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さいりとすのー  作者: m22
6/10

交錯

すのーと合わなくなってからどれくらいたったんだろ、、。

大統領と補佐官をなでながら、私は何も手につけられずにいた。

いつもと同じ家族、いつもと同じ友達

でも、すのーはいない。

コスモ学園の生徒を見かけるたびに、すのーの笑顔が頭をよぎる。

あれだけ埋まっていた履歴も今はない。


「さいりー、カレーできたよー」

ママの声にハッとして私は部屋を出る。

心配そうに見つめる二匹を残して、、。

「にゃあ」







「さいり ごめん。今すぐにでも君に会いたい。でも、、」さいりへの想いをグッと堪え、すのーはモニターのディクソン式へと集中する。

「あと少し、、」

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