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よくある?お茶会4

お茶会最終回

もうお茶飲んでないしおうちに帰ります。

騎士様とおしゃべりしながら、まったりしているとローラ様とミリア様が部屋にやってきた。

二人がしゃべりだす前に

「先ほどはごめんなさい、食べていたらどうなるかわからなかったの。せっかく仲良くなれたのに

私に巻き込んでしまって…」

ここで好感度を稼ぎすぎない様にする匙加減がむずかしい。

私に惚れられるパターンは困るのだ。

二人には、婚約者に捨てられてもらわないと計画が狂っちゃう。

捨てられた後は、飼ってあげるからそれまで我慢して、婚約者を好きになっていってね。

「ペロン様が謝るようなことではございません」

「そうですぅ私たちはたすけていただいたんですよぉ」

あれぇ?少し好感度稼ぎすぎてるかもしれない…

少し突き放しておかないと。

「ペロリーヌ公爵家は各方面から恨まれていますから、今後はあまりかかわらないほうがいいでしょう。今日だけでも仲良くしていただいてうれしかったですわ、今後お茶会でお会いしても挨拶程度にしておきましょう」

二人とも食い下がってくるけど、家に迷惑がかると説明すると頷いてくれた。

人目がない所で会えたときは、仲よくしようと約束しておいた。

今後の好感度調整は注意していかないとまずいかもしれない。

体調も良くなってきたしそろそろ帰ろうとしていたら、

「ペロン嬢、体調は大丈夫ですか。」

王子がやってきた。

「必ず犯人を見つけ出しますので、安心してください。お茶会も、ペロン嬢が退席してくれていたおかげで無事に終わることが出来ました。」

そうよね、お茶会の場で私が倒れてたら大変なことになってたもんね。

「ペロン嬢、僕はあなたの事を誤解していたようです。噂に惑わされていたなんて情けない」

いや、たぶんその噂間違ってないですよ。

どの噂かな?メイドを虐めてるってやつかな?それとも毒薬を作ってるってやつかな?

使えない物で薬の効果を試してるから、事実なんだよねぇ。

「仕方ありませんわ、そういう家ですもの。でもこうして王子殿下に私を知っていただき光栄ですわ。」

「そういっていもらえると助かるよ。もう少し会話を楽しみたい所ですが、ペロン嬢に無理をさせてはいけないからこれで失礼するね。」

そういって王子は帰っていった。良い印象を与えてるっぽいし、今後もこの調子で行こう。





家に帰ったら、マリーが犯人を捕まえると大暴れしていた。セバスも捕まえに行こうとするから止めるのが大変だった…

お父様とお母様が大人しいと思ったら、王城でひと暴れした後だった。

う~ん行動が早い。

お父様に、恋する乙女モードで王子と結婚したいと伝えたので近いうちに決まることでしょう。

ペロリーヌ公爵家が潰れない、潰されない理由5

メイド・執事の入れ替わりが以上に多い公爵家。

セバスやマリーのように問題児を捨てるのに適している。

自分の家で処理すると外聞が悪いので、公爵家に処理してもらっています。

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