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第一旋律『クロノスの森の遺跡編1』

「じゃあイヴ、準備はいいか?」

花が咲き乱れる花畑で左目を隠した鳶色の髪の青年が魔方陣を書き終え、金髪の少女に微笑む

「うん。ちゃんと指輪だって用意したもん」

少女は掌に握られていた2つの指輪の1つを青年に渡した。

「じゃあ始めるぞ」

「うん。我が儘を聞いてくれてありがとうね」

「別に、これしとかないと納得できないしな。」

そう言って、魔方陣の中にお互いの姿を確認するように座り、青年と少女は呪文を唱え始める

『我等、古の契約に則り、今ここに契約をする』

呪文に応えるように魔方陣は輝き、それを確認した青年が少女の左手の薬指に指輪をはめながら、呪文を紡ぐ

『我等の肉体が滅ぼうと、傍に居ることを誓い、今誓約をたてる。』

『我が名、セドリック・ペスパー』

『我が名、イヴレスカ・アーヴィング』

『に誓い、我等は全てを共有す……』






*****

「―――とまあ、これが五年前の話」

酒場のカウンターでココアを飲みながら、金髪の少女、イヴレスカが隣にいた男性に話終わった。

「あり得ないだろ」

男性はそう言い、

「確か、君が15歳の時の話だと言っていたが…」

イヴレスカの胸辺りを見て

「五年の月日が経っているとは思えな

「うっさい!!」


ドガッ


「どーせ、胸無いよ!てか、五年前から身体的成長なんてしてないもん!!」

イヴレスカは20歳とは思えない幼さで、着ている服も、少女のようで男性の言い分も分かりたい。

「意味が分からない…」

「私だって分かんないんだって!!」

そう言って男性を両手が叩きながら叫ぶ


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