よくある?王都の散策
今回はデート会
割と普通の日常
次回が普通の日常化はわかりません。
今日はアレク様と王都をデートだ!
大きくなると国民に顔が覚えられて、自由に歩けなくなるから今のうちだけの楽しみになる。
近くにいる護衛は王家からビッテン様、我が家からはマリーが来ている。
マリーは護衛としては役に立たないけど、盾には使えるし買い物するときはマリーの目に頼れば大体間違いはおこらない。
気楽に買い食いは出来ないけど、フラフラと出歩くだけでも十分楽しい。
「アレク様、アレク様あちらに行ってみましょう」
先頭に立って歩きだそうとすると、
「ペロン一人で行くと危ないよ、ほら僕と手をつなごう」
ひゃーそんなこと言われたら惚れてしまいますぅ~もう惚れてるので惚れ直しましたぁ
「ペロンはいつも落ち着いているから、普段と違う姿が見れて誘った甲斐があったよ。さぁ色々と見に行こう」
「うぅそんなことをおっしゃるだなんてアレク様は意地悪ですわ」
いちゃいちゃしながら本日の目的地に向かう。
今日は最近王都の商人のお店を見に行く。なんでも東方の物産を多く扱っているとかで、まず間違いなくお米を扱っている!
転生物で、当方の物産を扱ってるとか確定でしょう!
万が一お米がなかったとしても、お味噌かお醤油を手に入れることが出来ればいいなぁ。
「この辺りでは珍しい物を扱ってるらしいけれど、どんなものがあるんだろうね。良い物があれば仕入れてもいいかもしれないね。」
ふふふ、万能調味料のお醤油はアレク様も気に入ると思いますわ。
なんて考えていたらお店に付いた!
あぁ懐かしい匂いがしますわぁ。
「わぁ不思議な匂いがするね、あの茶色い土は何だろう?麦の粒みたいなものも売っているね。あの黒い液体は何だろうか?」
欲しい物が全部ありますわぁ!!
「どういったものなのかしら?アレク様、店主さんに聞いてみましょう」
くぅアレク様と一緒に来ていなければ、販路を奪って専売にしていたのに…残念
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楽しくお買い物して今は公園で休憩中。
お煎餅を売っていたので、みんなでもぐもぐタイム中。勿論毒見済みですとも。
「へぇ食べた事のない味わいだけど美味しいね」
「紅茶は合わなそうですし先ほどのお店で買った、この緑茶というものでないと美味しさが半減しそうですわね」
「そうだね、まだまだ僕の知らない物が沢山あるんだね。もっと学んでいかないと」
「ふふ、私もがんばりますわよ」
はぁたまには何も考えずにこんな日があってもいいね。
ペロンちゃんスペック1
好きな時に好きなだけ涙を流せる。
ウソ泣きの技術はこの世界で堂々の1位
まぁペロンちゃんが泣いたところで同情してくれるのはお父様と、お母様だけですけどね。