プロローグ4
プロローグ4
っお、もう昼か~・・・2人に声かけて、ご飯を食べて来るように促し、ついでに適当な弁当をお願いしといた(2人の昼食代と弁当代を多目に渡す)
2人が30分ほどで帰って来たよ、手にビニール袋をぶら下げながら・・・2人も弁当にしたようだ、弁当と飲み物を受け取り2人からの質問など食べながら答えたりして、まったり過ごした~
昼食後、買い出し時に仲良くなったみたいで面白娘にお嬢ちゃんが色々アドバイスし、それを基に色々試しだした・・・良い傾向だな~
嬢ちゃんにいたっては本格的に卵に精気を送りだしたよ・・・これ、いつ羽化してもおかしくないよな~…タラ~リ(汗)
説明する前に羽化したらどうするか考えてると・・・強い突き刺すような視線を感じたので反射的に視線を返してしまった・・・俺もまだまだだなぁ~っと反省しながら視線を外し観察をする事にした
・・・距離があるけどカップルみたいだな、視線の主は男の方みたいだが未だに強い視線を感じるな、2人は視線を感じてなさそうだから意識されてるのは俺か卵だよな、あの距離で卵を確認できるのか? 知り合いじゃないと思うんだが・・・考えても判らんか…ポリポリポリ(頬掻き)
放置して嬢ちゃん達の様子を見守っていたら、近場まで真っ直ぐきはりました~・・・結局視線はそのままだったよ、卵にも視線飛ばしてたから候補者だとおもうけど・・・美形カップルなど
死ね!
気になるのは女性が青ざめた表情で卵を見つめてるんだよな~・・・2人して候補者なのか? っと思ってると男性から
「少し良いかしら」
驚いて相手をマジマジと見詰めてしまった
「・・・綺麗な人」
嬢ちゃんの一言に我に返り深く頷いてしまいましたよ・・・いや、仕方ないよ…ポリポリポリ(頬掻き)
・・・美男子だと思ってたら女性なんだよ! メッチャ格好いいよ! ・・・面白娘は見詰めたままだ
「っと、失礼。何でしょうか?」
一言詫びを入れて聞き返す事にしました~・・・男装女性は隣の女性をチラッと確認してから
「真ん中の2つの卵を譲ってもらえないかしら、もちろん謝礼は用意しますので」
「理由を教えてくれるかな?」
暫くお互いに見つめたまま(相手は睨んだまま)、男装女性が溜め息をつき
「…ハァ~(溜息) 自分は、この身に代えても護と誓った人を護り通せなかった負い目から、精神的に摩耗していく一方だったが。1週間前に突然、無くした半身が戻って来たような精神的に満たされた感じがした・・・その後に色々あったが卵を見た時に理解してしまった。これが私の半身なんだと」
「なるほど、貴方の理由は理解できたから譲るのに差し障りはないよ。隣の貴方の理由も教えて貰えるかな?」
隣の女性を促すと、出会った時から青ざめた表情まま治る事ははく、青ざめた顔で語りだした
「私は数年前にある事件に巻き込まれてから、全てを拒絶し殻に閉じ籠って生きて来ました。死ぬ事ができませんでしたから・・・1週間前に殻に閉じ籠った私を包み込むように癒してくれる存在がありました・・・負の感情に苛まれている私には生きる事に希望が無かったのですが、安らぎを与えてくれた存在と一緒に過ごしたいと思いました・・・私を護ってくれる人と共に」
最後の言葉を語った時にチラッと横を向いたので2人の関係が判るね~・・・しかし、辛い事を語らしてしまったな~
「すまんね~、お嬢さんも譲るのに問題ないよ」
一言詫びを入れ。嬢ちゃん達に詰めてもらい2人に座るように促し、全員が腰を据えたのを確認して語りだす
「さて・・・卵を譲るにたる方々が集ったので、このまま譲渡してもいいのだが・・・その前に、自分は 嶋 大地 っと言う。短期間か長期間か判らんがよろしく♪」
俺の自己紹介に、嬢ちゃん達も名乗り返してくれた・・・嬢ちゃん=本 桜。面白娘=海 桃子。男装女性=部 花梨。令嬢=庭 アヤメ。って、所だ
「まず注意事項と今後の事についての決断をしてもらいたい・・・ただし、今回の決断は仮初めで羽化後に人生を変える最終決断をしてもらわねばならにい」
一旦止めて見渡し、続きを語る
「まず人生を変える決断だが ズバリ! 今までの生活を全て捨ててもらう事になる・・・っと、言うのも。友人、知人、家族等々と一切連絡が取れなくなるからだ」
その言葉に桜ちゃん以外、それぞれの反応があり花梨からの質問が
「誰とも連絡が取れなくなるとすると失踪や誘拐に当たるのでは?」
「普通に姿を眩ませらばそうなるね~・・・今回は色々と情報操作されるから、失踪や誘拐と騒がれる事はない」
花梨に答えると、今度は桃ちゃんから質問が
「え~と、情報を集める事もダメなんですか?」
「今まで送ってきた人生についての情報収集は不可能だよ・・・ただ、気掛かりがあるなら君達自身の事でないなら可能な限り優遇処置を施されるように取り計らう事はできると思う」
「う~ん、例えば。私が居なくなる変わりに、ある人の病気が治り幸せな一生を送れるようにできますか?」
「病気はどうにかなるとして。幸せの方は少しでも芽があれば可能だと答えておこう」
こちらの答えに桃ちゃんは満足そうに頷いてるよ、花梨は疑問を持ったようだが
「失礼だが、貴方にそれだけの権限が与えられてるのかい? 病気がどうにかなるって、大病や不治の病とかでも対応できるのか? ましてや人の一生なんて、例え可能性があったとしても・・・」
「権限はないが融通を利かす事はできる。人によって幸せはマチマチだな、だが補助する事はできる・・・病気の治療方法等は公表されてる事柄が全てではない」
花梨は最後の答えに何か思い当たる事があるのか剣呑差が増した表情になったよ・・・
「詳しくは最終決断を下す時に決めましょうや・・・で、注意事項に関してなんだが進めて良いかい?」
周りを確認した所、反対はないようなので話を進める事にした
「まぁ~ぶゅちゃけちやうと、この卵達は普通じゃない。気付いてると思うがね・・・でだ。卵の羽化には特殊な方法がされている っが・・・方法は後回しにして羽化後には必ず卵の殻を食べさせてほしい。これ重要だから」
今の所、問題なさそうだな・・・後回しうんぬんの時にズッコケてたね~
「もし、食べさせなかったら?」
「信頼関係が壊れるし、その時点で記憶封印され元の生活に戻って貰う。それだけだよ・・・罰則は無し、安心でしょ」
花梨からの質問に答えたように罰則は一切無しだ、こちらが迷惑かけてるからな~…ハァ~(溜息)
「さて、肝心の羽化方法だけど・・・羽化させる気がある方のみ、卵を持って貰えるかな?」
桜ちゃんとリンクしている卵の羽化前に説明できて良かった~・・・皆さん躊躇わずに持ったね~
「羽化方法何だけど、実は何もしなくても問題なく羽化するだが・・・卵が養分にしてるのは各自が生きる為に発散している生命力を集めて吸収しているんだ・・・1週間前に君達が感じだ異変から既に吸収が始まっていた・・・勿論、君達に負担は一切ない・・・日数が経過してから事後報告になって申し訳ない」
この時だけは正座して謝罪しましたよ・・・皆さん複雑な顔してますね
「こちらの対処が遅れた上に君達の所在地が判らなくてね・・・ある人物にお願いして、この場所に集まって貰うように仕向けて貰った・・・勿論、裏でね」
「・・・だから今日中だったんだ」
桜ちゃんの確認に頷きで答えるも、他の方々は複雑そうだな~・・・まぁ~仕方ないか、気付かずに思考誘導されてたもんな…ハァ~(溜息)
「羽化させるのに現状でも問題ない・・・っが、羽化速度を加速させ・・・」
言葉の途中で、桜ちゃんが持ってる卵に ピキッ っとヒビが入ったよ・・・桜ちゃんは困ったように見てくるし回りは固まってるし…ポリポリポリ(頬掻き)
桜ちゃんの頭を軽く ポンポン 叩き、大丈夫だよ~って伝えて認識阻害系の結界起動させる(2匹と修行した結果、守護結界の種類増加)
≪守護結界(認識阻害系)≫
辺りを透明な膜が包み込むように展開した為、皆が緊張し警戒するが事情を説明して事なきを得る。ヒビ割れ卵に集中するように促して見守る事、数分で産まれたよ。ただ・・・
龍?が産まれたよ!
西洋竜でなく、東洋の細長い龍だ。
桜ちゃんは普通に触ってるな・・・爬虫類系に嫌悪感がないようだ・・・他の子も驚いてるけど大丈夫そうだな
取り敢えず、説明は後にして・・・桜ちゃんに殻を食べさせるよう促しながら、俺は手を取って貰う
つづく




