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クラス替え初日
僕桜庭 純は何処にでもいる平凡な高校二年生だ
「二年生にもなって彼女すらいないボッチ高校生なんだけどね」
高校に入れば浮ついた話しでも出てボッチではなくなるんじゃあないかとちょっとした期待を抱いてたんだよね、まあ今日はクラス替えでみんな浮き足だってるだよなかくゆう僕もちょっと気になっている
「確か二年六組だったよな、緊張がヤバイ落ち着け僕」
そして僕がドアを開けようとすると僕の後ろからさっさと入るんだったら入れよと怒鳴る声がしたその声に振り返ると目付きが悪そうな男子生徒が立っていた
「そんな所で立って居られると俺が入れないだろ」
僕はとっさに教室のドアから離れてしまった
「ご、ごめん」
ボッチの僕は、友達と喋ることも無いせいか声が小声になってしまった
「今なんか言ったかお前の声が小さすぎて聞こえなかったわ」
と言ってその男子生徒は教室に入って行った、まさか同じクラスとは気まずいなあんまり近づきたくないと思った