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part5

 しばらく調査していると、ライラスさんが、


「しっかし、何も手がかりがないな……」

「今ある手がかりといえば、あの6色の珠ぐらいですもんね。後は壁に張り巡らされたつたぐらいしかないもんね……」


 つた……ですかね?やっぱり鍵となるのは。

 このつたは壁だけでなく、天井にもありますね。後は、6色の珠。魔力が込められているということは魔法を使うということですかね。


 ……ん?もしかして……


「このつたですけど……ファイアで燃やしてみて良いですかね?」

「ああ、なるほどね。試す価値はありそうだな」


 ライラスさんの賛同を得たので、早速試してみました。

 すると、やはりちょうどいい枯れ具合だったのか、だんだんと燃え広がっていきました。その火は天井のつたにも届き、ほとんど燃やし尽くしてしまいました。

 と、すると、ガタン、と何かが動く音がしました。

 それと同時に、穴の脇の高い位置の壁の一部が開き、そこから穴に水が注ぎ込まれました。


「もしかしてだけど、つたが燃えたことで何らかのスイッチが入ったのかもしれないね」

「そういうことなら、今回は魔法を駆使して謎を解いていく感じになるのか……?」

「そうみたいですね」


 さて、他にも変化した所ががあったかを見てみましょう。


「後は、つたが燃えたことで、水たまりの両サイドにそれぞれ水路で繋がる道があることがわかりましたね」

「さて、どうやって水路を渡るか……」

「フリーズで凍らせますかね?」

「それがいいな……て、おいヘンリー何やってるんだ」


 そうライラスさんが言ってたので、見回してヘンリーを探すと、水たまりの所で何やら屈んでいました。本当に何やっているんでしょうか。


「この水たまり……深い!!」

「当たり前だ」

「冗談だよ。それよりも喉乾いたからこの水飲んだら、しょっぱくてとても飲めたもんじゃないよ。ひっどいよね……」

「飲もうとするお前がアホだ」

「うっ……言い返せない……」


 それでもヘラヘラとしているのでいつも通り悪行についてどうとも思っていないようですね。まったく。

 そんなことは置いといて、ひとまず水を適度に凍らせ、まずは右の水路を行くことにしました。水路の先の部屋には、何やら金属製の球と、そこから伸びる二本の金属の棒がありました。片方は天井を伝ってどこかへ伸びており、もう片方の先っぽは水に使っていました。


「金属……ということはサンダーを使うんですかね?」

「よし、試してみるか」


 ライラスさんはサンダーを唱えました。すると、またどこかで何かが動く音がしました。しかし、今度はライラスさんがサンダーを唱えるのをやめると、再び何かが動く音がしました。


「今度は何が起きたんだい?」

「分からん……」

「おい、ライラス、ちょっと聞いてくれ」


 珍しくガンドウさんがライラスさんに話しかけました。

 なんと、たまたま外の高い壁を見ていたら、ライラスさんがサンダーを唱えた時に階段が出現し、やめた時に階段が元に戻り始めたそうです。


「つまりガンドウさん、サンダーを金属球に当てている間、階段が出てきた、ということですね?」

「ああ。だが、あの高さじゃ登り着るのは不可能な高さだったな」

「と、いうことは反対側の方も調べる必要がありそうだねえ。まあ、だいたいこういう場合、反対側のスイッチを押せばいい感じの階段が出てくるのが相場だよねー。そうに決まっているよね。だって……」

「はいはいそれじゃ行きますよ」


 いつも通りヘンリーをあしらい、反対側へ向かいます。


「反対側には……木箱と……今度は天井にスイッチか……」

「多分ウィンドで木箱を押し上げ、スイッチを押すんだろうな」

「でも、これもスイッチを押したままじゃないと、多分ダメでしょうね……」

「んじゃあ僕がここいるからライラスかアリアであっちのスイッチ押してきてよ」


 ヘンリーのアイデアでいいかな、と一瞬思いましたが、私はそれよりもいい方法を思いつき……


「いや、私がデュアルキャストで両方のスイッチを作動させます。多分上の調査には沢山人数がいた方がいいでしょう」

「でもよ、あっちまでサンダー届くの?」

「それは問題ありません。あの金属球にはこの水に電気を流せば届くはずです」

「なるほどね……やっぱあのアリアとは違ってちゃんと考えてんだな。同じ姿なのにここまで違うなんて……」


 褒められるのは悪い気はしませんね。

 という訳で、3人は中央の高い壁付近に移動し、それを見計らって魔法でスイッチを作動させます。


「デュアルキャスト!!サンダー&ウィンド!!」


 まずは雷が水を伝って金属球のスイッチを作動させます。次に、風によって箱を巻き上げ、スイッチを押します。すると、先程と同じように、何かが動く音がしました。おそらく階段が出てきているのでしょう。


「アリアの負担をなるべく軽くするために、早く移動しよう!」


 ライラスさんの掛け声で、皆さんが移動していると思われます。まあ、確かに魔法を出し続けているので結構来ていますね……早く調査を終わらせて欲しいです。

 と、ここで、


「壁の上に、レバーが、ある」

「ヘンリーわかったから早くレバーを倒そう!」


 ライラスさんがレバーを倒したみたいです。すると、ガチャリ、とまた違う物音が聞こえてきました。それと同時に限界が来たので、魔法を止めてしまいました。が、今度は階段が元に戻る様子はないみたいです。おそらく、あのレバーは階段を固定させるものだったのでしょう。

 謎が解けたところで、階段を登り、上にいる三人と合流することにしましょう。そう思い、後ろを振り返ると……


「よく見たら、隙間が空いていて、しかもそこは地面が緩そうですね……これは一体……」


 まあ、階段の謎は既に解けているので、これはほっときましょう。

 そういう訳でライラスさん達と合流し、次の部屋へ向かいました。


[解説は後程追加します]

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