第3話 裕太の家出
評価、ありがとうございます。
ptうれしいです¥
誰か、テストというものを無くして下さいませんか?
いやー、それにしても大阪は暑いです。
梅雨で34℃は暑すぎでしょ~
日本中節電傾向なのにクーラーつけてもらいました。
東北の方、すいません(_ _)
yuta side
やった、一位や!
これでやっとお父さんに認めてもらえる。
「え、裕太、テスト一位か!すげーな。」
「まあ、勉強毎日10時間したからやねんけどな。
そういう竜介は?」
「俺1時間も勉強してないから、というか
勉強する気ないから。あはは。」
キーンコーンカーンコーン
あれ、竜介誰かと喋ってる?
「おーい、誰と話してんねん?」
竜介は少し間をおいて
「いや、別に。」
と言った。
「んじゃ、一緒に帰ろーや。」
数分歩いて、竜介がいきなり足を止めた。
「なんや、どーしたん?」
「あれ。」
竜介が指さした先には茶髪で緑色の目の少女が立っていた。
「マ、マイネームイズリュースケ。」
彼女は黙ったままだった。
相変わらず、竜介英語勉強してないな~
「下手糞やなぁ。どいてみーや。
Hi.I'm yuta.What's your name?」
彼女は全く反応しなかった。
え?アメリカ人とちゃうんかなぁ。
「あれ、伝わらんなあ。Can you speak English?」
彼女が口を開いた。
「ifvaiafgvouhwvfwstfktudtk?」
ほぇ?英語じゃなかった・・・
こんなん分かるわけない。どーしよ
すると、竜介が話し出した!
「ydikdtrrkut,dcgjxcg?」
「ちょ、竜介何語喋ってんねん?!」
彼女は、またわけわからん言語で話した。
「jyumdrkkyykgytugtytugfygryjsesetserahaho.xtesxhthrddxhetzetxte.」
もうチンプンカンプンや。
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彼女が何かを言い終えたとき、その子と竜介が一緒に消えた。
「勉強しすぎて頭おかしくなったんかな?」
その後ひとりで家に帰った。
「ただいま~。お父さん、テスト一位やったで♪」
テストの結果を渡した。
すると、父の口からは予想とは違う答えが返ってきた。
「お前は馬鹿か!こんなテスト、満点取らないと意味ないだろ!
なにが1位だ。こんなんじゃ、父さんの会社継げないぞ!」
え・・・
俺は驚いた。まさかこんなこと言われるなんて・・・
涙がこみ上げてきた。
「お父さんのアホ!こんなに頑張ったのに
なんやねん!お父さんなんかきらいや!!」
バタンッ!
ううっ
そうや、こんな家出てってやる。
こんなとこ居たくもない!
俺はかばんにパソコンやゲーム、お菓子をはじめとする食糧と
いろいろな道具をかばんに詰め込んだ。
バイバイ、お父さん、お母さん。
行くあてもなくさまよっていると、目の前に竜介ががいた。
「竜介!お前どこ行ってたねん!」
「裕太!
てか、その荷物なに?」
そうや、これしかチャンスはない
絶対つかむんや!
「俺、家出したねん。
頼む!俺もつれてってーや。」
竜介が「マジで?!」みたいな顔をした。
「とりあえず、翻訳魔法かけておく。[]」
え、魔法ってなんや?!
yuta side out
ryusuke side
手でくるりと円を描いた。
「紹介するよ、ルーンだ。」
「はじめまして。」
「ええっ、話せるようになってる!」
俺は今までのことを説明した。
「で、魔界についてくるのか?」
「うん、俺には行くと来ないんや。
それに魔法って何か面白そうやん。」
「それではいきますか。[ミグリニストアリア]」
グオングオングオン
ヒュルルルルル~ドーン!
気が付くと、道にいた。
「ここどこ?」
「アイド王国、魔界。」
「ほ、ほんまにきちゃったぁ。」
「ではお二人とも、住む家を案内します。」
数分歩くと、大きな門の前に来た。
学校から歩いて10分くらいだろう。
「ここになります。広さはあの学校の3分の1くらいでしょうか?」
宮殿のような豪邸があった。
で、でけー
「こんなでかいとこ、大丈夫か?高いんじゃね?」
「そーや、そーや。1円ももってないで?」
「大丈夫ですよ、リュースケ様のお母様のお家ですから。」
「お前の母さん、すごすぎやなぁ。」
うん、俺でもすげーと思う。
その家は20LLDKだ。
「で、裕太も学校いくのか?」
「あたりまえや。行くに決まってるやろ☆」
一応、家にあった簡易魔力測定器でユータの魔力をはかってみた。
属性は雷。
魔力はMP8000だった。
「平均なんぼなん?5000くらい?」
裕太が笑顔で聞いた。
「・・・・・1万くらいです。」
裕太の笑顔がみるみる崩れていった。
「がーん・・・」
「そ、そんな落ち込むなよ、俺なんか0だぜ?」
裕太の顔が少し戻った。
「あ、リュースケ様の魔力はあの測定器じゃはかりきれないですよ。
たぶん、MP2000万以上だと思います。」
裕太の顔がさらに悪化した。
「がががががーん。」
「ばかやろ、今言うなよ!」
その夜、食事は裕太と2人で食べた。
to be continue...
竜王国の王都の名前が決定いたしました。
初めてのアドバイス貰ってかなり感激です!
ありがとうございました。