街へ
森を抜けしばらく歩くと大きな街が見えた。
「まずあそこだな。」
街へ入ると多くの人で賑わっていた。
そこである一人の女の子に目が付いてた。
その子は、みずぼらしい服を着ていて大きな犬の耳していたいわゆる獣人だ。
しかも大きな首輪が付いていた。
「奴隷か。」
始めての獣人よりも奴隷の方に目がいってしまった。
「やっぱりこの世界もあるのか奴隷が。」
少し複雑な気持ちになりながら街を歩いた。
さてまずなにから手を付けようか。しばらく歩いてみるとある場所に目が止まった。
「ダンジョン」
あったー!この世界はダンジョンがあった!良かったこれで俺も冒険できる。
俺は、すぐさまダンジョンへ向かった。
「あの~ダンジョンに行きたいんですけど」
「身分カードは、お持ちですか?」
「身分カード?」
え?そんなの必要なの?
「すいません持ってないんですけど。」
「でしたらまず身分カードを作って貰う必要がごさいます。」
その後受付嬢の人に丁寧説明され身分カードを作るべく役所に向かった。
「では、まず名前を書いて貰い試験を受けて貰います。」
「試験?」
試験なんてあるのかこの世界のまだ知らないまずいな~
「あの~試験はどんなのでしょうか?」
「実戦での試験になります試験管が相手になりその人の実力を計りダンジョンに適正かを判断します。」
「成る程。」
良かった筆記試験じゃなくてこれならなんとかなる!
「では、準備が出来たら言ってくださいすぐに試験を始めます。」
「分かりました。」
よしやるぞ!これに合格してダンジョンデビューだ!