第一件 生徒運営型学校?
ただいまより開廷いたします
僕の名前は、坂也 賞美今日は、僕の夢だった学校、生徒運営型学校の西公学園の入学式の日だ。
この学校の最大の特徴は、学校に先生がいないことだ。
この学校では、生徒が学びたいことがあるとその分野の専門の先生を学校外部から呼ぶのである。
そのため生徒たちは、自由に学びたいことを学びたい先生から学ぶことができる。
そしてこの僕がこの学校だ学びたいこと、それは法律についてである。
西公学園は、日本一規則に厳しい学校と呼ばれているため、賞美は気持ちを入れ替え玄関のドアに手をかけた。
「行ってきます」そう言ってドアを開けるとそこには、一人の学生が立っていた。
その学生達は笑顔で僕に言った「おはようございます!」
賞美「おはよう?.....君たちは誰?」学生「はい!私達は、生徒運営型学校西公学園より参りました、新入生の案内係の西沢 智花です。」賞美「何の用があってここに?」智花「はい!私は、西公学園より坂也 賞美様のお迎えに参りました!」賞美「わざわざありがとう、それでお迎えってことは、何か乗り物があるってこと?」智花「あー..私が出した案が通っていれば伝統に従って馬に乗って新入生を迎えに行くはずだったのですが..」賞美「ですがって、どうかしたの?」智花「実は私学校内行事企画提案等監督員と言う役員に任命されまして、その行事企画提案委員会が人数不足のために私まで現場に出て仕事をしてる次第です。」賞美「その企画提案委員会が人数が足りくて君も企画の提案でその伝統の通りにする案を出したが却下されたってこと?」智花「はいその通りです。つまりお迎えと言っときながらただ賞美様と二人で歩いて学校まで行くだけです」「ごめんなさい」賞美「別に謝らなくていいよ、僕が迎えって聞いて勝手に盛り上がってただけだからさ」智花「そのように言っていただけて嬉しいです、では学校へ行きましょうか」
二人は、そのまま歩きで学校まで行くのであった。
これで第一件を閉廷します。