斥候スーがその辺りはカバーしている。おおらかで多くの者に慕われているのは確かである。



スー

斥候。ルン所属C級パーティー『スイッチバック』メンバー。C級冒険者。目端が利き、人を動かすのが得意。ラーのサポート役。



スタッフォード四世

前ナイトレイ王国国王。アベルの父。名君として知られていたが、長年にわたって帝国の謀略によって薬漬けにされていた。現在は郊外にて療養中。



カイン王太子(カインデュッシュ)

故人。先のナイトレイ王国王太子。アベルの兄。幼少から病弱であったが、頭脳は極めて、極めて優秀。彼を知る誰しもが、将来は名君になるであろうことを疑わなかった。弟であるアベルの事を、非常に高く評価していた。自分の死期を悟ってからは、アベルを良き王に据えるため、膨大な数の宿題を課した。王都陥落前に死去。王都の陥落を予見し、エルフ自治庁や錬金工房などが帝国の手に落ちないように、王太子令によって脱出させた。



フーカ(フーカ・フーカ)

前財務卿。フーカ一族当主。多くの弟がいる。清濁併せ飲む政治家であった。王国解放戦に一族で協力したことにより、弟たちは王国中枢付近に残ることができた。フーカ自身は、引退している。



ランデンビア

元魔法使い。元B級冒険者。アクレ冒険者ギルドマスター。サブマスターをしていたカイラディーでは『カイラディーの良心』と呼ばれるほど、まともな人物。ヒュー・マクグラスが、ギルドマスター仲間として最も信頼する人物でもある。



バンダッシュ

剣士。アクレ所属C級パーティー『六華』リーダー。C級冒険者。『十号室』と共に、九人でワイバーンを討伐するという快挙を成す。



アッシュ

火属性の魔法使い。アクレ所属C級パーティー『六華』メンバー。C級冒険者。三姉妹の長女。



ナッシュ

風属性の魔法使い。アクレ所属C級パーティー『六華』メンバー。C級冒険者。三姉妹の次女。



カッシュ

土属性の魔法使い。アクレ所属C級パーティー『六華』メンバー。C級冒険者。三姉妹の三女。



ゴーリキー

盾使い。アクレ所属C級パーティー『六華』メンバー。C級冒険者。ワイバーン討伐の際は、アモンをワイバーンの所まで投げ上げたくらいの、剛力。無口。



テレンス

神官。アクレ所属C級パーティー『六華』メンバー。C級冒険者。王都中央神殿にいた頃のエトの知り合い。神官にしてはよくしゃべる。



アーサー(アーサー・ベラシス)

火属性の魔法使い。宮廷魔法団顧問。七十代。現在でも、王国で十指に入る魔法使い。かつては非常に有名で強力な冒険者でもあった。西方諸国に行ったことがある。ルンのダンジョンで助けられたため、涼に恩義を感じている。イラリオン・バラハの友。



イラリオン(イラリオン・バラハ)

風属性の魔法使い。宮廷筆頭魔法使い。七十代。王国最高の魔法使いと呼ばれる。その超高速詠唱は、他の追随を許さない。王都にある王国魔法研究所、別名イラリオン邸に籠って、日々魔法の研究に勤しんでいる。魔法バカ。涼の魔法を気に入っている。アーサーの友。



クリストファー・ブラット

王立魔法大学主席教授。ルンのダンジョンへの調査団で、魔法大学調査団を指揮。次期学長に最も近い男。実は、ハインライン侯爵並みの謀略家。王国解放戦では、決して表に出ることなく、計画を練り裏から抵抗運動を動かした。終盤は、王国東部解放の計画を実行し、様々な実力者たちを結び付けて奪還に成功した。本人が望んでいるのは、誰にも邪魔されない研究であるため、王国解放戦後は、楽しい研究生活に勤しんでいる。飛び級的に魔法大学にも出入りしていたウィリー殿下とは、解放戦前からの知り合い。



フィンレー・フォーサイス

王都冒険者ギルドグランドマスター。伯爵。五十代。現役時代は有名な元A級冒険者。王都陥落の際は、責任を取るため脱出せず、王都に残った。ただし、溺愛する娘エルシーは、ギルド馬車を使ってルンに脱出させた。最初で最後の公私混同。いろいろあったが、ヒュー・マクグラスの事は高く評価している。



ナタリー(ナタリー・シュワルツコフ)

水属性の魔法使い。宮廷魔法団所属。十六歳。詠唱無しでの魔法発動ができる。ルンのダンジョンの出来事を通じて、アベルや涼と知り合いである。王都が占拠された際、シュワルツコフ家当主などが巻き込まれて死亡。そのため、ナタリーが一族を率いて王都を脱出。解放戦最終盤において、一族を率いて東部奪還作戦に従事。成果をあげ、新たなシュワルツコフ家当主として認められる地位を確立した。



ショーケン

剣士。C級冒険者。トワイライトランド使節団の冒険者のまとめ役や、王都解放戦における抵抗運動のまとめ役を担った男。その調整能力は、各方面から非常に高く評価されている。



おババ様

エルフ。『西の森』の大長老。『西の森』代表。見た目は三十代半ばの女性。二千年以上生きている。二千年前に、涼が着ている『妖精王のローブ』を見たことがある。



ロクスリー

エルフ。セーラより若い。『西の森』守備隊副隊長の一人。かつて自治庁で、涼に向かって剣を抜こうとして、セーラに手を折られた経験あり。それ以来、セーラを畏怖し、勝手に師匠と思っている。現在では、涼の事を高く評価しているエルフの一人。弓も剣も、エルフ平均よりもはるかに高い技量を持つ。



デロング

剣士。ルン所属D級パーティー『コーヒーメーカー』リーダー。D級冒険者。コーヒーメーカーは、護衛依頼を多くこなしており、優秀なパーティーとして知られている。パーティー名は、デロングの祖父デロンガが有名冒険者であり、そのパーティー名『コーヒーメーカー』を貰ったらしい。『十号室』が初めて護衛依頼を受けたウィットナッシュへの護衛で組んだ。



ラスリーノ

斥候。ルン所属D級パーティー『コーヒーメーカー』メンバー。D級冒険者。護衛パーティーとしての名声を支える斥候。



ガン

双剣士。ルン所属D級パーティー『コーヒーメーカー』メンバー。D級冒険者。



ジョン

神官。ルン所属D級パーティー『コーヒーメーカー』メンバー。D級冒険者。



ファスタン

魔法使い。ルン所属D級パーティー『コーヒーメーカー』メンバー。D級冒険者。



ゴーッシュ

槍士。ルン所属D級パーティー『コーヒーメーカー』メンバー。D級冒険者。



イモージェン

剣士。王都所属C級パーティー『ワルキューレ』リーダー。C級冒険者。コムリー子爵令嬢。二十一歳。トワイライトランド使節団の護衛をこなし、王都解放戦において王都内で抵抗運動の一翼を担った。戦後、女性のみの王妃直下の騎士団として『ワルキューレ騎士団』が設立され、その初代団長に就任。アベルに憧れているが、あくまで憧れているだけ。同時に、リーヒャにも同性として憧れを抱いている。ちなみに、パーティー『ワルキューレ』の五人は、王都冒険者ギルドの宿舎のルームメイトで結成された。ミューの親友。



ミュー

火属性の魔法使い。王都所属C級パーティー『ワルキューレ』メンバー。C級冒険者。ウエストウイング侯爵の次女。母は、トワイライトランド前大公サイラスの娘。二十歳。イモージェンの親友。



アビゲイル

斥候。王都所属C級パーティー『ワルキューレ』メンバー。C級冒険者。ぶっきらぼうな口調だが、男好き……を装っている。平民出身。



カミラ

槍士。王都所属C級パーティー『ワルキューレ』メンバー。C級冒険者。男爵家三女。家が裕福でないため、冒険者として身を立てるしかなかった。身長180センチの長身美人。



スカーレット

神官。王都所属C級パーティー『ワルキューレ』メンバー。C級冒険者。おっとりした性格。かわいいもの好き。平民出身。



ザック・クーラー

騎士。王国騎士団所属。小隊長。アベルを会長とする飲み会集団『次男坊連合』メンバー。セーラに片思い中であるため、涼を勝手にライバル視している。最近は、剣の腕を磨くのを頑張っている。顔は普通。スコッティーは親友。



スコッティー・コブック

騎士。王国騎士団所属。小隊長。アベルを会長とする飲み会集団『次男坊連合』メンバー。親友であるザックが、叶わぬ恋に身を焦がしているのを、ため息をつきながら見ている。ザックに付き合って、最近は剣を頑張っている。顔はけっこうイケメンであるため、王城内にもファンがいるらしい。所作も、ザックに比べてかなり洗練されている。



ドンタン

新たに王国騎士団長に就任。若い頃は、当時の騎士団長アレクシス・ハインラインに鍛えられた。当初、筆者の中ではモブキャラの予定だったのだが、いつの間にか王国騎士団長にまで成り上がった男。当然、平均をはるかに超える戦闘力と指揮能力を有している。



カラシニコフ

鍛冶師、木工職人。馬車作りとして有名になってきている親方。元々は、武器鍛冶師として高名であった。解放戦後の王都復旧事業において、中心的な役割を担っている人物の一人でもある。涼とは顔見知り。ただし、涼がロンド公爵であることは知らない。



ヘクター

剣士。王都所属C級パーティー『明けの明星』リーダー。C級冒険者。現在は、ハインライン侯爵の下で活動中。アベルを捕えようとして、反撃されたりした。イラリオンに対しては、畏怖と同時に、助けてくれたことに感謝してもいる。



オリアナ

斥候。王都所属C級パーティー『明けの明星』メンバー。C級冒険者。現在は、ハインライン侯爵の下で活動中。



アイゼイヤ

斥候。王都所属C級パーティー『明けの明星』メンバー。C級冒険者。現在は、ハインライン侯爵の下で活動中。



ケンジー

土属性の魔法使い。王都所属C級パーティー『明けの明星』メンバー。C級冒険者。現在は、ハインライン侯爵の下で活動中。



ターロウ

神官。王都所属C級パーティー『明けの明星』メンバー。C級冒険者。現在は、ハインライン侯爵の下で活動中。



イグニス(イグニス・ハグリット)

王国外務省交渉官。西部の大貴族ホープ侯爵の次男。トワイライトランド使節団では交渉官として責任者であった。アベルが王となる事を宣言した際、実家ホープ侯爵家を説得し、真っ先にアベル支持を打ち出させた。とってもフレンドリー。



ゴロー(ゴロー・ガンダ)

王家直轄領コナ村の代官。四十五歳。とっても優秀。時々、涼にコナコーヒー(豆)を送ってきてくれる。



ラーシャータ(ラーシャータ・デヴォー子爵)

中央神殿伝承官。ゴローの同期。四十五歳。



ネヴィル・ブラック

ルン辺境伯領騎士団長。



アルフォンソ・スピナゾーラ

ルン辺境伯の孫。十九歳。両親ともに死去しており、次期領主。かつて、セーラに肩を砕かれ、剣を突き立てられたことがある。それ以来心を入れ替えて、真面目な領主になろうとしている。



ルン辺境伯(カルメーロ・スピナゾーラ)

長い白髪、力強い眼力。足が悪いため、ベッドから指示を出す。ハインライン侯爵と共に、南部を代表する大貴族。



シュミットハウゼン

元B級冒険者。現在はルンの街で、清掃商会を経営。冒険者ギルド宿舎の清掃も請け負う。



ゲッコー

元インベリー公国の大商人。インベリー公国滅亡時に、王国に亡命。ルンの街を拠点に、商会を再開。極めて優秀な商人。従業員に、涼の水属性魔法使いの弟子がいる。王国解放戦後、王都にも臨時の支店を出店。



コーン

剣士。生まれは現在の連合。元インベリー公国C級冒険者。インベリー公国滅亡時に、王国に亡命。商人ゲッコーの下で護衛をしていたが、最近、王国北部に行くことを決めた。この先も、ちょくちょく物語に顔を出す……予定。




【帝国】


オスカー(オスカー・ルスカ男爵)

火属性の魔法使い。皇帝魔法師団副長。元冒険者。二十四歳。爆炎の魔法使いの二つ名。白髪褐色、190センチの堂々たる体躯。涼の宿命のライバ……いや、敵。フィオナの、魔法と剣の師匠。外伝『火属性の魔法使い』の主人公。フィオナを大切に思っている。



フィオナ(フィオナ・ルビーン・ボルネミッサ)

光・火属性の魔法使い(二属性) 皇帝魔法師団団長。現皇帝ルパート六世の第十四子、末子、末娘。第十一皇女。十八歳。ルパートはフィオナを溺愛している。愛剣は帝国に伝わる宝剣レイヴン(火と風の二属性)。オスカーを慕っている。



マリー

風属性の魔法使い。フィオナの副官兼メイド。皇帝魔法師団幹部。フィオナの幸せを心から願っている。



ユルゲン(ユルゲン・バルテル)

土属性の魔法使い。オスカーの副官。皇帝魔法師団幹部。小さい頃から家で鍛えられた剣の腕は、達人級。



ルパート六世

火属性の魔法使い。デブヒ帝国皇帝。五十代。帝国内有力貴族の多くを粛正。皇帝の絶対権力を確立。ただし、できるだけ早く皇帝位からは退きたいと思っている……。書類仕事は好きではない(ただし、処理能力は高い)。戦場は好き。



ハンス・キルヒホフ伯爵

デブヒ帝国執政。三十代。ルパートの右腕。元は貧乏貴族の次男であったが、能力と実績によって、伯爵にまで上り詰めた男。ルパートの下で、帝国のあらゆる分野に目を光らせている。極めて有能。



コンラート皇子(コンラート・シュタイン・ボルネミッサ)

土属性の魔法使い。デブヒ帝国第三皇子。第十三子。二十一歳。すぐ下のフィオナとは仲がいい。



ハッシュフォード最高顧問(アシェル・モルガン・ハッシュフォード伯爵)

帝国における錬金術師のトップ。帝国錬金協会最高顧問。七十代。




【連合】(インベリー公国含む)


オーブリー卿(オーブリー・ハッブル・コールマン)

ハンダルー諸国連合執政・独裁官。連合の実質的支配者。四十代。二つ名は、名将。戦場が好き。



ランバー

オーブリー卿の補佐官。その右腕。政治面において彼に直言できる数少ない有能な忠臣。剣と魔法はからっきしダメ。



ロリス・バッジョ

インベリー公国国主。公爵。連合に国を占拠され、妻、二人の娘と共に帝国に亡命。



ジョゼッペ・サリエリ

インベリー公国情報部長官。インベリー公国滅亡後、行方不明。



ナイジェル(ナイジェル・マッデン)

公都アバディーン守備隊長。公都と運命を共にする予定であったがうまくいかず。オーブリー卿にほだされ、連合に仕えることになった。



メレディス

公都アバディーン守備副隊長。二基目のグリーンストームのために、風の魔石をインベリー公の元に届けた。その後、フィオンの守備隊長に。フィオン防衛戦において、グリーンストームでの射撃指揮を執った。インベリー公国滅亡後、軍を抜けた。



クロエ

インベリー公国諜報部所属。栗色の髪のショートヘア。同じ色の目がクルクルとよく動く可愛らしい女性。年齢は二十代前半? よく手入れされたダガーを二本、腰に差している。王国南部軍を先導して、フィオンに導いた。インベリー公国滅亡後は、王国に亡命。




【その他】


レオノール(レオノール・ウラカ・アルブルケルケ)

悪魔。剣も魔法も使える。身長175センチの美女。涼の事を気に入っている……殺す対象として。目が覚めたばかりのため、まだ弱いが、時間が経つごとに強くなる。



ウィリー殿下

水属性の魔法使い。中央諸国内でも東の方に位置する小国ジュー王国の第八王子。ナイトレイ王国との関係強化のため、王都に留学に来た(本人は人質との認識)。素直で優しい性格。涼を先生と慕っている。暗殺教団に連れ去られ、死にそうになる。ジュー王国王室直系の血が欲しかったらしい。王国解放戦においては、陰ながら抵抗運動に協力し、戦後、アベル王に感謝された。国許へも、アベル王の感謝状は贈られ、ウィリー殿下の知らないところで、その評価は爆上がりしている。現在は、ようやく学園編を満喫しているが……。



ロドリゴ

執事。ウィリーが小さい頃から仕えている。その全てを、ウィリーに捧げている。とってもいい人。ウィリーのナイトレイ王国への留学にも、当然ついてきた。



真祖様

ヴァンパイア。トワイライトランドを建国した人物。表向きの役職には一切就いていない。図書館かと見紛う屋敷に引きこもって、本を読んでいる。それが、現在の幸せ。一万年以上を生きている。トワイライトランドにおける献血システムの構築者。他のヴァンパイア全てが恐れる存在。最強。転生者。ラーメンのために国を建てた男。



アグネス(アルバ公爵アグネス)

ヴァンパイア。トワイライトランドにおける最高権力者の一人。通称『女公爵』(ダッチェス)。ランドを代表する水属性の魔法使い。剣においてもヴァンパイアトップクラス。妖艶な美女。横槍を入れられるのを嫌う。ラーメンが好き。真祖様を愛している。



グリフィン卿

ヴァンパイア。ヴァンパイアの中でも屈指の剣士。トワイライトランドにおいて、トップ3に入るほどの剣士。魔法無効空間下における剣戟で、涼に敗れた。



サイラス

トワイライトランド前大公。ミューの母方の祖父。現在は大公の地位を息子ノートンに譲り、王国との国境にほど近いカルナックで隠居。


挿絵(By みてみん)

『水属性の魔法使い 第一部 中央諸国編1』

の発売日(2021年3月10日)一カ月前記念ということで、載せてみました。

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『水属性の魔法使い』第三部 第3巻表紙  2025年7月15日(火)発売! html>
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