野生児が街を移動して
毎日投稿できたらいいなあ。努力はするけども。
ウォッチで所持金確認。そしたらいつの間にか1000P越えてたのでワールドマップ購入。
土の街・カンタータを探してマップを見ながらそこへ向かう。
途中、砂の多い地帯に出た。マップによれば、近くに砂漠があり、その砂漠が風で伸びて砂が届いているらしい。
そうするとモンスターもそれに合わせて砂漠っぽいのが出てきて、イグアスというトカゲみたいなモンスター、タジンという歩くサボテンが出てきた。ま、名前なんてどうでも良いんだけど。
ウサギよりは強くて、回復アイテムも使い慣れた。サボテンのほうはさわれないので『初心者用の刀』をつかった。
進むのに邪魔なモンスターだけ倒して、進むこと三時間。
土の街、カンタータについた。
◇◆◇◆◇◆◇
街に入る。家の作りはレンガ、土、いくつか種類があったがどれも土からできていて、全体的に茶色な街、それがこの街の第一印象だった。
町を散策すると、NPCだけでなくプレイヤーもいることが分かった。少なくない人数いて、活気のある街だと思った。
ふと目に付いた武器・防具屋に入る。武器も防具も一緒に売ってあるらしい。雑貨屋と違って実際に商品が陳列されている。
冷やかしなのが申し訳ないが、売ってある武器・防具はどれも強そうに見えた。
ただ、強そうなものには着用制限がかかっていることが分かった。たとえば『サーベル』は30レベル以上の人しか装備できない。さらに『サーベル』は戦士系職業の人しか装備できない。
職業は戦士系・盗賊系・魔法使い系・弓使い系の四つの系統があり、それぞれ装備できる武器・防具とできない武器・防具がある。剣は戦士系、杖は魔法使いといったようにだ。
初心者は上記4系統のどれでもない。
というわけで、売ってある装備のほとんどを俺は装備できないのだった。
とりあえず、初心者でもはける靴を購入、装備。履き心地は悪くない。
◇◆◇◆◇◆◇
店を出て、この街に来た本来の目的を思い出す。
イリヤスに電話するの忘れてた。急いで電話をかける。
「もしもし」
『もしもし。もう着いたのか?お前、早いぞ』
「てか、地図あったからな。そんなに急がなくても着いた。絶対イリヤスが遠回りしてた」
『まじか。まあ暗い夜のことだしな。行き止まりにも何回か突き当たったし』
「今どこにいる?」
『東門出て直進。つーか、友録したんだから場所検索できるだろ』
まじか、そんな機能あるのか。
「おっけー。今から向かう」
電話を切る。しかしあいつ、よくあんなにウォッチの機能知ってるよな。
友録とは、フレンド登録の略。
感想、アドバイス、下さい!
あと、1000字で一話投稿、が基本なので、短い!とか言わないでくれるとありがたいです。むしろ今までが長かった。