36戦無敗
読むな
レバノン。
これは現在から少し前。
停戦の約三日前のできごとである。
私の名はアレックスジュニア。
父はベトナム帰還兵だ。
私は戦場カメラマンとして、戦地をかけまわっていた。
かって父がいた戦地だ。
弾薬と血の匂い。
くわえて凄まじい緊張と死の連鎖
私は、帰還後、人殺しよばわれされ、心に傷をおった父のような帰還兵達の汚名と侮辱をはらすべく
。
日々、戦争の酷さを写真に焼き付け、世界中にうったえてきた。
ただひとつ、父の死に際の話だけがずっとひっかかっていた。
鋼のタフガイの話だ。
三日前午後三時。
写真をとる。
銃の音。
パタン!パタタン!
酷い。
あっというまにさっきまでの隣人の笑顔が消えて、肉の固まりになる。
人間が物にかわる。
近くできこえる音。
パタン!パタタン!パタタン!パタタン!。
ふりかえる。
シャッターを、き、、、、
なんだ?!なんだあれは?!
壁に穴をあけている高速で、スクワットのポーズで。
しかもイチモツでだ。
なんだ?あれは?!白人?!
2メートルの全裸の筋肉。
まさか、あれは、、、
父の言葉がおもいうかぶ
あれがタフガイ!?!そんな馬鹿な!?
父さん!!
そうおもい、私はタフガイを写真にとろうとした。
次の瞬間、カメラが突きこわされる。
なっ!?
タフガイだ!
「シィルベェスタ」
な。なぜた!カメラだぞ!?
予備のデジカメをかまえる。
再び破壊。
「ナァンバグランドカゲツ」
その後爆発
意識が遠のく
だが私は一命をとりとめた。
だがその後あのタフガイをみてはいない。
よんだな。。。