第9話 エリカちゃんと学芸会 ~桃太郎~
第苦話 エリカちゃんと学芸会 ~桃太郎~
エリカちゃんは七不思議を一通り回ったが、他の七不思議の話を聞かないので、 七不思議を探るのを中断していました。
クラスの学活で学芸会で劇をやることになり、桃太郎が題材になったのでした。
おじいさん(海斗君)が山に芝刈りに行き、おばあさん(エリカちゃんが)川に選択に行くと大きな桃が、どんぶらこっこと流れてきたのでした。 とりあえず桃を回収したエリカちゃんは台所に持っていったはいいけど、デカすぎて包丁で斬れないので、 エリカちゃんは大きなチェーンソーを取り出して桃を斬ったのでした。 桃からおびただしい量の血が出てきて、中から真っ二つになった赤ん坊が出てきたのでした。
海斗君「どうしよう。桃太郎殺しちゃったよ~。 誰が鬼を退治するんだよ!」
エリカちゃん「私が鬼ごと気に負けると思う?」
海斗君「全然」と即答した。
とにかく桃太郎でなく海斗君とエリカちゃんが鬼退治に出かけたのでした。
エリカちゃん「お腹空いたねえ」
海斗君「犬がいるよ」
エリカちゃん「ごはん。ごはん」といってチェーンソーで野良犬を斬って夕ご飯にしたのでした。
次の日はキジが食卓に上がり、 その次の日はサルが食卓に上がったのでした。
鬼退治の旅も進み鬼ヶ島の近くにたどり着きました。 近くの漁師をチェーンソーで脅して船を強奪して鬼ヶ島に向かったのでした。
そして鬼ヶ島にて
鬼の武器はこん棒、それに対してエリカちゃんの武器はチェーンソーです。 はい。勝負になりませんでした。 鬼はチェーンソーでバラバラに解体され退治されました。
めでたしめでたし
先生「コレ。私が知っている桃太郎とちょっと違う」
他のクラスメイト達もエリカちゃんが怖くて何も言えませんでした。




