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転移した異世界が無茶苦茶なのは、オレのせいではない!  作者: どら焼き
第2章 ホロン王国辺境ペルト街編
49/193

第49話 辺境伯復活!

お読みいただいてありがとうございます。

こちらの作品は、

アルファポリス様、

カクヨム様にも先行投稿しております。




 ペルト街の防衛隊隊長の隠し部屋。


 そこに辺境伯は意識不明の重体で匿われていた。

 看病するのは、これまで行方不明だった辺境伯の妹と妻であり、モンスタースタンピードが起きた時は生き心地がしなかった。

 しかし、今ヨウ・ヨウガという青年が現れてペルト街崩落の危機を脱しようとしていた。

 さらに、最高魔法薬師ミレイがヨウ・ヨウガから買った素材で、万能解毒剤が1本作りあげていた。


 ミレイ

「もう、素材はないよ。スタミナポーションも原液が15本だね。」


トーラー

「それだけあれば充分だ。ヨウ・ヨウガ達が素材を持って帰った時点で、戦闘にはいる。」


ミリ

「ヨウ・ヨウガ様は簀巻きにして王都に連れて行き、そして王の前で私と婚約するのよ!オーホッホッホッ!」


 そして、辺境伯に万能解毒剤が投与され…

 辺境伯の顔色はだんだんと良くなり、一時間後に目を覚ました。


 いろいろ報告を聴く辺境伯。

 行方不明だった妹と妻が面倒を見てくれ、弟が身代わりになって、自分達双子そっくりの甥が街を守っていた事に感動していた。


 そこまでは、良かった。


 しかし……


ミリ

「お父様。これがヨウ・ヨウガ様が採取してきた貴重な素材で最高魔法薬師ミレイが作ったスタミナポーションです。

 このポーションを飲むと、力が湧き上がり3万の軍で30万のモンスターの大軍も倒せました。

 みてください私のステータスプレートを!」


辺境伯ルーラー

「なに!レベル502だと!

 そんな、凄いではないか!

 30万の大軍を本当に倒したのだな。よし!私も飲もう。」


ルーラー 

「ああああ!力がみなぎる!

 みなぎってきたぞ! 」


兵士

「ヨウ・ヨウガと、A級の3パーティーが戻りました。」


ミリ

「ヒャッハー!

 ヨウは私のもの~捕まえに行くわよ~」


ルーラー

「ヒュッハー!

 最高の気分だ!ミリ!すぐに捕まえよ。

 さぁモンスターどもを蹴散らすぞ!」


 優しく落ち着いた人格だった辺境伯はヒュッハー!になってしまった。


 そして、ヨウ・ヨウガを歓待パーティーで睡眠薬を仕込んだ飲み物を飲まして、捕獲成功したと同時に辺境伯を総大将に領軍と冒険者ギルド軍が動き出す。


 ペルト街を包囲していたモンスター軍は、死の森に押し返し始めた。

 モンスター軍達があふれる街道の後ろからあらわれたのは、辺境伯次男ゲース達である。


 ゲースはびっくりした。


 自らが毒をもり、意識不明にした父親の辺境伯ルーラーが、あの固すぎる恐竜やモンスターを恐ろしい笑いを浮かべながらバッサリと斬り、ヒュッハー!とか言いながらこちらを見たのである。


 ゲース達100人は、恐怖で固まった。

 しかし、そこは恐竜達の大軍の中である。

 ゲース達はモンスターの大軍の中に飲み込まれていった。

 そこへ国軍も、合流した。

 彼らもすでにスタミナポーションを飲んでしまっていた。

 モンスターの大軍は死の森に押し返され、これにてモンスタースタンピードは終わりとなった。


 理由は、ゴブリンジャイアントが動かず一度死の森に押し返されたモンスターは、死の森から出てこなかったからである。

 王国と辺境伯はモンスタースタンピード再開は、ゴブリンジャイアントの復活までは起こらないと判断した。


 そして、王国の要請により捕らえられたヨウ・ヨウガと報酬を約束されたA級3パーティーは、辺境伯とその娘と共に王都へと出発した。

この作品は、既に第1部が完結しております。

アルファポリス・カクヨム様にて

先行投稿しております。


また、新作

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!


を、アルファポリスオンリーで

公開を始めました。

よろしければ、読んでくれたら

嬉しい限りです。


なろうオンリーは、

まだ先になりそうです。



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