第11話 エリカちゃんと乱世の奸雄
第11話 エリカちゃんと乱世の奸雄
寺で鬼退治をした次の日エリカちゃんはいつも通り学校に通いました。
丁度その日は担任の先生が体調を崩し別の先生が樹上を受け持つことになりました。
その先生は歴史マニアで三国志マニアだったのです。
授業が三国志になってしまい。
小学二年生に三国志を言われてもチンプンカンプンである。 そして、エリカちゃんはうとうとしていたのだ。
気持ちよくうとうとしているときに
「チェーンソー孟徳! 何そのかっこいい名前」と曹操の名を寝ぼけて聞き間違えて目を覚ましたエリカちゃん
「エリカちゃん曹操孟徳だよ……」
「チェーンソーをもって後漢時代を生き抜き三国最大の国を気付いた英雄! かっこいいわ」
と寝ぼけと聞き間違いで盛大な勘違いをしているエリカちゃんであった。
「呂布奉チェン。赤兎馬にまたがりチェーンソーをもち陣中を駆け抜け関羽・張飛・劉備を打ち取ったことから人中の呂布と呼ばれていたんでしょ」
「三国時代にチェーンソーはないよエリカちゃん。 それに3人は死んでないよ……」
「ああ呂布様、チェン操様」とうっとりした目のエリカちゃんだった。
そして授業が終わって疲れ切った海斗君の姿とうっとりしたエリカちゃんの姿があった。
曹操孟徳と呂布奉先です。 当たり前ですがふたりはチェーンソーとは関係ありません。




