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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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こんな世界壊してやる!

こんな世界壊してやる!!

作者: ユウキユウキ

はじめは楽しかった。

みんなが私の配信を喜んでみてくれている。ゲームをすれば一緒に攻略してくれる。コラボなんかもいろいろした。でも、もう終わったんだ。いや私が終わらせる。

私が始めた時にはバーチャルTuetuber(※以下Vtuber)は100人もいなかっただろう、しかし時は流れ今この世界には70000人ものVtuberが存在している。もちろん皆が皆成功を収めているわけではないがその量産型の多さは異常誰でも簡単に受肉できるようになった今日に日にこの世界に飛び込んでくるものは多い。そう私は今究極の選択を迫られていた。

ここで私の紹介をするね。名前は柊花果(ひいらぎ はなか)、キャラクターの名前は花咲(はなさきメメカ現在登録者数11万人で主に配信で雑談、ゲーム。カラオケなどをして順調に登録者を増やしていった、しかし、今大きな危機に直面していた。その圧倒的、同業者の多さ、私と同じことをするVtuberなんてごまんといる。視聴者の好みでたまたま私を気に入ってくれたのが私の視聴者だ。今トップのVtuberはミズナカイと言って100万にん越えの登録者を抱え居ている。所謂この業界を立ち上げ始めた先導者的立場の人だ、私と何が違うと言われれば特に変わりはない、そう先に始めていたというだけだ、しかしそれだけのことなのに後追いで入ってきた私たちに比べ圧倒的なまでの戦力差がある。私はミズナカイを超えたい。何をすれば超えられるのだろう。私の特技は声がきれいということだけでこの業界に入ってきたただそれだけだ。他に何ができるわけでもない。なにか私にできることはないのか?私は考え込んでいた。

ある日私は、ふとある配信者の配信を見ていた。コメントがずらずら流れていく、コメント一つひとつを拾っている暇なんてない。私は普段使ってるアカウントではないものでふとコメントをしてしまった。

「死ね」

そのコメントはものすごい速さで流れていき配信者に気づかれることはなかった。私は安心したが同時に好奇心が生まれた。次の瞬間私はこんなコメントを流した。「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」

今思えばそう、この瞬間からから私の物語が始まったんだ。

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