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ラウル・エルディオス


挿絵(By みてみん)




■ キャラクター資料:ラウル・エルディオス


Raul Eldios



【基本情報】


・氏名:ラウル・エルディオス(Raul Eldios)

・性別:男性

・年齢:推定30代前半

・種族:人間

・所属:神聖魔導兵団 黒影兵団(Noctis Veil Corps)

・役職:特務執行官/幻獣運用主任

・通称:

 ・「幻獣使い(ビーストマスター)」

 ・「影の牧童」

 ・「生態系の外側に立つ男」



【外見】


・髪色:深い黄土色。無造作だが不自然な乱れはない

・瞳色:暗い琥珀色。感情が読み取れないほど静か

・体型:中背(175cm前後)、均整の取れた体躯

・顔立ち:彫りは浅く、特徴に乏しいが“忘れにくい”印象

・皮膚:獣油と魔導薬品の混ざった独特の匂いが染み付いている

・服装:

 ・外套:黒影兵団式戦術マント(内側に魔獣制御符文)

 ・下層装備:獣革+魔導拘束帯

 ・装飾品:首元に小さな牙のペンダント(意味は不明)

・声質:低く、抑揚が少ない。人を安心させる調子だが温度がない



【性格】


・基本的に温和で、声を荒げることはほとんどない

・命令に忠実だが、盲従ではなく「成果」を最優先する

・人間よりも魔獣の生態を信頼している

・支配ではなく「理解と条件付け」による制御を好む

・対象を“敵”としてではなく“配置物”として扱う傾向

・残酷さに自覚がなく、「必要だからそうした」と本気で思っている

・感情を排した合理主義者だが、魔獣に対してだけは奇妙な愛着を見せる


※本人は自分を「倫理的」だと考えている

(無意味に殺さない=善、という独自基準)



【専門分野】


・契約魔獣運用理論

・生態系外存在の制御・調整

・魔獣の位相馴致(Environment Fitting)

・魔導核を持たない生物の魔力誘導

・“自然に拒絶されない存在”の人工生成


特に、


「自然に馴染ませる」のではなく

「自然に拒絶させない」


という思想を基盤に研究・実戦を行う。



【技能・戦闘能力】


※本人は前線型ではないが、極めて危険。


・個人戦闘能力:?

・魔導出力:中〜高

・指揮能力:非常に高い(魔獣限定)


■ 特殊技能

・契約魔獣の同時制御(最大数十体・通常は2〜3体※個体による)

・感情遮断型命令伝達(言語不要)

・魔獣の行動目的を「観測/捕縛/威圧」に即時切替

・魔獣を盾・拘束具・索敵装置として運用

・魔獣の“撤退判断”を即座に下す冷静さ


ラウル自身が戦うのではなく、

戦場そのものを“魔獣の生態圏”に変えるタイプ。



【関係性】


・カシアン・ルクレティア

 → 雇用主。思想には共感しないが、目的合理性を評価

 → 「彼の計画は美しくはないが、効率的だ」と評する


・神聖魔導兵団(白影・黒影)

 → 黒影所属だが、白影からの直接指令を受けることも多い

 → 王宮の“汚れ仕事”における切り札


・帝国魔導師団

 → 公然と嫌われている

 → 「魔獣を兵器扱いする異端」として警戒対象


・ゼン・アルヴァリード

 → 直接の接触はない

 → だが「彼の存在が環境に与える影響」には強い関心を持つ



【使用魔獣】


・影狼ヴェルディグリス(改造個体含む)

・ヘルビースト(制御下位個体)

・その他、MSM登録外個体を複数所有(記録未公開)


※彼にとって魔獣は「部下」ではなく

“状況を成立させるための要素”



【能力系統】


・共鳴系(Resonance)※魔獣限定

・補助系(Supporter)

・妨害系(Disturber)


自身が直接力を振るうことは少なく、

他者(魔獣)を通じて戦場を支配する。



【戦術特性】


・正面衝突:低

・奇襲・包囲:極めて高い

・撤退戦:非常に高い

・捕縛・無力化:専門分野


彼が出る戦場では、


「勝ったのに、なぜか負けた気がする」


という証言が多い。



【その他】


・好きなもの:

 ・霧の濃い環境

 ・環境に適応する生物

 ・計画通りに“逃げていく敵”


・嫌いなもの:

 ・英雄的行動

 ・感情論

 ・無駄な殺戮(後処理が増えるため)


・口癖:

 「壊す必要はない。

  ――置き直せばいいだけだ」



【備考】


・魔獣に対しては本名で呼びかけることがある

・人間より魔獣の死を悼む描写が多い

・彼の作戦後には、なぜか“自然環境の修復が早い”という報告がある

・そのため一部では

 「自然側の人間なのではないか」とすら噂されている



★ 総括


ラウル=エルディオスは――


・剣も術も主役ではない

・戦場を“生態系”として設計する男

・魔獣を愛し、人間を配置する存在

・神聖魔導兵団が誇る、最も静かで最も危険な切り札


そして何より、


「世界は支配するものではない。

 条件を整えれば、勝手にそうなる」


と本気で信じている男である。


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