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転移した異世界が無茶苦茶なのは、オレのせいではない!  作者: どら焼き
第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編
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第109話 無敵だったはずの公爵様



 

 バボン王国宮殿内。


 第2王子?ミルトが、用に差し向けられた刺客の事で雇い主の公爵と、対峙していた。


公爵

「ワシがそのラードなどという小僧の実力を試してやっただけだろうが!」


ミルト

「ヨーガ様です。

 前から公爵の人としても欠陥けっかんがありましたが、記憶すら出来なくなりましたか。

 ボケの始まりですね。

 会議すら出なかったのは、その事がバレるのが怖かったのですか?」


国王

「ミルトや、少し黙っていてくれ。

 公爵よ、弟よ、お前は国を潰す(つぶす)気か!

 ヨー・ヨーガ殿生産だけでなく、戦力としてもS級SS級ダンジョンを攻略しているのだぞ!」


公爵

「会議は、私がやってきて、始めて始まるものだろう!

 ラートとか言う小僧は私に先に挨拶すらせんかった。

 死刑に値する。

 さっさと捕まえろ!

 ユミ・オオトか、フン!わしの女にしてやるか。

 連れてこい!」


 そこへ、兵士が用達に追いつけなかった事を報告してきた。


公爵

「何をしておるのだ!

 軍を早く出せ!

 わしの最速の馬!グウータラ号で追いかけろ!」


兵士

「そのグウータラ号に乗った公爵様の兵士と王都最速の馬に乗った近衛兵で追いかけたのですが、無理でした。」


公爵

「なに!グウータラ号は、普通の馬よりも2倍早いのだぞ!

 嘘を言うな。お前も虚言罪で死刑だ!」


 そこへ、公爵の側近が来る。


公爵の側近

「公爵様!ヨウ・ヨーガ抹殺の為に出したグウータラ号が帰って来たのですが…座りこんで、動かなくなりました。」


 実は公爵は実の兄である国王に対抗するために、グウータラ号には毎日ドーピング剤を投与とうよして、薬漬けにしていたのが、今になって反動が出てきたのだ。


公爵

「あ~ワシの馬が~」


(補足、馬は寝る時も立って寝ます。

 競馬とかでは脚を骨折とかになると殺処分らしいです。

 立てないのは、馬にとって命の危険が迫って来た時と言うことみたいですね。)


国王

「ハァー。ポーションは飲ましたのか?」


近衛兵

「馬の心拍数が安定していません。

 馬医に見てもらっていますが、薬の投与しすぎが原因だと。

 安静にするしかないようです。」


公爵

「こうなったのは、ワシをないがしろにした貴様らとラードとかぬかす小僧のせいだ!!」


 その時、宮殿内は近衛兵が警備と言いつつ、公爵が逃げられないように包囲していた。


国王

「もともと、名馬だったグウータラ号をないがしろにして薬漬けにして、こんな事態を起こしたのは公爵だろう。

 それに、国王をないがしろにする公爵なんぞ、そろそろ処分を考えんといかんな。」


公爵

「なに!ワシの領の力を忘れたか!

 あのリッチキング軍団がいるダンジョンを抑えとるのはワシだぞ!」


ミルト

「公爵ではなく、王都ギルドから派遣されているS級パーティーが間引きしているから、ダンジョンを抑えられているのですよ。

 やっぱりボケたか!」


国王

「前から聞きたかったのだが、作物の生産も3分の1に減少しているらしいのと、領内で王国法で決められた15%を超えた重税を領民にかけている疑いがあるが、答えてもらおう。」


公爵

「何を言っとるんだ!作物なぞ取っているよりも、ダンジョンのドロップ品のほうが高く売れるから、全領民に冒険者になる義務をかけてやっただけだ!

 フン!

 もうすぐワシの領はドロップ品物納制度で王国の予算をはるかに超える収入が入るだろう。

 フハハハハハ!」


ミルト

「あなたって人は、なんてことをしているのかわかってないのですか!」



 そこへ、近衛兵士が走ってきた。


近衛兵士

「ヨー・ヨーガ様から、公爵領の冒険者ギルドから特急鳩便の手紙が来ました。」


国王

「どれどれ(国を離れるとか、書いてないよな。)」


国王

「なになに!ヨーガ殿はオーク・ジャイアントスタンピードの援軍対策のため、先に疑惑だった公爵領のダンジョンを攻略にかかるらしい。

 うむ、確かにそうだな。(よかった~)」


ミルト

「(良かった、早く今のうちに手を打たないと)疑惑のダンジョン対策の為に領軍を使ってこれまで100年間E級すら攻略出来てなかったものを攻略しろと、王命が出ていましたが、なぜやっていない!

 なぜ逆の方角の王都方面の街に集結している。聞かせてもらおう!」


国王

「公爵!貴様には謀反むほんの疑いがある。」


公爵

「ふざけるな!ワシが王位につくのが当たり前の事だ!

 あ・た・り・ま・え! あたりまえ! 

 さっさと王座からどけ!」



国王

「公爵…貴様、お前には、」


 顔を真っ赤にした国王が、公爵を処分しようとしていた時に、また近衛兵士が走って来た!


近衛兵士

「陛下、公爵領内の、複数の冒険者ギルドマスターから一斉にダンジョン郡から、ラスボス部屋の扉が開く時に発生するダンジョン震が観測されたと緊急鳩便が来ました。

 今から現地の魔導通信をつなげます。」


公爵

「ハ!

 嘘もたいがいにしろ。」


ミルト

「そんな、態度もいつまでもつかな?」


公爵

「小娘が、ダンジョンが攻略?

 どうせされてもEどころかF級がせいぜいだろうな。」


続きます。

お読みいただきありがとうございます。

評価頂けたら、次回作の励みになりますので、よろしくお願いいたします。


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