第118話 バボン王国の防衛戦
用は、ゆみさんとAIさんの素体強化を成功させて、自動ポーション工場も稼働させた。
ゴーレム達が、ポーションを出荷していく。
材料は、調整済みの地下栽培ダンジョンモドキで、すぐに供給できる状態だ。
そして、パイン街冒険者ギルドにて会議が始まった。
バボン王国に入って来た、スタンピード軍は大きく2つに別れて進行中。
1つは王都に向かっており、その間にある街や村は全員避難済み。
こちらが問題の第二軍。
どうもパイン街、メーンターク郡を目指しています。
それぞれ5000万を超える軍であり、バボン王国の総人口を軽く超えて居て、王都からの援軍も期待出来ない。
パイン街の住民は、A級パーティーを主力とする冒険者軍に護送される形で、王都に避難する事が決定。
領主も同行する。
などが、通知された。
用
「今、俺は、どこにいることになっている?」
冒険者ギルドマスター・ドリズ
「どこにいるかわからないみたいよ。ふふふ。
あのライブ中継がかなり効いたみたいね。
うるさいほど斜め上からの目線が、土下座目線に変わっていたわ。」
パイン街領主
「用殿は、護衛してくれるのか?」
用
「いや、恐らくオーク・ジャイアントの狙いは、ココとメーンタークのダンジョンだ。
俺たちだけ残って迎撃する事になる。」
用
「住民用のポーションと、食料は用意出来ている。
領主様は王にこの計画書を渡して下さい。」
領主
「なぜ、ここをオーク・ジャイアントが狙う?」
用
「オーク・ジャイアントはデカすぎるのです。
私はゴブリン・ジャイアントを間近で見ましたが、ケガをすると魔素と瘴気で回復せねばならず、その分エネルギー不足で動けませんでした。」
用
「恐らく、瘴気の濃いメーンタークと魔の森を魔道具などで繋いで活動範囲を広げてから、暴れ回るつもりでしょう。」
ドリズ
「つまり、ココがメーンターク防衛戦の最前線か。
私は残るよ。一緒に戦う。」
商業ギルドマスター・ミイナ・ヴァーミリオン
「わたくしも、残ります。こう見えて腕は立ちますよ。」
領主
「すまん。だが生き延びてくれ!。」
その1時間後、パイン街領民ので大移動が始まった。
見送る用とドリズにミイナとゆみ(とAI)
用
「さてと、兵士ゴーレムさんを展開しますか!」
ミイナ
「どれくらい、いますか?
私もいくつか出せますが。」
用
「今、地下に6000万製造出来てる。
まだ作っているから、動くやつから塹壕とか塀を掘らせて、防衛力を上げる。」
ドリズ
「すごいな、そんなにいつの間に作ったんだ?」
ゆみ
「自動製造機を作ったのはいいのですが、止めるのを忘れて出張していたのでたくさんできていたのが、本当のところです。」
用
「ハハ。
だけど、まだ足りないと思う。総勢3億位なんだろ?たぶん。まだまだ作らないと。」
屋敷にて。
ミイナ
「フフ。
なるほど。
やっとわかりました。
用様は、アナタだったのですね。」
台所で、ソーダを飲みながら工場にMPを送る用を見ていたミイナが、うっすらと涙を浮かべながら用を見ていた。
ゆみ
「あなた?ですか?」
ドリズ
「?惚れたのか?」
ミイナ
「姉さんに、知らせないと。」
ミイナが、目をつむり、何かを通信しているみたいだ。
そのうち、用が少しフラフラになって3人の所にやって来た。
用
「ミイナさんどうしたの??」
次回は、ブリードル帝国です。
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