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学園生活は魔女と共に  作者: あまねく
一章 日常へのアンチパスバック
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不安の果ての決意

 翌日、月曜の朝を迎えた。

 篤志はいつもどおりに寝坊したが、今日はいつもと違うところがあった。

 それは美雪に起こされたのではなく、自分で起床したという点である。

 普通の目覚ましでは中々起きない篤志がなぜ夜更かしを全力でした翌日に、自ら起床できたかというと、強力な圧迫感と呼吸不全を感じたからだ。

 まず意識を取り戻した瞬間、頭部が何かで固定され、全く動くことが出来なかった。目は開いているはずだが、真っ暗で何も見えない。強引に首を動かすと、何とか酸素を吸うことが出来るようになった。

 「ふがっふも、ふもふもっ」

 とりあえず声を出して見たが、声にならない。

 篤志は何度か深呼吸を行い状況を整理する。

 (まず、今の状況。俺はまちがいなくベッドで寝ているはずだ。しかしこの状況はなんだ?どうして?ホワイ?……そうか、美雪だ。俺は昨夜なにを狂ったのか美雪と寝た。寝たと言っても怪しいことは断じてしてない。血のつながった可愛い妹だが、俺はノーマルだ。妹に手を出すなんてことはしない。絶対に、絶対にだ。大事なことだから二度言ってみた。それはさておき、つまり今この頭を固定しているのは間違いなく美雪ってことだ。イエス。正解だ!間違いない。抱き枕愛用者の癖だろう。俺を抱き枕と勘違いしてるな。そうかそうか、美雪も高校生になったとはいえ、まだまだ子供じゃわい、HAHAHAHA!ってちょっとまて、じゃあさっきから顔面を圧迫するこの温もりは高校生になった美雪の……おっぱ……おぱ……いやいや、落ち着け篤志。まだそうと決まったわけじゃない。すべての事象は確認できた時に初めて認識されるんだ。つまり確認しない限りこの温もりの元は永遠に謎のまま、発生していない事象となるんだ。うん。間違いない。オカルト好きのクラスメイトがそう言ってた。そういうことでファイナルアンサー。テレフォンを使って良一に確認を取っておきたところだが、そのためには一度剥がして、携帯を取って、電話を掛けなかきゃならん。その時点で、ファイナルアンサーの正否は確定しまってるぜ。それにしても、非常にふくよかだ。……いやいやいやいや。落ち着け、落ち着け篤志。このたまらなく良い匂いも、脳をしびれさせる弾力も、体を溶かしてしまいそうな温もりも、元凶は妹だ。妹によこしまな感情を抱いちゃならん。まずは、すべての煩悩を捨て去り、この状況を脱することだけを考えるんだ)

 篤志は美雪の変則ヘッドロックをゆっくりもぞもぞ剥がしにかかった。両腕を握り、顔を下に体ごと引いた。

 「……ん、あっ……」

 悩ましい声が部屋に響く。それと同時に篤志は高くも無く低くも無い自分の鼻が、とあるぽっちに触れたのを感じた。

 心臓の鼓動が一気に早くなると同時に、なぜか血液の流れが一部に集中しようとする前兆を察知した。

 (ぬおぉぉぉぉぉぉ落ち着け俺。あれだあれ、黒板を爪で引っかく音を想像しろ。そしてその邪悪な血流を元に戻すんだ。あれか、これはただの生理現象、生理現象だ。健全な男子ならではのごく一般的な現象だ。戻したいが、これは……この片目に当る微妙な感覚は、もしかして……もしかして……微妙な位置で微妙に体を引き抜き勢いあまってこんなところに、まさか、まさかこんな右瞼の位置に……)

 篤志は高速で瞬きした。それは理性でも本能でもなく、純粋な青少年の好奇心だった。

 「んあぁっ」

 再び悩ましい声が部屋に響く。

 (イエス。ビンゴ!って違う。これはより深みに嵌ってしまっている。岡留篤志よ正気を取り戻せ。帰ってくるんだ俺)

 篤志はすべての煩悩を気合で振り払うと、強引に体を引き抜いた。時間は九時を回っているが美雪はすやすやと気持ちよさそうな寝息を立てている。今日は二人そろっての遅刻を覚悟した篤志だった。


 篤志と美雪は一時間目が終わる時間帯を選んで登校した。

 あの後リビングに下りると母はすでに大学へ出かけおり、その旨のメモと朝食が用意されているだけだった。

 美雪を叩き起こし時計を見せると美雪は慌てふためき、足の小指を机とドアに強打すること二回、もうすでに一時限目が始まり、遅刻が確定していることを覚悟させてやっと平静を取り戻した。

 その後は冷静に支度を済ませ家を出た。どうせ一時限目終わる数分前に到着しても厄介になるだけなので、少し歩幅を調節し、鐘が鳴った後に教室へと入室した。

 「重役出勤ですなあ岡留篤志どの」

 いつもの見知ったあいつが近づいてきた。

 「寝坊したんだ。好きでこんな時間に来ることになったわけじゃない」

 篤志は気だるそうに応えた。確かにここ毎夜、深夜まで調査を行うことで睡眠時間も極端に少なくなった。疲れも万全には取れていないし、腹部の痣もたった数時間で消えることは無い。未だに痛いのが本音である。

 「それはそれは……、美雪ちゃんにも見捨てられるとはお前も焼きが回ったもんだな」

 良一が哀れむような目つきをしている。

 普段の篤志なら流すようなささいなことだが、今日はなぜか少し強い口調で反論した。

 「そうじゃない。あいつも寝坊したから今日は兄妹揃って遅刻したんだ」

 「美雪ちゃんが寝坊なんてそんなこともあるんだな。完璧に見える超絶美少女の美雪ちゃんも、実は朝が弱いという弱点が。いやこれは弱点ではなくステータスのような気もする。う~んすばらしい逸材だ」

 「いやいや、美雪は基本的に朝は強いよ。でもそうだな、確かにあいつ、たまにポカをやらかすんだ。大体今朝だって俺のベッドで」

 その瞬間良一の目が見開いた。あえて擬音をつけるなら『クワッ』だろう。

 「なんだと!お前のベッドで美雪ちゃんがどうかしたのか?」

 篤志はしまったという、強く後悔のにじむ表情を浮かべる。

 「いや、なんでもない。ちょっとハプニングがあっただけだ」

 「ハプニング?そのハプニングは寝坊したはずの美雪ちゃんがお前のベッドで何かを行うハプニングなのか?そうなのか?そうなんだな!」

 胸倉を掴み、鼻先に良一の顔面が近づく。荒い息遣いを感じる。非常に不快な吐息だ。

 さらに同タイミングでこのクラスの学級委員長、武田正輝が現れた。

 「貴様、そこへ直れ」

 いきなりの荒声で篤志と良一は声を発することができない。教室の端で、優に数メートルは在ろう距離からの遠距離ツッコミだった。

 「貴様の血筋にしては可憐で麗しい妹が居たのは承知している。入学式の翌日には、噂が噂を呼び、僕も目にする機会が何度かあった。確かに噂に違わぬ美貌の持ち主。この僕が言うのだから間違いはない。それに、たまたま体育の授業風景を見たことがあったが、高校一年生とは思えないほどの凹凸を兼ね揃えた芸術作品だと認めよう。それが何か?いくら貴様が同じ屋根の下で暮らす兄妹だったとしても、していいことと悪いことがあるんじゃないのか?その区別すらつかないのか貴様は?まさかすでに手篭めにしているのではないだろうな?抵抗できない美しい妹を力の暴力に訴え、あの豊満な、豊満な……、ばばばばばばバストを蹂躙したのではなかろうな!殺す。殺してやる」

 一言一言ごとに鼻息は勢いを増し、篤志に近づきなら叫ぶように告げた。間違いなくこの声の大きさならば両隣のクラスまで聞こえてるはずだろう。

 「んなわけあるかああああああああ!美雪ちゃんは俺の嫁だ」

 良一はバカだった。

 目には目をバカにはバカを。良一は武田に向かって叫び返した。

 「貴様に用は無い。引っ込んでおれ深田良一」

 「そっちが無くても俺にはあるんだ。黙って聞いてりゃ変な妄想しやがって、俺の将来のお嫁さんに色目使ってんじゃねーよこのエロガッパ!」

 「エ……エロガッパ……。この僕をエロガッパだと。撤回しろ変態スケベ猿。それに僕は彼女に色目なんて使ってない。たまたま目についただけだ。それに僕は純粋な目で彼女を見てる。貴様のような邪な感情なんて持ち合わせていない」

 良一と武田の辺りを強制的に巻き込んだ低レベルな口論はヒートアップしている。心なしかクラスの女子が篤志を見ながらヒソヒソと話をしていた。このまま放置すれば、篤志のクラス内ヒエラルキーは良一や武田同様、最下層まで転落してしまう。なんとしても阻止しなければならない。

 「いい加減そこのくそったれ共。やめてくれないか?」

 精一杯ドスの利いた口調で篤志は告げた。

 「義兄さんは黙ってろ。俺の嫁が汚されたんだ」

 「美雪嬢の問題だ貴様は今は黙ってくれ給え」

 二人が同時に叫ふ。廊下にはこの醜い口論を聞きつけた野次馬が集まり初めていた。

 篤志もこのくだらないやり取りに、心の観音菩薩様も限界を迎えた時、稲妻のような声が教室に響き、音速に近い速さで英和辞典と国語辞典が、それぞれの顔面に直撃した。

 「いい加減にしなさいこのスケベ猿とエロガッパ!」

 二人はすでに意識は無い。

 顔は見事に変形し、自らに起きた悲劇を知ることも無く昇天していた。

 「篤志も篤志よ。不本意ならキッパリ反論しなさい。それとも何?本当に朝から美雪ちゃんに悪戯してたの?」

 鬼のような目で篤志を睨んだのは陸上部のエース、学校のミスポニテ、黙ってれば彼女にしたい女性上位の須恵希実だった。

 「いえ滅相もございません。美雪とは常に普通の兄妹の関係でございます」

 篤志は蛇に睨まれたカエルのように怯えた調子で答えた。

 「ならばよし」

 希実は納得したとばかりに大きく頷くと、野次馬に向けて言った。

 「はいはい。これにて一件落着。無事に解決したので皆さん解散してください」

 ずっと傍観していた木下有里も合わせて野次馬に向けて、解散するように告げた。二人の圧倒的支配力で、あっという間にこの場は収まり野次馬は消えた。

 後には二つの屍だけが残ることになったが、こいつらは自業自得だ。放っておいてもいいが、もう授業が始まる。とりあえず席に座らせといてやるかと思い近づこうとした時、運悪く始業のベルが鳴り、今一番会いたくない教師ナンバーワンの岩迫が入ってきた。

 岩迫は教室に転がる二つのバカに目を留めると、数秒考えるそぶりを見せた。

 「岡留。説明しろ」

 なぜ俺だ、と篤志はそう思った。しかしこの教師相手に反論しても無駄なのは承知している。

 「えっとですね。つまり、えーっと……」

 篤志がどこから話して良いか分からず戸惑っていると、岩迫が告げた。

 「三秒以内にまとめて話せ」

 無茶言いやがる。だがそれならこう言うしかない。

 「二人が己の大事な部分を掛けて戦った結果です」

 教室に沈黙が流れた。

 「そうか分かった」

 驚いたことにこの教師はこの説明で納得したようだ。一気にクラスはざわつき始めた。岩迫は何も無かったかのように出欠を取り始め、バッチリ二人の名前を呼ぶが返事は返ってこない。おそらく欠席扱いにしたのだろう。教室中の生徒がそれを感じた。

 その後授業が始まって数秒で岩迫は言い放った。

 「しかしこいつらは邪魔だな。……この列の男子。この二人を廊下につまみ出せ」

 皆反論することなく二人を廊下に放り出すと、その日の午後まで二人が帰ってくることは無かった。

 

 授業中は昨夜のことが何度も何度も脳裏を駆け巡った。

 父が行方不明になって今日で一週間が経過したことになる。昨夜のバケモノを思い出すたび、恐怖と不安は湧き上がる。いくら虚勢を張ろうが、冷静を保とうとしても無意味だ。絶対的な恐怖に襲われる。では今夜からはどうすべきなのか。

 答えは決まっている。当然今夜も探しに行くのだ。

 いくら恐怖が湧きあがろうが、関係ない。犯人を捜し親父を見つけて、その場を離脱し、大急ぎで警察に連絡するんだ。それまではやれる。見つからなければいいのだ。要は発見されなければ生きて帰れる。それだけのこと。

 しかしそれだけのことが怖い。何度も何度も結果を出したことを考え直しては同じ結果を出した。怖くても探しに行く。これが自分のやるべきことと決め、武者震いを抑えつつ学校が終わるのを待った。

 

 学校が終わり美雪と買い物を済ませ、自宅に帰り着付くと、時間は十八時になろうとしていた。今は美雪が夕飯を作っている。

 帰宅早々、母さんに電話した。父さんについては今まで同様に何の進展もなかった。ただし、今日から北区の工場と倉庫街をたとえ私有地であっても強制的に全て捜査するそうだ。

 今更だと思う。当初から怪しいとされていたポイントで、今までは流す程度にしか調べてなかったということだろう。

 しかしこれは大きな進展だと思う。間違いなく北区倉庫街に犯人は、あのバケモノ共の本拠地はある。それに、自分の予想では、昨夜襲われた駐車場の先、フェンスに囲まれた古く巨大な倉庫群の中にいるはずだ。今夜こそは慎重に、父さんを探し出してやる。

 「お兄様。夕飯の支度が整いました。ご飯にしましょう」

 美雪が篤志に声を掛けた。母さんは今夜は少しだけ遅くなるということだった。待っても良い時間帯ではあったのだが、母さんから食べとくように言われてしまった。

 「わかった。今行く」

 短く応え、テーブルに着いた。美雪はご飯をお椀によそっている。今夜の夕飯はお手製ハンバーグだ。可愛いプチトマト付きのサラダに、コンソメスープのオマケまで付いていた。良い香りが部屋に充満している。唾が物凄い勢いで分泌されているのが分かった。

 もちろん夕飯は四人分用意されている。裏返しにされたお椀は二つ、母さんと父さんの分だ。

 「ではお待たせしました。いただきますしましょう」

 美雪がやっとGOサインを出した。二人は両手を合わせ、空腹を満たす行為に励んだ。

 会話は今日の学校での話題に花が咲いた。美雪の友達の中原佐緒里が体育の授業で盛大に転んでしまったことや、教師の変な癖についての話だった。

 楽しい夕飯の時間はあっという間で食後のお茶を飲み始めた頃に、突然亀裂を走らせたのは美雪の一言だった。

 「ところでお兄様。私今日、とても変な噂を耳にはさんだのですが」

 「噂?どんなことだ」

 本当に噂好きが集まる学校である。きっと多くの学生は遺伝子レベルで下世話な話題がすきなのだろう。

 「お、お兄様が、私に夜な夜な変な悪戯をしているというものです」

 口に含んでいたお茶を盛大に吹き出してしまった。

 「ななななな何を言ってるんだ」

 絶対に朝の一件である。尾ひれが目一杯ついていた。

 「ですから、お兄様が夜な夜な私に変な……具体的には申し上げることは出来ませんが、その普通では考えられないような悪戯を私に行っているというものでした」

 「美雪、信じたのか?」

 「そんな信じるわけありません。キッパリ周りには否定しておきました。絶対にありえないと」

 よかった、さすが美雪だ。常識の塊。言うときは言う女なんだ。

 「でも否定はしたものの、火の無いところに煙は立たずと言いますし、お兄様がもし内緒で、何かしらの情事があるのでしたら、私、精一杯お手伝いをしても」

 「いやいやいやいやいやいやいや、まてまて待ってください」

 十分に変な女だった。それに情事って……まさか男子立志を迎えた頃から始まる秘密の行為に気づいているのだろうか。もしそうなら緊急の対策会議が必要である。より隠密性を高めなければならない。

 「お前の優しさは嬉しいが、そんな変な情事は無いんだ。無いから手伝うこともないんだよ」

 篤志は優しく言葉を掛けた。

 「でも佐緒里ちゃんは高校生の男子ともなると、夜の処理が大変だから手伝ってあげたほうがいいと熱弁されてました。夜の処理というものがいまいち分かりませんが、これも後学の為です。隠す必要はありません。是非美雪を使ってください」

 (中原佐緒里だったな。今度会ったときは憶えてろよ。変なこと吹き込みやがって完全に洗脳されてるじゃないか。それにしても美雪を使うって……いやいやいやこれは想像すらしてはいけない禁断の領域。それに想像するよりも目の前のこいつを何とかしなければならない)

 「美雪。落ち着いて聞いてくれ。はっきり言うからこの話題はこれっきりだ。いいな」

 「はい」

 美雪が目を輝かせて頷いた。

 「本当に夜の情事なんてものは無いんだ。もしかしたらその友達のお兄さんにはそういった夜の秘密があるのかもしれないが、俺に限っては全くない。信じろ。いいな」

 無理やりに言い放った。納得しようがしまいがこれでこの話は終わりだった。しかし存外に美雪はしつこくこの話題に喰らい付いてきた。その間、篤志は知らぬ存ぜぬ在りえないを繰り返し、母の帰りを待ったのだった。

 

 二十時過ぎに母が帰ってきた。母はすぐにテーブルに着くと夕飯を摂った。美雪と篤志は同じテーブルに付き、母の夕飯にお茶を啜りながら付き合った。

 母さんは最近学生の間で流行っているネットのコミュニティサイトについて持論を饒舌に述べ、美雪特性ハンバーグに舌鼓をうっている。基本的に愚痴や、他人の文句を一切言わない母さんだが教授のセクハラが学内で横行しているだけは許せないようだ。なんとしても戦うことをここで宣誓された。

 夕飯も摂り終え、お風呂に入り、自室に帰ってきたのは二十一時半だった。篤志は二階にあがる際に包丁やナイフくらい用意したほうがいいかと思ったが、あのバケモノ相手に包丁を持って居たとしても役に立ちそうとは思えず、持っていくのをやめた。それよりもバットの方がもしもの時の防御なりに使えそうだったので、そっちを持っていくことにした。

 いつものように動きやすい外行きの格好に着替え、靴を履き、窓から部屋を出たのは五分後のことだった。リュックにバットを挿し、一路北区方面を目指した。

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