表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約15年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

真剣勝負!

かわいい将棋さん~小柄な女子中学生はカッと盤面を睨みつけ飛車を握った。「この勝負…私がもらった!」

作者:sadakun_d
杉本7段は中学将棋の主催者である。

アマ有段の中学生ばかりの子に弱々しい女の子を見たのである。

「女の子かっ…この中学大会では珍しいなっ」

興味からチラッと手筋を覗いた。

「えっ本当かっ!」

杉本は女の子の軽快な捌き駒に魅いる。そして終盤の手筋を見て唸ってしまった。

劣勢で難局は一目みてわかる。どうしても敗着である。

(敗け覚悟で)飛車の手筋を強引に切り開こうとしていく。

「この劣勢からどう思って飛車筋を指すんだ。この娘さんは将棋を知っているのか。それとも…」

プロの杉本から見て先の読めない難局。相手の手筋が正確に王将の詰みを示していく。

パチン!

「あっ!」

女子中学生は局面を打開して終盤を捌いてしまう。

終盤まで縺れ劣勢だった局面は信じられない強引な将棋となり飛車を打ち込み逆転勝利。

「フウッ~危なかったわ」
それが師匠杉本と愛弟子中学生棋士・伊緒の出会いであった。

杉本に弟子入りをしプロ指導を受ける。女流奨励会は快進撃を続け勝ち進む中学生女流棋士伊緒の姿があった。

可愛い将棋屋さん伊緒ちゃんと勝負してみますか。

「私(将棋は)手加減いたしませんよ」

伊緒は厳しい女流棋士の世界で勝負!

かわいいお嬢さんは盤面を睨めば怖い勝負師になる
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ