雷導兵士候補生
雷導兵士候補生制度 ― 候補生から実戦部隊まで
■ 概要
エレトゥス大陸連合国軍における「雷導兵」は、単なる兵士ではなく、マナ(魔素)潮流への適合因子を有する精鋭を指す。
その制度は幼少期から選別された「素体候補生」を基盤に、過酷な訓練と選抜を経て実戦部隊へ配属するものである。
本制度は連合国軍の柱であり、連合国の軍国的拡張を可能とする最大の要因となっている。
■ 候補生制度(LCA所属)
◼︎年齢層
・主に12〜18歳。連合国各地から「マナ適合指数」を基準に徴用される。
・適合値が一定以下の者は初期段階で退役・廃棄処分。
◼︎訓練内容
1. 身体訓練
・体術、剣術、銃火器の基礎操作。
・「超人的兵士」としての土台を築く。
2. マナ適合訓練
・体内の「マナ導管=魔脈」と潮流を同期させる試み。
・過剰結合 (オーバードーズ)の危険性を伴い、多くがここで脱落する。
3. 共鳴訓練
・小隊ごとに精神を部分的に同期させ、行動を最適化する。
・仲間を「補助装置」として扱う冷徹な思考を植え付けられる。
◼︎評価段階
・候補生はA〜Gの七段階に格付けされる。
・B以上:実戦部隊配属の可能性あり。
・C以下:補助要員または廃棄対象。
・G:研究用素材への転用(公式には秘匿されている)。
■ 配属までの流れ
1. LCA卒業試験
・実戦模擬戦+精神安定試験。
・上位10%のみが「雷導兵」配属対象。
2. 補助兵課程
・一度、前線補給や後方支援として従軍。
・その際の実地戦闘記録が「最終推薦」資料となる。
3. 雷導兵団入団
・十三の常設隊のいずれかに正式配属。
・以降、候補生としての名前は消され、番号と階級名で呼ばれるのが通例。
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雷導兵候補生制度 ― 支援枠候補生と一般候補生の対比
■ 概要
エレトゥス大陸連合国軍が運用する雷導兵制度は、「霊素適合者」を対象とした国家規模の育成計画であり、特に雷霊素への高い親和性を持つ者を「雷導兵」として選抜・訓練する軍事中枢機構である。
この制度は、個人の資質だけでなく、その出自や社会的階層によって大きく二つに分かれている。
すなわち、《一般候補生》と《支援枠候補生》である。
この二つの違いは、制度の中での立場や自由度、さらには社会的認知においても明確な差異が存在する。
■ 出自と制度的区分
● 一般候補生 (クロエ)
・都市の中環層以上に暮らす家庭出身。市民権と教育履歴を有する。
・推薦入学や選抜試験を通じてLCA(雷導育成機関)へ入学。
・学力や人格評価も審査対象とされ、制度上の自由が多い。
・自宅からの通学が可能で、外泊・私用申請も柔軟に許可される。
● 支援枠候補生 (ライ)
・下層域、あるいは孤児施設などから霊素適合者として選抜。
・国家主導の雷導支援プログラムによって、早期育成対象となる。
・戸籍や保護者を持たず、制度の中で“育てられた”存在。
・全寮制の管理下にあり、行動・通信・生活全般が監視対象。
■ 教育・訓練の運用体制
● 一般候補生
・訓練課程に個人選択制あり。志望部署に応じた専門訓練を受けられる。
・霊素端末 《エコル》の使用制限も少なく、個人判断での申請行動が可能。
・自由訓練課程(Flexible Course)として認定され、一定の生活裁量が与えられている。
● 支援枠候補生
・訓練課程は完全な統制下にあり、全員が同一プログラムを履修。
・エコルは制限付きで使用。外出や通信は全て記録・承認制。
・特別管理課程(Restricted Course)に分類され、育成対象として常に監査対象となる。
■ 評価と将来性の相違
● 一般候補生
・都市部の将来を担う中堅層として、政治・研究・市民指導層への転属も可能。
・卒業後は軍籍に進まない進路も許容されており、選択の幅が広い。
・社会的信用が高く、「優秀な若者」としての扱いを受けやすい。
● 支援枠候補生
・育成段階から「戦闘素体」としての役割が強く意識される。
・LCA卒業後は雷導兵団への即時配属が基本。進路選択の自由はほぼない。
・表向きは栄誉ある兵士とされるが、実態としては“兵器”としての消耗品に近い。
■ クロエとライの構造的な対比
・クロエは、都市生活者の自由さと人間的な情緒を持つ候補生であり、社会の“普通”の延長線上に存在している。彼女の生活空間や言動は、“兵士”である以前に“人間”であることを体現している。
・ライは、制度によって育成された管理対象であり、社会におけるアイデンティティを持たず、“機能する存在”として設計されてきた。記憶の曖昧さと「自分が誰か」という問いは、そのまま彼の出自と制度の歪みを反映している。
クロエは“制度の外”に触れられる存在であり、ライにとっては「人間としての感覚」を取り戻す鍵となる。一方で、クロエもまた、ライの出自を通して「制度の重さ」を初めて実感する立場でもある。
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雷導育成機関《LCA》教育課程構造(全候補生共通基盤)
■ 教育機関名
正式名称:LCA(lightning Cadet Academy)=雷導育成機関
所属:エレトゥス連合国軍・人材戦略局直轄
対象:雷霊素適合者の育成・選抜・実戦配属の前段階機関
規模:候補生総数 約3000名(全階層合計)/複数キャンパス制(都市別分校あり)
■ 教育課程フレーム(基幹構造)
【課程名/対象年齢/教育年数/目的と特徴】
□ 初期適合課程(PF:Primitive Formation) / 12~14歳 / 2年 / 魔導核の安定化、属性判定、基礎魔力制御訓練。多属性への適応評価もここで実施される。
□ 戦術基幹課程(BC:Basic Combat) / 14~16歳 / 2年 / 魔導核応用訓練、属性術式の展開演習、近接~中距離戦術構築が主軸。系統分類もこの段階で明確化。
□ 戦術専門課程(AS:Advanced Specialty) / 16~18歳 / 2年 / 専攻分野に分かれ、実戦部門への直結育成が開始される。各課程は属性×系統で細分化される。
□ 選抜統合課程(IS:Integrated Strategy)※選抜制 / 18歳~ / 1年 / 高等術式解析、部隊指揮、統合魔導理論を学ぶ上級候補生専用。中枢指揮官・軍術教導官を目指す。
■ 属性・系統に応じた専攻モデル(代表例)
【課程名/属性/能力系統/主な育成対象と所属例】
□ 機動空域管制課(MAC) / 雷・風 / 感知系・強化系 / 高空・高速戦術に特化。クロエの所属課程。空域監視・索敵・空中制御任務に従事。
□ 前線地上戦課(FGC) / 火・岩・雷 / 攻撃系・防御系 / 地上戦の花形課程。剣術・体術・術式雷槍などを集中訓練。ライの主所属。
□ 霊素戦術解析課(EST) / 光・闇・水 / 転換系・補助系 / 術式開発と演算特化の理論系課程。研究者・開発兵志望。
□ 電子戦諜報課(ICE) / 雷・闇 / 妨害系・感知系 / 情報妨害・通信解析など非直接戦課程。干渉術式に秀でた候補生が選抜。
□ 霊術医療課(MED) / 水・光 / 補助系・再生系 / 回復術・医療魔導の専門課程。後方支援・義体整合訓練も含まれる。
□ 統合共鳴課(RSN)※支援枠特化 / 全属性 / 共鳴系・転換系 / 精神連携・術式リンクに特化。支援枠や異能共鳴適性者が対象。ライはこの副課程にも所属。
■ クロエとライの育成系譜:対照構造としての意味
◉ クロエ・レイン(一般候補生)
・所属:機動空域管制課(雷属性・感知系/強化系)
・魔導核特性:偏向型雷霊素核 (スカイラインモデル)
・特徴:
・高精度の空間制御能力と雷霊素加速応答に長ける。
・索敵・回避行動・上空戦における即時判断が強み。
・都市出身、安定した家庭環境で訓練効率も高い。
・エリート枠として中環層以上から進学。
◉ 神谷雷牙/ライ(支援枠候補生)
・所属:前線地上戦課+統合共鳴課(雷属性・共鳴系)
・魔導核特性:変換型雷霊素核+未知共鳴構造
・特徴:
・共鳴反応において特異な「他者の記憶波長との同期」が確認される。
・地上戦においても術式接続率が高く、支援適応に優れる。
・下層孤児出身。制度枠により軍事適合化された経緯あり。
・訓練の自由度・評価機会に制限が多く、上昇難度は高い。
■ 魔導核による進路誘導と制度的隔絶
LCAは、表向き“魔導核の適正に基づく公平な進路選定”を謳っているが、実際には出自・階層によって教育内容や選択の自由に明確な差が存在する。魔導核の「未定義領域」や「危険共鳴特性」を持つ者(特に支援枠出身)は、開発部門や前線支援任務に割り当てられ、上層部隊への昇進は狭き門となっている。
逆に、安定型の属性核を持つ中環・上層出身の一般候補生は、高等教育や上級部隊指揮系統への推薦がスムーズであり、「同じ属性適性でありながら、進路が明確に分岐する構造」が制度的に組み込まれている。
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雷導兵団
■ 概要
「雷導兵団」は連合国軍の最精鋭部隊であり、十三の常設隊によって構成される。
それぞれの隊は独自の戦闘様式と役割を持ち、連合国内外の戦線に展開される。
形式上は「十三隊」と総称されるが、隊ごとに規模・性格は大きく異なる。
■階級制度
・隊長:一隊の最高指揮官。圧倒的な戦闘力を持ち、隊の象徴的存在。
・副隊長:隊長の補佐。小規模任務や実働の指揮を担う。
・隊士(正兵):実戦投入される正規雷導兵。適合指数B以上が条件。
・候補兵:隊に配属されたばかりの新兵。短期間で生き残れば正兵昇格。
■ 隊の特色(例)
1. 第一隊 《鋼壁》
・重装突撃。鎧のような魔装をまとい、都市制圧戦に特化。
2. 第三隊 《影走》
・暗殺・潜入。帝国の影として情報収集や要人暗殺を担う。
3. 第七隊 《風翼》
・空域制圧と長距離移動。風や空間操作の素体が多い。今回派遣対象。
4. 第九隊 《熾火》
・実験兵器の実戦運用。生体兵器や魔獣の制御に特化。
■ 兵団の存在意義
・雷導兵団は単なる軍事力ではなく、連合国の「象徴」。
・民衆にとっては「神聖視される守護者」。
・敵対勢力にとっては「恐怖そのもの」。
・兵団に入ることは「素体」の唯一の生存ルートであり、同時に連合国に魂を売ることでもある。
■ 総評
雷導兵制度は、素体候補生という“素材”を徹底的に選別し、十三の常設隊へと送り込む「軍事生産ライン」である。
この仕組みの下、連合国は人材を兵器として効率的に運用し、膨大な戦力を維持している。
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雷導兵育成所 《雷導中央育成局(LCA)》
立地と規模:上層スパイアと中環の境界に跨る半軍半学の複合キャンパス。地上部は五角形の実習街区、地下は三層の試験坑と地脈観測管で構成。常駐要員約9,800名、候補生2,400名、被験個体(魔獣)収容120区画。
■ 組織構造
1. 教導局:戦技・戦術・野外行動・部隊指揮。
・特務教官:リアナ・ヴェイル(共鳴戦術科)。候補生のマナ同期時の生理・心理反応を戦術に組み込む専門。
2. 生体工学局:遺伝改編、補助器官移植、再生医療。《適合化棟》を所管。
3. 心理安定局:幻視管理、記憶混入対処、グラウンディング療法、睡眠共鳴。
4. 作戦訓練局:市街・森林・極寒・砂漠・海上など各環境モジュールを切替える可変訓練ドーム《パラメトロン》を運用。
5. 研究統括室:雷導計画の仕様更新、抑制因子の改良、魔獣因子の安全域策定。
6. 内部監察局:規律違反、情報漏洩、精神崩壊兆候の監視。拘束施設 《ネメシス棟》を管理。
7. 後方支援局:補給、施設保全、食糧・薬剤・抑制剤 《アノダイン》の配賦。
8. 記録保全室:意識バックアップ(共鳴記録)の暗号保存。鎮魂廟とも連携。
■ 物語導線(主人公の覚醒)
主人公は《適合化棟》の再生湾で覚醒する。視界の端で、雷導塔の基準周波が瞳孔反射に微細なチラツキを起こし、遠くの鎮魂廟から低い共鳴の低音が伝わる。初期オリエンテーションでは、リアナ・ヴェイル教官が共鳴同調テストを主導し、異世界(他世界)の記憶由来と推定される異常な記憶連結パターンを検出。心理安定局との協同で、彼専用の二重安定化プロトコル(抑制剤の微量持続投与+毎夜の低強度共鳴)を設定する。以後、彼はSERAPH候補としてPhase IIに進み、模擬市街とVR区画で「戦死者ログ」との接触訓練を開始するが、意識断片が日本の大学生活の記憶と干渉し、他の候補生には現れない情動トリガが観測される。教導局はこれを「危険でありながら、未知の戦術資産」と判定し、監察局と研究統括室が二重に監視する体制へ――。
■ まとめ
雷導計画は、地脈上の巨大なエネルギー=情報ハブとして都市計画と軍事機能が同居する設計であり、その中心にLCAが生命工学・心理・戦術を統合した育成体系を敷く。都市の三層構造、可変訓練環境、共鳴管理、暴走対処、情報保全、すべてがエレトゥス連合の技術的優位の表れであり、主人公の目覚めはその最前線で起こる。ここから彼の「人/兵器/記憶」をめぐる物語が、都市の振動そのものと同期しながら動き出す。
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雷導兵団 ― 十三隊一覧
■ 概要
雷導兵団は、エレトゥス連合国軍が保有する最精鋭の常設戦力であり、十三の独立部隊によって構成される。
各隊は独自の戦術・編成思想・象徴色を持ち、連合国軍の中でも特権的地位を占める。
兵団に所属することは「人間」としての名を失い「連合の刃」として生きることを意味する。
・編成:隊長(1名)+副隊長(1名)+隊士数十名(精鋭のみ)
・配属条件:候補生適合指数B以上かつ模擬戦闘評価上位10%
・役割:連合国軍の中でも、特殊作戦・前線投入・秘密任務などを遂行
■ 第一隊 《鋼壁 (こうへき)》
◼︎役割:重装突撃、都市制圧戦、要塞防衛。連合国軍の「壁」と「槍」。
◼︎隊長:グラディウス・ドゥラン(男・50代)
・巨躯の戦士。全身をマナ強化装甲で覆い、連合国最強の防御力を誇る。
・言葉少なく、「沈黙の壁」と呼ばれる。
◼︎副隊長:マリア・フェンリル(女・30代)
・戦術眼に優れた女性騎士。剣術と指揮能力を兼ねる。
■ 第二隊 《蒼刃 (そうじん)》
◼︎役割:近接戦闘の専門。剣士・格闘士で構成される「連合国軍の剣」。
◼︎隊長:ヴェルナー・クラウス(男・40代)
・蒼い長髪の剣豪。連合国随一の剣速を誇り「蒼閃」の異名を持つ。
◼︎副隊長:リュシア・カーネル(女・20代後半)
・小柄ながら圧倒的な体術の使い手。俊敏さで敵を翻弄。
■ 第三隊 《影走 (えいそう)》
◼︎役割:暗殺、潜入、諜報活動。連合国の「影」。
◼︎隊長:クロウ・シュタイン(男・年齢不詳)
・黒衣の男。常に仮面をかぶり、素顔も経歴も不明。
◼︎副隊長:アイリーン・ノワール(女・20代前半)
・冷酷な狙撃手。千里眼を持つと言われ、暗殺任務に特化。
■ 第四隊 《白紋 (はくもん)》
◼︎役割:医療・治療・補給。兵団の「裏の心臓」。
◼︎隊長:セドリック・ハルバード(男・40代)
・医師出身の軍人。戦場医療の権威。冷徹な判断で「切るものは切る」。
◼︎副隊長:リサ・エンフィールド(女・20代)
・治癒術に長ける穏やかな女性。兵団内の精神的支柱でもある。
■ 第五隊 《紅蓮 (ぐれん)》
◼︎役割:炎・爆撃・破壊兵器の運用。戦場の「炎」。
◼︎隊長:アシュレイ・フォルガー(男・30代)
・赤髪の熱血漢。火炎系マナの権化。破壊衝動に忠実。
◼︎副隊長:ゼノ・カルヴァン(男・20代後半)
・爆裂魔法と火薬兵器のエキスパート。
■ 第六隊 《碧眼 (へきがん)》
◼︎役割:戦術指揮・情報解析。知略と計略に長けた「軍師部隊」。
◼︎隊長:ヘルマン・ロイス(男・50代)
・壮年の参謀。連合国の戦略を裏で支える。常に碧い単眼鏡をかけている。
◼︎副隊長:エミリア・ヴェルト(女・20代半ば)
・若き戦術士。情報処理能力に優れる。
■ 第七隊 《風翼 (ふうよく)》
◼︎役割:空域制圧、長距離偵察。飛行戦闘の専門部隊。
◼︎隊長:アルベルト・ヴァイス(男・30代後半)
・白銀の翼を持つと噂される空戦の覇者。現在、エレクトロニアの都内にて療養中。
◼︎副隊長:セイル・リンドバーグ(男・20代後半)
・青髪の青年。冷静沈着で、空戦の戦術に長ける。今回派遣部隊の指揮官。
■ 第八隊 《雷槌 (らいつい)》
◼︎役割:電撃・突進戦。高速突撃による突破口形成。
◼︎隊長:ライオネル・グラン(男・30代)
・雷撃を纏い突進する「雷槌将軍」。
◼︎副隊長:ヴィクトリア・ハーン(女・20代)
・雷の鎖を操る。敵を捕縛・無力化する。
■ 第九隊 《熾火 (しび)》
◼︎役割:実験兵器・魔獣運用。連合国の「狂気」を体現する部隊。
◼︎隊長:ダリウス・ハーゲン(男・40代)
・冷徹な科学者肌。生体兵器を戦場に持ち込み「戦場実験」を繰り返す。
◼︎副隊長:ユリシス・ノート(男・30代前半)
・戦闘狂。半ば自らも「実験体」と化した。
■ 第十隊 《氷鏡 (ひょうきょう)》
◼︎役割:寒冷地戦、氷雪操作。北方ノルド地方(グラシア大陸)出身の戦士で構成。
◼︎隊長:イングリッド・スノウ(女・30代)
・氷雪の巫女。冷たい瞳を持つ。
◼︎副隊長:スヴェン・カルド(男・20代後半)
・氷槍の使い手。忠実な副官。
■ 第十一隊 《黒鎖 (こくさ)》
◼︎役割:治安維持、監視、反乱鎮圧。連合国の「鎖」。
◼︎隊長:バルド・ケイン(男・40代)
・元死刑執行人。連合国の反乱分子を徹底的に粛清。
◼︎副隊長:カタリナ・ロウ(女・20代後半)
・拷問と尋問に特化した冷酷な女兵士。
■ 第十二隊 《翠牙 (すいが)》
◼︎役割:野戦遊撃、獣使い。森と草原での戦闘に特化。
◼︎隊長:レオポルド・ハーシュ(男・30代)
・緑髪の野獣のような男。戦場を狩り場とする。
◼︎副隊長:フィオナ・グリーン(女・20代)
・弓術と獣との連携に長ける。
■ 第十三隊 《宵闇 (しょうあん)》
◼︎役割:最深部の秘密任務。表舞台にほとんど出ない「裏の刃」。
◼︎隊長:ゼファー・クロノス(男・年齢不詳)
・時間操作に近い力を持つと言われる、謎の人物。
◼︎副隊長:ミラ・クロノス(女・20代前半)
・ゼファーの妹とされるが、真偽は不明。
■ 総評
雷導兵団「十三隊」は、連合国軍における最強の象徴であり、同時に恐怖と畏怖の対象。
それぞれの隊は独自の戦闘様式を持ち、連合国があらゆる地形・戦場に対応できるよう設計されている。




