不穏な影
ロゼリアが来て数日後が経ち何だかんだで溶け込んでおり四人でのダンジョン攻略も問題なく進んでいった。
ダンジョン攻略が休みの日はロゼリアが二人の稽古の相手をしている。
こちらとしてもロゼリアレベルの相手が稽古してくれとても助かっている。
「やあー!!」
ガキンっ!!
「踏み込みが甘いぞリムル!」
「はい!」
シュン!!
カン!
「甘いぞ!」
「ぐぅ」
「エリキ立ち止まらず常に動いて敵を捕らえて次のモーションに移行するだ!」
「は、はい!」
うん中々順調のようだな。しばらくはロゼリアに任せて大丈夫だな。
「はぁはぁありがとうございました。」
「ああ二人共大分動きが良くなって来たぞ。」
「本当ですか!」
「ああ今の実力ならそこいらの冒険者にも負けないな」
「ユウ様の足を引っ張る訳にも行きませんからね。」
「そうですね。もっと強がりならなければ。」
「所で二人はユウ殿に告白したのか?」
「「えー!!」」
「えーって好きなんだろ?」
「そ、それは好きですけど…」
「私ごときがユウ様のお相手何て…」
「うーん彼ならすんなりと受け入れそうだけどな?」
「ロゼリアさんはいいんですか?その~ライバルが増えても。」
「いや、私は別に嫁が一人増えようが二人を増えようが構わないぞ。」
「え?そうなんですか?」
「ああそれに彼の事だから更に増えそうな気がするしな。」
「確かにユウ様の魅力に気づいた女性ならアプローチして来ますよね。」
「確かにユウ様ならありえますね。」
「だろそれにユウ殿なら二人の事も受け入れてくれるさ。」
「さすがにロゼリア様の用にはいけませんが…」
「ええそうですねロゼリア様用にはとても…」
「あの二人共もう仲間なんだし私の事はロゼリアでって呼んで頼んだよね?」
「差すが急には」
「ええまだ時間が必要ですね。」
「そう?なんかちょっと淋しいな」
「すいません。」
「別に謝なくていいでもその内には呼び捨てで呼んでくれ」
「分かりました。」
「その内には」
「よし!じゃ汗を流しに行こう!」
「「はい!!」」
ーとある城ー
「魔神王様様子はどうだ?」
「未だ眠ったままだわ」
「まぁ復活するのも時間の問題だけどな!」
「ああたっく憎きあの人間共のせいで魔神王様が。」
「ああ少しあの人間共を舐めすぎていたな。」
「確か六天門だったかしら?」
「ああそういばそう名乗ってたなあの人間共」
不気味なオーラを漂よわせて円卓に並ぶ五人の魔神王の幹部魔族である彼らはかつて魔神王共にこの世界を恐怖に陥れていたが六天門と名乗る後に伝説となった人間達により魔神王を封印した。
「それでロクゼルあの街は落としたの?」
「ああ順調だぜ人間共を家畜の用に働かせているぜ近い内に王を処刑する予定だ。」
「ただお前王の娘を逃がしたようだが」
「たっくどこからその情報仕入れてくるだゼノン?」
「それでどうなんだ?」
「問題ない部下に後を追わせてる時間の問題だろ。」
「そうかならいい。」
「そいえば面白い話しを聞いたんだがあの伝説の紫黒龍がやられたらしいぜ。」
「本当かそれ?誰にやられたんだ?」
「さぁ?何でも一人の人間がやったらしいけどよ。」
「人間がたった一人であの伝説の龍を倒せるはずがないだろ!どうせでっち上げだろ人間お得意のよ」
「まぁいずれにせよ我々の目的は魔神王様の復活それを邪魔するものは消すのみだ。」




