第32話 エリカちゃんとスキー場で2日目
第32話 エリカちゃんとスキー場で2日目
異界とされる第4コースに迷い込んだエリカちゃんと海斗君は山本先生から解放され、
午後になって、普通のスキーコースに山本先生で向かったのだった。
「よかった。 首のないスキーヤーとかいないよ」
「いるわけないでしょ」
いつもとは逆にエリカちゃんに突っ込まれた海斗君だった。
緩やかな坂をのんびりとターンしながら滑るエリカちゃんと海斗君。
特に海斗君は首のないスキーヤーに急傾斜を追いかけられていたので、
普通のコースはかなりのんびりしたペースで滑ることができたのでした(それが普通です)。
雪だるまの呪いと藁人形の呪いと笑いタケで午前中ダウンしていたクラスメイト達も復活して
初心者コースをのんびり滑っていたのでした。
クラスメイトに「海斗君上級者コース行ってきたの?」
「上級者コースって難しくない?」
「うん(命の)上級者コースは(生き残るのが)難しかったよ」
若干クラスメイト達と海斗君の会話に温度差があったのでした。
2日目のホテルでは夜のオリエンテーションとして、フルーツバスケットやトランプ大会(大統領とは無関係です)を
していて。 エリカちゃんは神経衰弱やポーカーは弱かったのです。 喜怒哀楽の激しいエリカちゃんはポーカーフェイスは苦手で、記憶力より直感型なので神経衰弱は驚異の0枚の記録を残したのでした。
みんながケーキを食べている中、エリカちゃんはスルメイカをしゃぶりながら昆布茶ちびちびと飲んでいたのでした。
「一人でだけ親父嗜好がいる……」山本先生がぼやいていたのでした。
2日目をホテルに泊まってから3日目にバスで帰る予定なので、そのまま就寝したエリカちゃんたちでした。




