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学園生活は魔女と共に  作者: あまねく
一章 日常へのアンチパスバック
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紅炎の魔女

 魔術詠唱を始めて九十秒が経過した。

 両腕には合計十個の魔法陣が展開している。


 残り三つ。


 前回は最終的にルペルカスを逃してしまったが、今回は違う。前準備は万端、膨大な魔力消費に耐えるための対策が完璧に施されていた。

 懸念されるのは身体が魔術行使に耐えられるかどうかである。

 今ステラが準備しているのは最終的に十三魔術を使うことになる。

 一つ一つが微力なものであれば、ある程度魔術をかじった者ならば造作もないだろう。しかし、その一つ一つが神をも殺すことのできる強力な魔術ならば、その負担も危険性も桁違いである。


 ステラは高速で魔術詠唱を続けながらも、久万の様子を感じ取っていた。

 まさかこんな隠し技をもっていたとは思いもしなかった。

 心から驚いたと共に感心した。

 彼女は全力で期待に応えようとしてくれている。自分も全力でそれに応えるのだ。

 

 残り二つ。


 二人の争いは熾烈さを増している。

 久万の限界も近い。

 一秒が長く感じる。

 腕が重く、正気を保つのもやっとの状態だった。

 事前に準備した広域結界で吸い上げている魔力が底を尽いた。

 想像以上の魔力消費に供給が追いつかなかったのだ。代わりに自身の魔力を消費させる。

 ずしりと身体に掛かる負担が大きいものになった。


 残り一つ。


 その時、久万から悲鳴が上がった。

 久万の左肩にルペルカスの折れた爪が突き刺さっている。

 その数三本。

 しかしルペルカスにも同じ位置に贄が奥深く突き立てられていた。

 両者一歩も引かない壮絶な争いだが、時間が経過するにつれ久万の疲労はより大きなものへとなっていく。


 あと五秒。


 耐えろ―


 あと三秒。


 耐えろ―

 堪えてくれ―


 あと一秒。


 「替われぇぇぇ久万ぁぁぁぁ」

 ステラの怒声が轟いた。

 この二分ステラと篤志を庇い、一歩も引かずよく闘ってくれた。

 お陰で完璧に仕上げることができた。

 久万は残された力を振るい、ルペルカスから距離を取った。

 しかしそこを狙ったかのようにルペルカスが、肩から贄を抜き取ると久万へと投げつけた。

 吸い込まれるように久万の心臓めがけて飛んだ刀の切っ先が、胸の皮膚を破り、筋肉と肋骨を貫いた。

 しかし心臓に届く数ミリ手前でなんとか停止することが出来た。

 それは咄嗟に両腕を前に出し刀の侵入を少しでも防いだ、已む無い賭けが成功した証だった。

 久万がステラの側に辿り着くと胸に刺さった刀を抜き取った。

 同時に如来化が解ける。

 膝をつき苦痛に耐える久万がステラを見つめ笑みを浮かべた。

 「ちょっと休むから後は任せるね」

 そのままうずくまるように身体を折ると静かに目を閉じた。


 「いやいや、大人気ないことをした。人間にしては手ごわいから、少し必死になってしまったよ。おい、ジークステラ。そいつ死んだか?」

 無言でステラが歩みだした。

 「なんだよ、お前も私の邪魔をするのか。そこの売女のようになりたくなければ、いますぐ―」

 「黙れっ」

 ステラの激しい殺意にルペルカスが口を閉ざした。もう両者には余裕の欠片は微塵も無かった。


 一瞬の静寂。先に動いたのはステラだった。

 左腕から炎に巻かれた幾重もの蔓が束となりルペルカスへと伸びる。

 つい先ほど孤児にされた少年を仕留めた術と同じものだが明らかに太さと炎の熱量が違った。

 ルペルカスは余裕で横に避ける。

 しかし炎の蔓もルペルカスを追尾するように横へと流れた。

 「これじゃあ当らんなあああああ」

 ルペルカスは軽々と右へ左へ蛇行し追尾を逃れ続ける。

 「いくら強力だろうと当らなければ意味がないぞジークステラ」

 ルペルカスが鼻で笑った次の瞬間、ステラの左手からさらに三本もの炎の蔓が噴き出した。


 合計四本の炎がルペルカスを襲う。


 器用に避け続ける中、ステラが逃げる方向を計算し壁際へと追い込いこんだ。

 逃げる方向を失ったルペルカスの足に一本の炎が巻きついた。

 それを皮切りに次々と残り三本がルペルカスを捕らえた。

 両手両足に巻きついた炎がギリギリと締まっていく。

 さながら鎖につながれた罪人のように躯の自由を奪った。

 「こんなものすぐに千切ってくれる」

 「やれるものならやってみろっ」

 さらにもう一つ。

 ステラの左腕から炎が伸び、胴体に喰らい尽いた。

 完全に自由を奪われたルペルカスの顔に初めて焦りの色が浮かぶ。

 ステラは容赦のない冷酷な瞳でルペルカスを凝視している。

 左手はルペルカスの動きを封じる炎を制御するため、硬く握り拳が作られている。

 ステラが右腕を掲げた。


 「Ein」


 右腕の魔方陣の一つが眩いばかり輝きを放ち消失した。

 即座にルペルカスの目の前に巨大な剣が現れた。

 灼熱の業火を纏い、今までの炎とは比べものにならないほどの熱を放射している。

 これはかつてアスガルドを破壊し世界を焼き尽くすと言われた、巨人スルトの剣。

 その実体は炎の王ラナサハルが生み出す世界の根源の炎。

 マントルの熱を放射するガイアスブレイドである。

 それを見たルペルカスも事態のまずさに気がついた。

 懸命にもがき脱出を試みるがステラの左手は強固に握られ、一片の揺るぎもない。


 「Zwei」


 さらにもう一本同様の剣が現れる。

 ますますルペルカスが激しくもがき暴れようとするが緊縛の鎖と化した炎の蔓はビクともしなかった。

 ステラの拳に一層の力が入る。


 「Drei」


 さらにもう一本の剣が現れた。

 ステラは一切の隙を見せず次々と炎の剣を呼び出した。


 「Vier,Funf,Sechs,Sieben」


 まさに壮観。

 室内が真っ赤に照らされる。

 鋼鉄すらも焼き尽くすことが可能な剣が合計七本展開され、ルペルカスを取り囲む。

 「ジィィィィクステラァァァァァァァ」

 「後悔はいらん。今すぐ燃え尽きろっ」

 全方位に展開された炎の剣が一斉にルペルカスの肉を焼き裂き、躯へ突き刺さる。

 地面を揺さぶるほどの絶叫がこだました。

 強靭な躯を突き破る炎の剣は身体の中に入ってもなお、灼熱の炎に衰えは見られなかった。苦痛に耐えかねるルペルカスが何度も何度も身をよじるが、串刺しとなった肉体を開放することは出来ない。


 ステラの右腕は炎の剣を操る王の腕。

 左腕は動きを封じる炎の鎖。

 さらに左腕には、まだ一つ最後の魔方陣が残っている。

 「私は貴様が嫌いだ。正直に言おう。大嫌いだ。人をもて遊び続けた報いを受けてもらうぞ」

 ステラの左腕に残った最後の魔方陣が光を放つ。


 「業火よ来たれ」


 ルペルカスの足元を覆い、突き刺さった剣さえも覆うほどの巨大な炎の柱があがった。

 炎は竜巻のように風を起こすと炎の繭をなって燃え盛る。

 全ての魔力を使った全力の魔術。もはや魔術の域を超えた奇蹟の業と言っていいほどの威力。

 群塔始まって以来の天才と謳われ、数々の功績を上げてきた紅炎の名に恥じない大魔術であった。

 一分ほど経過しただろうか、鳴り止まぬ絶叫を上げるルペルカスに異変が起きはじめた。

 燃え盛る炎が黒色に染まり、ピンと張られていた緊縛の炎も次第に侵食され始めると、水あめが溶ける様に弛緩し、細い糸状となって消失した。

 炎の剣は未だに深く刺さったまま、赤い炎を上げているが、根元は黒炎に変わっており、全体が侵食されるのは時間の問題だった。

 勢いを失った炎の隙間からルペルカスの瞳が見え隠れしている。

 次第に隙間も広がり始めると顔全体がはっきりと見えた。

 驚愕の表情でそれを見つめるステラ。もう彼女に余力は無い。全ての力を使い切っている。追撃はおろか逃げることも不可能だった。

 黒く焼け爛れた躯、真っ白だった体毛は見る影も無く、筋肉組織や骨が剥き出しの状態で、雄叫びを上げた。


 もはや余裕は微塵も無く、知性すら感じさせない、剥き出しの殺意を振りまいている。

 ルペルカスを覆った黒色の炎は、本人が自らを拘束する炎を焼き切る為に放った、闇の炎であった。

 本人も苦肉の策だったのだろう。

 受けた傷で消耗した躯に鞭を打ち、搾り出した魔力でさらに自らに火を放った。受けたダメージによって瀕死の状態になりながらも、最悪の情況から脱することに成功した。

 ただしその代償は多大なものであったようだ。

 鳴り止まぬ雄叫び、焦点の合わない視線。

 そしてなにより、完全に理性を失っていた。

 しかし自我を失い狂戦士となったルペルカスは、生に執着したのではない。

 このまま放っておいても数刻で力尽きるだろう。

 彼を突き動かしたものは、ステラの先に転がっている者への執念だった。


 赤と黒、二つの炎の尾を引いてルペルカスが駆け出した。

 覚悟を決めたステラを尻目に彼が向かったのは、篤志の方向だった。

 「しまったっ」

 ステラの声が虚しく響くが、もはやどうにもならない。倒れている篤志を撥ね上げるとそのまま鉄柱へと突っ込んだのだ。

 柱は大きく曲がり、ルペルカスの荒い息遣いと、いきんだ音が聞こえてくる。少しずつではあるが、確実に炎の熱で鉄柱が赤い光を放ち始めた。

 即死だろうと思った瞬間、ステラの目に入ったのは、両腕でルペルカスの角を抑える篤志の姿だった。


 ルペルカスが押し潰そうと果敢に力を込めるが、篤志は平然とした顔を崩すことは無かった。

 篤志の両手に力が篭る。

 すると腐った木材を砕くように、ルペルカスの角が砕け散った。

 声にならない絶叫が広がる。

 軽々と放り投げられたルペルカスは宙を舞い、力なく堕ちる寸前、篤志の右腕が躯を貫いた。

 全身を覆う黒い炎が篤志へと流れていくように、集中していった。時間にするとものの数秒。たったそれだけの間で、躯を覆っていた炎はおろか、突き刺さっていた炎の剣も消え失せた。

 「シ……ソ……」

 力のない声が漏れる。

 「ド、ドレイン……魔力を吸っているのか……」

 ステラの呟きが、今までの喧騒が嘘のように静まり返った倉庫に響いた。

 ルペルカスは指先一つ動かすことが出来ない状態で、かろうじてボソボソと口だけが動き何かを呟いている。

 やがて足元が砂のように崩れ落ちた。細かい粒子がさらさらと地面に溜まる。魔力を吸い尽くし生命力までも奪った結果だった。

 脚が崩れ、腰が崩れ、胸が崩れてもなお、何かを呟くルペルカスだったが、肩が崩れ落ち首に差し掛かると、最期は静かに砂となって崩れ落ちた。


 二万年の時を過ごし、この世に地獄を造ってきた狂楽の王の死の瞬間だった。

 「篤志っ」

 ステラが声を掛ける。しかし反応は無い。ボロボロの身体を引き擦り、近づいて再度声を掛け、揺するが返事は返ってこなかった。

 不意に篤志が呻き声を漏らしたと同時に、一迅の風が吹いた。篤志を中心に発生した風は、最初の爆風ほどではないが、濃い闇の魔力を含み、嵐のように吹き荒れた。

 抵抗力が極端に低下したステラが、衝撃に耐え切れず吹き飛んだ。かろうじて着地は出来たものの、これ以上近づくことは困難だった。

 ステラはその場で何度も篤志の名前を叫んだ。しかしその声は届くことは無かった。

 「くそったれ、一体何が起きてるんだ」

 「力が暴走してるみたいだね」

 「久万、大丈夫なのか?」

 「私は大丈夫。それより篤志君をどうにかしないと」

 久万は口では大丈夫と言っているが、どう見ても尋常でない傷を負い、出血も酷い状態だった。

 それでも顔は笑顔を作りステラの横に並んだ。

 現状はどうあれ、結果的に篤志に救われたのはステラと久万であり、最終目的だったルペルカスが滅びた今、目下の目標は篤志に借りを返すこと。

 この二人が目を合わせただけで決めた目標だった。

 「ルペルカスは篤志を始祖だと言った」

 「アリエちゃんは始祖の事を、原素の王の力を取り込んだ人間だと言ったね」

 「篤志が放つこの力は闇の魔力だ」

 「つまり篤志君が闇の王ファグナスの力を得た始祖ってことだね」

 「確信は無いがそういうことなんだろう」

 二人の間に、確認に近い符号がマッチしていく。

 篤志の存在は、どういうわけか始祖となった。

 アリエは今回の事象に水の王が関わっていると言っていた。

 しかし、始祖となった篤志がどういう風に水の王に関わるかが分からない。

 また力が暴走している篤志を止める手立ても思いつかなかった。


 「それは違うぞ人間」

 壊れた扉の向こう側から声が聞こえた。

 即座に顔を向けるが、人影はふっと消失した。

 「私が望んだのは、始祖の先にある」

 再び声が響くと、篤志の元へと人影が舞い降りた。

 白く簡素な無地の服を着ている。顔は良くも悪くも精彩の欠けた印象で、唯一うす水色の瞳だけが特徴的だった。


 「お前が望むのは、王達の復活による世界の再起動。そして再構築にゃ」

 不意に聞き覚えのある声が響くと、奥の影から人影が現れた。

 「アリエっ」

 「魔女の二人はよくやったにゃ。正直ここまでルペルカスを追い詰めるとは思ってなかったにゃ」

 アリエがステラと久万に歩み寄ると、真っ直ぐに男を見つめた。

 「久しぶりになるな。水の王アイシチミリチ」

 「アリエか……。何しに来た」

 「お前を止めるため」

 「なぜ」

 「世界を救うため」

 「救う?世界を救うのは私の方だ。我ら王が管理し、創り上げたシステムを破壊し、ねじ曲げたのは人間だ。よって私は世界を本来の姿へと戻すのだ」

 二人の簡潔なやり取りが続く中、久万が口を開いた。

 篤志は未だに魔力を溢れさせて暴走していたからだ。

 「篤志君は関係ないでしょ。開放しなさい」

 男は久万を一瞥し口を開いた。

 「この少年には重要な役割がある。彼を触媒として、今日ここに闇の王ファグナスが復活するのだ」

 驚愕の事実。

 これが本当であれば、世界の常識はひっくり返る。

 そもそも現世に水の王が実在していることこそが奇蹟に近い状態である。

 さらにもう一人の王が復活することで、どんな影響があるのかは分からないが、アリエの言では世界が滅びるということだろう。

 「篤志はどうなる」

 ステラが叫んだ。

 「消滅する」

 「ふざけるな」

 「私は本気だ。元はといえば、お前ら人間が我ら王達に手を掛けたことが発端なのだ。それを元に戻すことは世界の総意である」

 「生きてる人間はどうなる」

 「当然消滅する。心配はいらん。本来の姿へと戻るのだ。痛みも無ければ自覚も無い」

 「それはつまり、全人類を殺すってことだろ」

 「違うな。無かったことになるのだ」

 終始抑揚のない声を発する男からは活きた感情が感じられなかった。

 それがさらにステラの感情を逆撫でした。

 「てめぇ」

 「待つにゃ。ボロボロのステラは引っ込んでるにゃ」

 「おいちょっとま―」

 アリエは喧嘩腰で今にも向かって行きそうなステラを抑えると、久万にしっかり捕まえておくように伝えた。

 「アイシチミリチ。共に過ごした千年、そして別れてから見た千年間で美しいもの、暖かいものは無かったか?」

 男は何も言わぬままアリエを見据えている。

 「少なくとも私にはあった。争いの中でも懸命に生きる人たち。絶望の中から希望を見つける人。愛を育み生きる人間が尊いものに映った」

 「違うな。不完全で在るが故に、無秩序に生きる人間は、結果的に不幸を呼んだ。管理されない為に流れる無用の血だ。血が血を呼び、断ち切れない鎖のように争いが続き不幸が連鎖する。この世界は呪われている」

 「私はそうは思わない。人間は必死に努力してる」

 「二万年の時の流れを持ってしても人間達は修正できぬではないか。だからこそ私は決意したのだ」

 「嘘だ。それは詭弁だよアイシチミリチ。お前は寂しいんだ。分かり合えた仲間を失い、孤独に過ごした時の中で懐古した。だから私と千年もの時間を一緒に過ごした。だけど私じゃ孤独は満たされなかった。だから失った仲間を取り戻し、世界をリセットすることにしたんだ」

 「違う。私はこの不完全な世界で不条理な―」

 「嘘はもういい。お前は私を置いて消えた日も同じ顔をしていたよ」

 水の王の顔に初めて感情の色が浮かぶが、すぐに無表情となった。

 「私の決意は揺るがない。もう決めたことだ」

 アリエは静かに瞼と閉じると深い呼吸を取り、目を開いた。

 「そうか、ならもう話すことはない」

 「理解できぬか……。所詮は呪われた孤児ということか」


 数瞬の沈黙


 「あなたと過ごした千年間はそれなりに楽しい思い出だったにゃ」

 「私は違うな」

 二人がそう呟くと音も無く消え、同時に巨大な衝突音が幾度と無く鳴り響いた。

魔術や詠唱の定義、くわしい設定についてはいずれ掲載したいと思います。

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