2本場 能力確認 テレポート聴牌!
えーと、文字数少ないです。あ、言い忘れていましたが、基本的に一話5000文字ほどを目安にしております。今回は3000文字ですけどね。それはともかく、2話です。だからなにって感じですけどね。
さすが赤子と言うべきか、俺はすんなりと眠ることができたのだが、妙な不快感とともに俺は目を覚ました。これは、あれか。”おもらし”と言うやつか。
マジかよ、大人にもなっておもらしをしてしまうなんて、しかも、前だけじゃないんだよな。後ろもあったかいんだよな。実も出ちゃってるんだな!
「ぴぎゃああああああ」
とりあえず泣いて助けを求める。赤子って、便利だな。泣けば何とかなる。
しかし、泣けども泣けども母親は来ない。これはまさか、、、赤子の俺を置いてお出かけ中?マジで?出かけるなら俺も連れていくだろうよ。生まれてちょっとの赤ちゃんだぞ?って、今思ったけど生まれたてのはずなのに見た目は生後数週間の赤ちゃんだな。どういうこっちゃ?うーん、考えてもわからないもんはわからない。頭を使う必要なし!それよりもまずはこの不快感をどうにかしなければ、、、あ、そういえば俺って色々と能力もらってたよな?
【変身 カラス】
喋ることができないので心の中でそう答えると、俺の身体は見る見るうちに、とはいっても少しだけだが小さくなっていき、よく見るあのカラスになった。え?なんで大人の姿にならなかったのかって?そりゃこの服を着ている状態で大人の姿になったら服が破れちまうじゃないか。
それよりも、とりあえず脱出成功。さてと、どうしようか。・・・とりあえず、このズボンと、おむつなのか?この何重にも重なっている大量のパンツをくちばしで咥えて、家を探索する。暇なときこの能力使って暇つぶせばよかったかもしれないなと、今になって思う。あと、上手くこのズボンとおむつを咥えれているのは器用にしてほしいと頼んだからなのかやら。
なんて考えながら家を徘徊していると、家の外で水の張られたデッカイ桶を見つけた。たらいって言うんだっけ?それにしても、とりあえずこの服共をその水の中に放りこんで、くちばしで服をつまんで、たらいの上をいい感じに旋回してあらう。・・・普通のカラスってこんな小回りに回れないよな?一体どうやって飛んでいるのか。考えても無駄だから、そのまま続けた。ここで大人の姿になってもよかったのだが、帰ってこられたらいろいろと面倒だから変身しない。
そうしてある程度綺麗になると、俺は服を干す。この時だけは流石に大人の姿になった。ちなみに前世の姿だ。とくにいう所もないそこら辺にいるモブAの顔だ。そんなことよりも、手っ取り早く干すのを終わらせた俺は、再び鳥の姿になった。・・・鳥と言ってもドラゴンだが。もちろん、小さいけどね。それと、能力もなんもないハッタリのドラゴンだし、まったく強くない。近所のガキに石投げられても簡単に死ぬだろう。しかし、ドラゴンと言ったら、前方に風を吹かせることができるというのは当たり前だろう。俺って、天才かもしれない。
俺は翼をバタバタと動かして、洗濯物を乾かしていたら、いつの間にか夕方になっていた。しかし、母親は帰ってこない。何かあったのだろうか・・・何か問題でもあったのかな?俺の方は問題発生中だけど・・・
スー、どうやって服を着たらいいのだろう、、、
俺は、赤ちゃん用の服の前で、前世の姿で腰に手を当てて全裸で立っていた。
どうしよう。本当にどうしよう。乾かして取り込むところまではよかった。しかしだ、着ることができない。うん。一回小鳥の姿になって服の中に潜ってから元の姿に戻ったが、変な体制で戻ってしまって上手く服を着れなかった。さてどうしよう。さらに問題発生だ。
帰ってきた母上様と目が合ってしまった。
スー、逃げるか。
俺は脱兎のごとく走り出して、家から離れた。
家の裏に回ってみると、そこは草が生い茂っていた。俺は身をかがめて草むらに潜って息をひそめていたが、ここである事を思いつく。この体のまま体のサイズだけ小さくしたら何とかなるんじゃね?と思ってやってみたらこれが何と大成功。早速服を着ようかと思ったが、一回そのままで、明らかにこっちに逃げましたよ感あふれる足跡や、踏み倒された草をさらに家の奥、森の方へと進める。
そしてやっと俺は服を着て、赤子の姿に戻った。
それから少しの間ぼーっとしていると、知らないおっさんと母が家の角から顔をのぞかせた。
「──────!」
何か言いながら俺に抱き着く母親。その上から知らないおっさんが俺達に抱き着く。もしかして、父親だろうか。おっさんとか言ってすみません。おっと、忘れていた。
「あ、」
と言って、俺は森の方を指さす。
「─?───────」
途中でふっ何か笑っていたように見えた。なにか面白い事でもあったのだろうか。
なんて考えていると突然草の高さが低くなった。いや、切り落とされた。母上様が満足そうな顔をしているから、おそらくこの人のせいなのだろう。もしかして今のって、魔法?魔法か。剣と魔法の世界か・・・興奮してきたぞ?何それ最高じゃねぇか!そういや、テレポートが許可されたんだから魔法があるのは当たり前だよな!
心臓の鼓動がどんどん早くなっていくのを感じる。母親がそれに気づいたのか、顔をのぞかせる。心配してくれているのだろうか。
心配させちゃ悪いと、俺は何とか興奮をしずめる。どうやら鼓動も収まったようで、母が安心した顔を見せる。
そして俺はまた寝室に連れていかれ、寝かされそうになったのだが、おもらしがばれて両親の布団で寝かされた。
「グオオオ」
突然、化け物の叫び声が聞こえた。
おいおい、この世界では朝は小鳥じゃなくて化け物の鳴き声なんですかい。
と思ったが、本当にそれが普通の様で、両親は起き上がって、何か会話をした後、俺をなでて来る。ちょっとだけ恥ずかしいが、悪い気はしない。それが顔に出てしまったのか、くすくすと両親は笑った。平和だなぁ。
さてと、そんな朝を迎えて俺は子供部屋に戻された。両親の部屋に置いておくべきだろうに。子供一人部屋に置いてけぼりにするなんて何を考えているのかやら。
と考えながらも、俺は素直に待機、、、するわけがねぇよなぁ!
変身能力とかは特に問題なく使えた。しかしだ。テレポートは、試してねぇよなぁ?となったら早速実験だ!
まず、テレポートの発動条件を麻雀っぽくしてっつったよね。じゃぁ、とりあえず適当に物をぶん投げる。これはつもってきた牌を思い浮かべる。着地したところにテレポートできるんじゃね?と思ったが、不発。やはりそう簡単にはいかない。
次は適当に物を二つ、少し離れたところにおいて、もう一つをそこにぶん投げてチー!ってやってみたが上手くいかない。はい次!服の糸を3本抜いて、日本並べたら、そこにサッと落としてポン!もちろん不発。そして、もう一本抜いて並べたらカン!も不発。なにも変化なし、、、と思ったが、変化あった。目の前に、ホログラム?なのか分からないが、アニメとかでよく見る青白い板みたいなのが現れた。そこには
《条件が合わないためテレポートを発動できませんでした》
と日本語で書かれている。条件が合わない?は?暗槓だろうがよ。・・・もしかして、麻雀牌じゃないと発動できないとか?
はぁ!?あのクソ神がよ!なに面倒な事してくれてんだよ!わざわざ牌使わなくてもいいじゃねぇか!
でも、発動条件ありにした俺が悪いし、、、自分にも非があるのでこれ以上とやかく言うことはできない。無念・・・
俺は仕方なく、寝ることにした。
次回、一気に時間が経過します。赤子時代はネタがねぇ。
家の周辺 (大雑把)
森森森森森森森森森森森森森森森森 (森は後ろに広く続いている)
草草草草草草草草草草草草
家家家家家家家家
家 家
家 家
家 家
家 家
家家家扉家家家家
道
道道道道道
ここら辺から敷地外




