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エリカちゃんとふたりで 長編版  作者: 忘れな草
第3章 3年生夏休み
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第120話 エリカちゃんの日記帳

  第120話 エリカちゃんの日記帳


 エリカちゃんは夏休みが終わり学校に登校しました。

 クラスに到着して新学期始まりの挨拶を山本先生が始めて待ちに待った宿題の提出をしたのでした。

 案の定いつもやらかしているエリカちゃんは先生が警戒していたので、宿題も少し確認されたのでした。

 読書感想文、自由研究少し確認して頭痛そうにしていた山本先生でしたが、夏休みの日記帳を確認してお城に行ったエリカちゃんの日記を抜粋すると


  ○月□日

今日は大○城に逝きました。

 お城を見て私なら5分で堕とせそうだと思いました。

 夏休みの日記なので、お城の写真を撮ってみました載せます。

 挿絵(By みてみん)

 

 さて問題です。

 ①この中にチェーンソーはいくつあるでしょうか?

 ②この中に目はいくつあるでしょうか?

 答えは次の日に書きます。


 ○月▽日

 昨日のクイズの答えです。

 チェーンソーの数5つ

 目の数4つです。

 目の数わかりましたか? 目玉妖怪さんは2体ですが、目の数なので私の目もありますよ~。 山本先生わかった~? 2つだと思った? 引っかかった引っかかった、プププププ。


 山本先生はそこを読んでブチッときて日記帳を破りかけ、すんでの所で思いとどまったあと、エリカちゃんに拳骨をおとしたのでした。

 ゴチンと今日ももいい音を立てて涙目でたんこぶを作っている光景を見て、クラスメイト達も新学期が始まったんだと思ったのでした。

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