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転移した異世界が無茶苦茶なのは、オレのせいではない!  作者: どら焼き
第1章 始まりの村からハードだった?
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第12話ホロン王国ペルト街を目指す(その2)

お読みいただいてありがとうございます。

こちらの作品は、

アルファポリス様、

カクヨム様にも先行投稿しております。


森を進むと、やはりモンスターに襲われる。


 俺は剣を取って戦うが、やはり倒せない。


 いくら首を斬りつけても斬れない。

 突き刺しても、皮を貫けない。

 どうしようもないので、ハバネロバナナを使うしかなかった。


「俺は弱いのはわかるが、ここまで弱いのか。

 さっきのネズミもどきすら、駄目だった。

 ここまで弱いのか。」


AI

「いえ、違うと思います。

 あのネズミもどき、もとい角ネッズーですが、レベル1の子供でも時間をかければ倒せます。

 おかしすぎます。

 ちょうど周りにはモンスターは、私が今眠らせたブラッドドックしかいませんので、実験しましょう!

 目をついて下さい。」


「わかった。えい!」


 プヨン!


 ダメだ、弾き返された。


AI「そこの大きな石を、ブラッドドックに上から落としてしてください。」


 プヨン!


 弾き返された。


AI「今リソースが少し余裕があるので、私がやってみます。」



 さっき石の、3分の1しかない人の拳の大きさしかない石がゆっくりと浮いて、俺の目線の高さで止まる。

 その後自由落下でブラッドドックに当たるが…


 キャン!


 あれ? うわ! 起き上がった! 目を覚ましたか。


 「くらえ!」と、ハバネロバナナを口に投げつける。


 ドサ。哀れ! ブラッドドックは気絶した。


「疲れた。」


AI

「この先にツルスベリの木がありますから、今日はそこで休みましょう。」


 ツルスベリの木。

 この世界に放り込まれてから最初に世話になった木だが、もうなれたもので登れるようになった。

 これもAIさんのおかげだ。


 木の上で、夕食を食べながらAIと話す。


AI

「ブラッドドックは、冒険者ギルドでは最弱でもBランク指定です。

 素早さだけでも脅威ですが、その口に柔らかいハバネロバナナをジャストミートするなんて、もうA級並なのですよ。

 それで、刃が通らないなんてありえません。」


「確かに、さっきの石の反応はおかしかったよな。

 どうなっているんだよ。」


AI

「そういえば、大きな石を収納していましたよね。

 あれを、今集まってきたブルードックの群れに落としてみては?」


 俺と同じ位の高さの大石だ。

 1.8mくらいはある。

 うわ!

 大きな黒イノシシまでやってきた! 


 手のひらを、モンスターに向けて石を出す。


 落ちて行く巨石!

 やはりブルードックに当たるが、ポヨンと弾かれる。

 が、その時変化があった。

 弾かれた巨石がイノシシに当たったのだが、弾かれる事なくあたった!


 プギャー!


 暴れ回るイノシシ!

 飛ばされるブルードック!


 その後、ふらふとイノシシは何処かへ行った。


用 

「呪いか?」


AIさん

「いえ、呪いでも質量無視して弾く事なんて、ほとんど無理です。

 ステータス画面が出せないのが、歯がゆいですね。

 原因がわからない。」


「(?)か…」


AI

「(?)は今は、のたうち回るっていまして、そんな余裕は無いです。」


 俺はAIに召喚の時に起こった事を話す。


AI

「そんな事が…

 あっ!その机の半分が私に当たって再起動ができたのか! 

 本当にありがとうございます。

 あのまま(?)に乗っ取られた状態だと、後どうなったか。」


「あの時の(?)が使っていた光の玉かな?」


AI

「今、カースサーチをかけていますが、呪われてはいません。

 むしろ、その光の玉が今観察してますが、確認できません。

 気になりますね。

 おそらく神宝具の部類でしょうが、その事も含めて天界に報告しておきますね。」


 ふぁ~あ。ダメだ眠くなってきた。


「AIさんお休み~」


AI

「はい♫お休みなさい。」


AI

「まあ、ジョロキアバナナも70kgもありますし、バクダンチェリーが無効化されてしまうかわかりませんが、街まで大丈夫でしょう。」


 異世界の夜は続く。

この作品は、既に第1部が完結しております。

アルファポリス・カクヨム様にて

先行投稿しております。


また、新作

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!


を、アルファポリスオンリーで

公開を始めました。

よろしければ、読んでくれたら

嬉しい限りです。


なろうオンリーは、

まだ先になりそうです。



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