願い
【本当に何にもないのかの?】
本当に何もないです。ただより高いものはないっていうし
生きていける環境さえあればどうにかするんで。
そう言える理由が楓にはある
父が楓に何があっても生きれるようにサバイバルを幼少の頃から叩き込まれていたのだ
それはそれはとても厳しい訓練であった
そしてその訓練の痕が楓の身体のいたるところにある
女の子なのに...
母は口癖のように楓の痕を見ると言った
【でも・・・】
納得できないような声
そんな声に向かって楓は
何でもいいからこの浮遊感どうにかしてくれませんかね
とあきれたように言った
しゃあないよね、威厳最初ばんばん振りまいてたのにいまおどおどしまくってるし。
【しかたないじゃろ儂が眠ろうとしている時に死ぬはずのない人間の命を二人もなくしてその親戚が借金して借金取りに追われる運命とか言えるわけもなくて…二人の娘は普通だったら成功して大企業を創るはずじゃったのに、親戚の借金のせいで保険金をかけられて殺されるなんて…いえるわけないじゃろー!】
頭抱えているところ悪いんですが全部聞こえていますよ
楓は他の人より味覚はだいぶ劣るがその代りに聴力は非常にいい
そのため父と銃の使わない狩猟の時はすごく役に立った
そして母は料理がだいぶ苦手が楓が残さないのですっごく喜んだ。
【・・・・・・ということで楓
なにか欲しいものはないかの。ついでに言うと今までいた世界での運命が180度変わってしまったので他の世界に行くことになるがいいかの?】
別にいいです
向うの世界に何にもないし
欲しいものはないです 迷惑(親をなくした)かけた代償として何かしらの補助だけしていただければありがたいです。
【・・・わかった。その願い聞き届けた・・・】
そう言ってまぶしい光に当たって途切れた・・・
浮遊感は、消してくれないのね・・・
楓が次の世界に行くまでの間・・・神は・・・
ふぉっふぉっふぉっ・・・
楓に何のスキルをおくるかのぉ・・・
変人となっていた




