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ラグナ・ヴェルクハイト


挿絵(By みてみん)




■ キャラクター資料:ラグナ・ヴェルクハイト


Ragna Verkheit



【基本情報】


・氏名:ラグナ・ヴェルクハイト(Ragna Verkheit)

・性別:男性

・年齢:37歳(外見は20代後半)

・種族:人間

・所属:帝国軍 神聖魔導兵団 《赤影兵団》隊長

・役職:特異存在制御戦術顧問(非公式)

・現在地:ガルヴァ山郷周辺/灰庵亭包囲作戦行動中



【外見】


・髪色:黒に近い茜色。少し長めのツイストショートマッシュ。後ろ髪は長く、三つ編みにしている。

・瞳色:暗赤色。光を反射しにくく、感情の起伏が読み取りづらい

・体型:筋肉質で重心が低い(約178cm)。鎧を着ていなくとも“重さ”を感じさせる体躯

・服装:赤影兵団専用の暗赤色戦装束。岩霊素を織り込んだ多層構造の霊装外套を着用

・装備:

 ・腰部:位相固定杭 《フェイズ・アンカー》複数

 ・背部:簡易展開式陣杭ユニット

・声質:低く硬質。無駄がなく、命令は常に短い



【性格】


・寡黙で実務的。感情表現をほとんど行わない

・忠誠心は「帝国」ではなく「任務の成功」に向いている

・特異存在と認定されたものに対して恐怖も嫌悪も抱かない

 → それらを“制御すべき現象”として扱う

・部下には厳格だが合理的で、無意味な消耗を嫌う

・ゼンに対しても敵意は薄く、

 「危険であるから排除する」のではなく

 「制御対象であるから止める」という認識



【専門分野】


・非標準対象封圧戦術

・位相固定陣の即時展開

・多人数連携による魔導干渉遮断

・結界・陣形・地形を用いた“能力殺し”

・魔導核の共鳴阻害・発動条件破壊



【技能・戦闘能力】


・魔力適応能力:高(出力は並だが制御精度が極めて高い)

・戦闘技能:極高(白兵戦・陣地戦・対能力戦すべてに精通)

・特殊技能:

 ◉ 《位相固定陣》 ― 空間・魔力の流動を“固定”する戦術陣

 ◉ 《赤影連環》 ― 部隊全体を一つの魔導構造体として機能させる指揮術

 ◉ 《断流測定》 ― 敵能力の発動条件を即座に解析・特定



【関係性】


・カシアン・ルクレティア:

 → 命令系統上の上官。思想には共鳴しないが、目的合理性を高く評価

・神聖魔導兵団:

 → “赤影兵団”は彼個人の戦術思想を基に再編された部隊

・ゼン・アルヴァリード:

 → 初対峙。

 → 「敵」ではなく「抑止すべき災害級存在」と認識

・蒼光庁:

 → 情報提供は受けるが、作戦立案への介入は拒否する立場



【その他】


・好きなもの:静かな地形(雪原・岩場・地下空間)

・苦手なもの:予測不能な感情的行動

・座右の銘:「止まるなら、壊さずに止めろ」



【備考】


・ラグナは過去に一度、特異存在及び特異干渉域の制圧に失敗し、都市区画を半壊させた経験がある

・その際、「能力を叩く」のではなく、「能力が成立する前提を壊す」戦術へと思想転換した

・赤影兵団は彼の思想を完全に体現した部隊である



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■ キャラクター能力資料:ラグナ・ヴェルクハイト


Ragna Verkheit



【所属属性】


岩属性(Earth Attribute)+闇属性(Dark Attribute)


ラグナの魔導核は、防御・固定・遮断に特化した岩霊素を主軸とし、

闇霊素による“不可視化・位相沈降”を副軸としている。


この組み合わせは、

魔導現象を派手に破壊せず、成立そのものを阻害することに特化する。



【展開術式】


位相固定陣フェイズ・アンカー


ラグナの中核術式。

空間・魔力・術式の“流動性”を奪い、世界を一時的に鈍化させる陣。



●《基本構文:地錨定着ちびょうていちゃく


・起動構文:無詠唱(事前設置+意志起動)

・効果:地面・建造物・空間に“位相固定点”を打ち込み、魔力の反射・逆流・再配列を著しく低下させる


→ ゼンの《オールノッキング》を

 無効化はできないが、最大効率で使えなくする



●《連動構文:赤影封環せきえいふうかん


・用途:対規格外包囲戦

・効果:複数の固定点を連結し、部隊全体を“一つの魔導構造体”として同期

・敵の能力発動に対し、

 → 部隊全体で“分散吸収”する形を取る


→ 単独突破を不可能にする陣形術式



●《最終構文:理不動領域りふどうりょういき


・用途:短時間制圧

・効果:限定空間内で

 ・魔力流動

 ・術式再構築

 ・位相反転

 をほぼ停止させる


→ “能力があるのに、使えない”状況を作る

→ 使用時間は極短く、反動で周囲の地形が崩壊する



【能力系統】


妨害系(Disturber)+共鳴遮断系(Resonance Breaker)


ラグナは攻撃を目的としない。

彼の能力は一貫して、


「相手の土俵を成立させない」


ために存在する。



【戦術的特性】


・対ゼン:

 → 勝利不能だが、完全発動を阻害することは可能

・対魔導士:

 → 詠唱・構文成立前に“条件破壊”

・対多数戦:

 → 部隊連携により極めて高い安定性

・持久戦:

 → 高耐久・低消耗型



【使用武器】


・主装備:位相固定杭 《ポイント・ドライバー》

・副装備:重短剣 《グラヴェル》

 → 物理攻撃用ではなく、

   “陣の起点”として使用される



【特記事項】


・ラグナ自身の魔力出力は他の聖導騎士クラスと比べると平均程度

・だが“戦場設計能力”は帝国随一

・ゼンのような存在を

 「倒す」のではなく

 「止める」ために生まれた人間



【まとめ】


ラグナ・ヴェルクハイトは、

ゼン・アルヴァリードという“現象”に対抗するための、帝国側の回答である。


彼は英雄ではなく、悪でもない。

ただ――


規格外を、規格内に押し戻すための存在


カシアンが“世界を管理する影”なら、

ラグナはその影が生み出した

最も実務的で、最も冷酷な手足である。


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