第16話 エリカちゃんと遠足
第16話 エリカちゃんと遠足
ミッション系スクールから戻ってきたエリカちゃんと海斗君はスクールに留学させた校長先生に引導を入れ、新たな校長先生(4代目)が赴任しました。
エリカちゃんの学年は学校から50㎞程離れた山にバスで遠足に行くことになりました。
小学2年生のためバスを停め、近くのハイキングコースを1周してお弁当を食べるだけの簡単な遠足でした。
「エリカちゃん。紅葉がきれいだね」
「誰の血で紅葉が染めっているのかな?」
「エリカちゃん。怖いこと言わないでよ」
とふたりは会話以外はほほえましくハイキングコースを歩いているのでした。
———― しばらく歩いてお弁当の時間
「近くの山でも景色は綺麗だわ」
「そうだねエリカちゃん」
「あっ。 鹿だ!」
と好奇心のまま駆け出したエリカちゃん
「まってよ~」と追いかけていく海斗君
「生け捕りよ!」とチェーンソーを吹かして鹿を追いかけるエリカちゃん
当然のことながら鹿はチェーンソーを吹かして走ってくる人間にビビッて逃げていくのだが、
エリカちゃんも負けずに追いかけるのだった。
だが、山になれた鹿と人間離れしても人間のエリカちゃんでは足では勝負にならず鹿を見失ってしましました。
海斗君とは一緒だったもののエリカちゃんたちは遭難してしまったのでした。
しばらく山道を歩いて足を踏み外して落ちそうになったのの何とか堪えたエリカちゃんでしたが、
拍子にチェーンソーを落としてしまいました。 下には泉があり何かが落ちた水音がしました。
「あー私のチェーンソーが」とものすごい勢いで山を駆け下りたのでした。
すると泉のほとりに着き
「エリカちゃん待ってよ~」と海斗君が追い付いてきたその時
泉からエンジンが起動中のチェーンソーが頭に刺さり血まみれの女性が出てきたのでした。
けたたましい音が鳴っていましたが、
「あなたが落としたのは金のチェーンソーですか? それとも銀のチェーンソーですか?」
「普通のチェーンソーよ」とエリカちゃんが答えた瞬間
「貴様か! 私の頭にチェーンソーを指したのは」
女性は般若のごとく形相で金のチェーンソーと銀のチェーンソーでエリカちゃんに襲い掛かったのだが、
エリカちゃんは素早くかわし頭に刺さったチェーンソーを抜き一閃して
「チェーンソーとはこう使うものよ」
と泉の精を真っ二つに斬り裂き、金のチェーンソーと銀のチェーンソーを入手して遠足の一行と合流したのでした。
そして先生に勝手に離れてはいけませんと怒られ、バスの中で正座をさせれ怒られたエリカちゃんと海斗君でした。
泉の妖精降臨。
エリカちゃんにとってこの話で怖かったのは先生かも(笑)




