第三話 会議
〜3ヶ月後〜坂本城
同盟を依頼してきた諸大名達が全員集まった。
「よーし皆集まったな?皆はわしと協力してきれるという事だが具体的にどのような協力をしてきれるか申してほしい。」
「協力なんてしねーよ!」
「ん?誰だ?」
「わしだよ?わかんねーか?」
やっぱり誰か裏切ると思ってたよ。
「わしだよわしだよ。柴田勝家!」
来世でわしわし詐欺やりそうなやつだな。
「皆さん官兵衛についていって逃げてください。官兵衛頼んだぞ。わしは勝てる。」
「はっ!お気をつけください。」
「あぁ。」
「あ?明智なんかに負けるわけねーだろ。」
わりーな。無双スキル使えるんだわ。
「バサッッ」
「はぁ?」
「よくも…」
やっぱり剣を振るだけで何人も殺せるんだな。
「官兵衛終わったぞー!」
「はっ!」
「あと掃除が大変じゃな。」
「そうですな。今すぐ掃除させまする。」
「あぁ。ありがとうな。」
「じゃあわしは先程の皆と話しておくな。」
「はっ!」
「皆お騒がせしてすまんな。」
「いえいえそんな事。そちらこそ大変でしたな。今回の勝利も見事でござるな。」
「それでは本題の話を致しましょう。」
「はっ!」
「皆様に集まっていただいたのは…この明智軍は天下統一を目指そうと思う。わしはこれから毛利征伐に出かける。」
「皆様にも毛利征伐の為の人々を出してほしい。毛利輝元はわしの同盟に応じなかった。毛利を倒したらほぼ天下統一じゃ。ほとんど織田からの家臣は引き継いでおる。皆応じてくれるか?」
「もちろんでございます!」
「いやいやこれからは明智様の世だと思いましたよ。」
「喜んで軍を任しますよ。」
「皆様に喜んでもらえて幸いでございます。ですが少し義昭様がうなずいていませんが?」
「わしは反対じゃ。どうせ明智光秀なんか織田信長と変わらないのじゃ。わしは帰る。やはり家臣に勧められてきたがこういう内容だったか。」
「義昭様帰ってどうぞ。いずれわしらがあなた方を攻めに参りまするぞ。」
「そうか。かかってこい。」
「義昭様はまことに扱いづらいですな。」
「そうですなぁ。」
「まぁいい。あともう一つ。徳川家康殿は山崎の戦いの時から同盟を依頼してくれた。ここにはいないが徳川家康殿も仲間じゃ。」
「あの!徳川殿が!よろしいですな。」
「楽しみですな。」
「じゃあここから皆様手を合わせて毛利軍と足利軍を倒しましょうぞ。」
「そうですな!」
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