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第15話 エリカちゃんとふたりで逃避行

第15話 エリカちゃんとふたりで逃避行


 ミッション系の学校が危険だと判断したエリカちゃんと海斗君。

しかし、学校の寮は厳しいルールが課せられていたので、寮に入る前に逃げようと二人は話し合ったのだ。 丁度ドレミピザが学校に宅配に来ていたので、宅配のバイクをエリカちゃんと海斗君が盗みバイクで逃げだしました。


 学校の門を出るときにけたたましい警告音が鳴り響き、 シスターの先生であるシスター山田が軽自動車に乗って追跡してきたのだ。


「エリカちゃん。後ろから軽自動車で追ってきているよ」

「逃げるわよ海斗君。 前の車どきなさい!」とチェーンソーの音が鳴り響く。 他の運転手もビビり道を開けたのだが、追跡するシスター山田もそれに続いたのだった。

 軽自動車と宅配ピサの二人乗りでは自動車の方が早いので、

「このままでは追いつかれるわ。 海斗君。狭い道に逃げなさい」

「逃がさないわよ車で撥ねてやるわ、 病室でも懺悔はできるわよね」とシスター山田は危険人物だった。

「あの先生僕たちを轢くつもりだよ……」

 海斗君のハンドルさばきで狭い路地に逃げだ込んだが、 シスター山田の車はそれを追い駐輪していた自転車などを跳ね飛ばして追ってきたのだ。 前方にブロックとT字路が見え始めてエリカちゃんは、まだ後ろを追跡してきているのに気がついた。

「げっ。 あれでも追ってくるの……。 海斗君あのブロック塀にそのまま突っ込んで!」

「どうするのエリカちゃん」

けたたましいエンジン音と共にブロック塀を斬り裂いたのだ。


 バイクは抜けてるが、軽自動車は抜けれない大きさに切ったのだが、なんとシスター山田も壁に突っ込んできたのだ。 ドンと音と主に軽自動車も抜けてきたのだ!

「まだ、追ってくるよエリカちゃん」

 後ろを振り向くと、軽自動車のフロントガラスが割れ額にガラスが刺さり、血を流しながらもシスター山田は追ってきたのだ。

「追いつかれるわ。海斗君私につかまって!」

 車がぶつかる直前にバイクから飛び降りて、チェンソーを近くの電信柱に突き刺して電信柱にぶら下がり回避したエリカちゃんと海斗君。 バイクを巻き込んで近くの壁に突っ込んで煙を上げている軽自動車を見て

「あの先生僕たちを殺す気なの……」

「とにかく逃げるわよ海斗君」


 跡にはひしゃげたバイクと煙を上げている軽自動車と中で気絶しているシスター山田が残されていたが、 ちゃっかりバイクの集金ケースのお金を使い電車で帰宅したエリカちゃんたちであった。


 そしてシスター山田は刑務所に送られたのだった。

交通ルール破りすぎかな?


無免許運転・チェーンソー運転・通行区分違反・窃盗(バイク・宅配のお金)・スピード違反


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