5本場 嫌な予感
私生活が忙しすぎたんですすみません。文字数少ないです。あ、別の作品でも修行始めましたね。ま、この作品にはミリも関係ないですが。
「コロッセオ?」
コロッセオを知っている人は、誰もがまず最初にそう思い浮かべるだろう。だって、まんまあの世界のコロッセオだもん。建物を丸ごとコピペしたような形をしているのだ。
こんなに酷似したものが、別の世界にあるものなのだろうか。
そんなことを考えていると、脳内に声が響く。
『【テレポート】の最低条件が整いました』
なるほど。・・・きちゃぁ!
テレポートが使えるぜ!ぐへへへへ
何が何だかわからないが、とりあえずテレポートが使える(?)ようになったので、によによしていると、隣にいる親父が不気味なものを見るような顔をしている。
「何見てんのさ。きもいよ?俺はあいにくおっさんに見つめられて喜ぶ趣味は持ち合わせてないぞ
「いや、お前が変な顔をしていたのが悪いだろ。ってか、さっき言ってた、ころっせお?ってのはなんだ?初めて聞くものだが」
「・・・気にすんなめんどくさい」
なんて会話をしながら、俺はどんどんその闘技場の中を進み、5分ほど歩いたら、親父が口を開く。
「お、いたいた。ほら、見てみろ。あそこにいる一目見るだけで化け物とわかるような奴」
そういって父はとある老人を指さす。その老人は黒色のゆったりとした服を着てたたずんでいた。素人の俺から見ても、化け物とわかるような佇まい。そしてその手に持っているのは、、、短剣か。うん。嫌な予感がする。
「親父さんよ。嫌な予感がするのは気のせいか?」
「いいや、気のせいじゃない。思っているよりもヤバイだろうな。だって俺が二度と戦いたくないと思った奴だから」
そんな会話をしながらその老人のほうへと歩いていく。
「いいいいいやあああああだあああああ!!帰る!俺は帰るんだ!!!」
「だめだ。あ、ほら。お前が大声出すから目が合っちまったじゃねぇか」
しくじったああああ!!!ってか、ただ俺は麻雀をやって楽しく生きてただけなんだぜ?なんでこんなことになるんだよ。
クソゥ!と太ももをたたいで怒りを発散させるが、その間にも老人は近づいてくる。その姿にも一片のスキもない。
「久しぶりだな。・・・名は、何だったか?まぁ良い。私をこの場に呼び出して、なんの用だ?」
「よぉ爺さん。まだ生きてたんだな。死んでると思って賭けのつもりだったが、しぶといな。っと、話がそれたな。アンタ、短剣短剣使いだろ?俺の息子に短剣の使い方教えてやってくれねぇか?」
「断る」
親父がそう老人に頼み込むが、老人はそれを即答で断る。
「そこの童は、魔法使いのような気がするが?覇気が全く感じ取れない。ただ、そこそこの魔力は保持しているようだな。とはいえ、そこら辺の魔術師より少し魔力量が多いくらいだ。上級魔法を連発できるくらいにはなるやもしれんな。鍛えれば、だが」
「爺さんや。アンタ強すぎるよな?俺ですら勝てねぇレベルで。でも戦うのすきだろ?こいつは、強くなるぜ?上級魔法連発できるようになるんだろ?そこそこ強いだろ。爺さんでも少しは手こずるだろ。それに加え、爺さんがこいつに短剣を教えたらどうなる?はっきり言って爺さん以上の化け物が生まれるぞ。それとこいつはまだガキだ。いくらでも成長するぞ」
「親父、てめぇ何言ってんだよ?いや、ふざけんなって。いや、確かに強くはなりたいよ。強いのってかっこいいしさ。だけどさ、絶対この人の修行きついじゃねぇか!なにやってんの!?頭わいてんのか!」
俺が親父をそう罵るが親父はハハハと笑うだけ。そして老人は、すんげぇ不敵な笑みを浮かべている。うん。嫌だ。
「ほぅ、一理あるな。そこの童、私の弟子になれ。強くしてやろう。なに、心配するな。そこまで辛い訓練はしない。のぉ、お主の子供、借りるぞ」
「あぁ、任せた。あ、一週間に1日くらいは家に帰してやってくれ」
「心得た」
「なぁ!俺の意見はどうなんだよ!なぁ!なぁ!」
そう叫ぶが、最後まで俺の意見は通らず、その体からは想像できないほどの力で闘技場の奥へと連れていかれた。
「・・・なんでこうなった?」
ばなな




